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「新型モデル試乗」アウディのニューカマーA1スポーツバックをプレミアムカーと呼ぶ理由

掲載 更新 13
「新型モデル試乗」アウディのニューカマーA1スポーツバックをプレミアムカーと呼ぶ理由

モダンでスタイリッシュ。2トーンカラーがオススメ!

 アウディA1スポーツバック(以下SB)の印象をひと言でいえといわれたら、ボクは「カッコいい_」と答える。シンプルでモダンでバランスのいいたたずまい。そしてシャープでエッジの利いたディテールのコンビネーションは、実にアウディらしい。ただし、この評価には条件がある。それは「ルーフをブラックアウトしたコントラストルーフ」を選んだ場合だ。この条件を満たさない、モノトーンのSBは存在感が弱くなる。それも相当に。
 イメージカラーはライトイエローとブラックルーフだ。ボクもこれが、A1SBにいちばん際立った存在感を与えるカラーコンビネーションだと思う。

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 インテリアはモダンなデザインだ。ただ、上質感にやや欠ける点は残念だ。多くのユーザーはアウディのインテリアに、上質感や精緻な作り込みを求める。樹脂系素材の質感はその点で物足りない。
 室内パッケージングは実用性十分。165cmの乗員が前後に座った状態で後席ひざ元には、こぶし2個分プラスの空間が残る。

加速はスムーズで活発!ワインディングロードを楽しく走れる

 試乗モデルは35TFSIのアドバンストとSライン。タイヤは共に 17インチを履いていた。エンジンはターボ過給された 1.5リッター直4DOHC16V。150ps/250Nmを発生し、7速Sトロニックと組み合わされる。
 過給エンジンと7速Sトロニックのマッチングは上々だ。加速はスムーズで活発。微妙なアクセルワークにも素直に追従してくれる。ワインディングロードでの頻繁かつ微妙なパワーコントロールにも苦労する心配はない。

 フットワークもいい。アドバンストで走り出してすぐ感じたのは、「体幹」がしっかりしていて、足はしなやかに動くという点。加えて、ロールが少ない。気持ちよく、無駄のない身のこなしをする。ブレーキは安定している。ブレーキを残したターンインもよく決まる。ステアリングは軽快で正確だ。とにかく、ワインディングロードを走るのが楽しい。
 乗り心地は少し固めの感触だが、粗さはない。高速でのあおりもワンアクションでスムーズに抑え込む。走り味、乗り味ともに文句なしという仕上がりだ。

 Sラインは、アドバンストよりも足を固めている。全体的な素直さといった点ではアドバンストのほうが勝り、Sラインは乗り味にも少し角を感じるところがある。しかし、強引にこじってみたりするとSラインのほうが無理は利く。まあ、「お好きなほうをどうぞ_」といったところだ。
  A1SBは、スタイリッシュで走りが楽しい。これで、インテリアの質感にいっそうの磨きがかかれば文句なしだ。

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みんなのコメント

13件
  • 何か内装の加飾、ちゃんとしたサテンメッキ? 艶の具合からメッキ塗装にしか見えず安っぽい。これじゃトヨタと変わらなくプレミアム感が少なくなってしまうから実車で確認しよう。
  • 業界からも評判の悪いアウディ。
    買ったら負けのブランド。

    徹底的に馬鹿にされてるよね、このメーカー。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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