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トヨタ「カローラ」を超本格オフロード仕様に!? 本当に作っちゃった ! レンダリングから爆誕した「AWDROLA」がスゴイ

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トヨタ「カローラ」を超本格オフロード仕様に!? 本当に作っちゃった ! レンダリングから爆誕した「AWDROLA」がスゴイ

■CGじゃない! 実際にオフロードを爆走する最強の「カローラ」とは

 SNSなどには日々さまざまな自動車のカスタムイメージCG(レンダリング)が投稿されていますが、とある一枚のレンダリングが話題となったことが切っ掛けに、実際にそのカスタムを実現してしまった男性が存在します。

【画像】CGじゃない! 本当に作った「カローラ超本格オフロード仕様」がカッコいい!(34枚)

 そのクルマは、トヨタ「カローラ GT-S(AE92)」を本格的なオフロードでも走行可能なようにカスタマイズしたクルマだといいます。

 アメリカに在住するランディ氏は、1989年式の「カローラ GT-S(AE92)」に乗るクルマ好きの男性で、オフロードカー向けの照明メーカー「KC HiLiTES(ケーシーハイライト)」に勤めています。

 彼は2020年、SNSに投稿された一枚の「AE86」のカスタムイメージCGを見て、それが多くの人の関心を集めていることを知りました。

 そのイメージCGのAE86は、リフトアップされたボディに巨大なオフロードタイヤを履かせた迫力の溢れるスタイルを持っており、ルーフに搭載したキャリアやホイールからもタフさを漂わせる、とにかく純粋に「カッコいい!」と思わせるものだったといいます。

 このイメージCGに衝撃を覚えたランディは、すぐさま同僚のアルベルト氏と従兄弟のウィル氏に連絡を取り、自らが乗る「カローラ GT-S」を大改造することでCGを現実に再現しようと動きだしたのです。

 しかし早速カスタムするべく動き出したものの、その道程は容易いものではありませんでした。

 2020年はまさに世界中がコロナ禍の真っ最中だったため物流は滞っており、カスタム用の部品がとても満足に届きません。

 まず手始めに駆動方式をAWDへと変更する改造が必要で、これは当初一ヶ月で完了する予定だったところがなんと4ヶ月もかかりました。その後も様々な部品の到着がずれ込んだため、車両の完成にはさらに一年もの期間を追加する必要がありました。

 しかしその間も駆動方式を移植するための車両を用意し、ビルドに関わる専門家からのアドバイスをもらうなど3人は熱心な活動を続け、ついに2022年6月にはオレゴン州で毎年恒例開催されるオフロードカーイベント「THE GAMBLER」にてカローラ GT-Sのカスタムカーを発表することに成功しました。

 完成したその姿は、制作のきっかけとなったイメージCGをも上回る存在感のあるデザインとなり、装着された215/65Rサイズの極肉厚16インチオフロードタイヤは悪路での走破力を遺憾なく主張しています。

 フロントとリアにはパイプで製造されたプロテクションバンパーが取り付けられ、たとえ岩壁や動物に衝突しても車体を守る堅牢な強さを持っています。

 またルーフには積載性の高いキャリアが装着され、そこには「KC HiLiTES」のオフロードライトを6個設置。デザイン性の高さとともに明かりのない夜間走行での活躍が想像できます。

 さらに車内にはロールケージが取り付けられ、オフロード走行につきものの横転にもしっかり備えています。

※ ※ ※

 ランディ氏はこの自慢のクルマを「AWDROLA」と名付け、その後「Off-Road Expo」や「SEMAショー」でも出展。

 勤務先の「KC HiLiTES」の宣伝も兼ねて今後も「AWDROLA」を展示するツアーをおこなっていくといいます。

 このカスタムに使用された部品などは写真つきで公開されているので、今後同様のカスタムをおこなおうとする人には大きな参考となるかもしれません。

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