モダンでスタイリッシュ。2トーンカラーがオススメ!
アウディA1スポーツバック(以下SB)の印象をひと言でいえといわれたら、ボクは「カッコいい_」と答える。シンプルでモダンでバランスのいいたたずまい。そしてシャープでエッジの利いたディテールのコンビネーションは、実にアウディらしい。ただし、この評価には条件がある。それは「ルーフをブラックアウトしたコントラストルーフ」を選んだ場合だ。この条件を満たさない、モノトーンのSBは存在感が弱くなる。それも相当に。
イメージカラーはライトイエローとブラックルーフだ。ボクもこれが、A1SBにいちばん際立った存在感を与えるカラーコンビネーションだと思う。
爽快オープンカー特集。アウディの高剛性イメージを象徴する存在。TTロードスターの2つの個性
インテリアはモダンなデザインだ。ただ、上質感にやや欠ける点は残念だ。多くのユーザーはアウディのインテリアに、上質感や精緻な作り込みを求める。樹脂系素材の質感はその点で物足りない。
室内パッケージングは実用性十分。165cmの乗員が前後に座った状態で後席ひざ元には、こぶし2個分プラスの空間が残る。
加速はスムーズで活発!ワインディングロードを楽しく走れる
試乗モデルは35TFSIのアドバンストとSライン。タイヤは共に 17インチを履いていた。エンジンはターボ過給された 1.5リッター直4DOHC16V。150ps/250Nmを発生し、7速Sトロニックと組み合わされる。
過給エンジンと7速Sトロニックのマッチングは上々だ。加速はスムーズで活発。微妙なアクセルワークにも素直に追従してくれる。ワインディングロードでの頻繁かつ微妙なパワーコントロールにも苦労する心配はない。
フットワークもいい。アドバンストで走り出してすぐ感じたのは、「体幹」がしっかりしていて、足はしなやかに動くという点。加えて、ロールが少ない。気持ちよく、無駄のない身のこなしをする。ブレーキは安定している。ブレーキを残したターンインもよく決まる。ステアリングは軽快で正確だ。とにかく、ワインディングロードを走るのが楽しい。
乗り心地は少し固めの感触だが、粗さはない。高速でのあおりもワンアクションでスムーズに抑え込む。走り味、乗り味ともに文句なしという仕上がりだ。
Sラインは、アドバンストよりも足を固めている。全体的な素直さといった点ではアドバンストのほうが勝り、Sラインは乗り味にも少し角を感じるところがある。しかし、強引にこじってみたりするとSラインのほうが無理は利く。まあ、「お好きなほうをどうぞ_」といったところだ。
A1SBは、スタイリッシュで走りが楽しい。これで、インテリアの質感にいっそうの磨きがかかれば文句なしだ。
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みんなのコメント
買ったら負けのブランド。
徹底的に馬鹿にされてるよね、このメーカー。