12月1日、スーパーGT関係者の日頃の努力を労うシーズンエンドイベント『SUPER GT HEROES 2023』が都内にて開催。ドライバー、監督といったチーム関係者をはじめ、シリーズスポンサーやオーガナイザー、運営役員といった様々な“ヒーロー”が集結した。
イベントはプロモーターであるGTアソシエイションの坂東正明代表の挨拶から始まり、タイトルスポンサーであるオートバックスセブンの小林喜夫巳会長、自由民主党モータースポーツ振興議員連盟の古屋圭司会長らも登壇。それぞれがモータースポーツを文化として根付かせ、ファンを増やし、より一層業界を盛り上げていきたいと抱負を述べた。
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その後はサポートレースのFIA F4も含めた表彰に移っていき、それぞれの成績上位者が表彰を受けた。また、スーパーGTで活躍したメカニックを表彰する『ZF Award of the Year』は、GT500クラスのチャンピオンに輝いたTGR TEAM au TOM'Sのメカニックが受賞した。またZF Awardには特別賞も設けられ、8月の富士戦の火災で車両が大きく損傷しながらも、復帰を決意して不屈の精神で奮闘していることが評価されたHOPPY team TSUCHIYAが受賞した。
続いて、aprの監督でGTエントラント協会の会長である金曽裕人氏が登壇。「いつかは必ず終わる」ものばかりの中で、レースの文化を絶やさず継承していくため、関係者に協力を呼びかけた。そして「2024年度も、新たにチームが3チーム増えます。新しいクルマ、新しいドライバーも出てきます」として、「筋書きのないエキサイティングなレースを継承していきたいと思っていますので、ご期待いただければと思います」と締め括った。
また各クラスのチャンピオンドライバーも壇上に立ち、レースに向けた思いを語った。GT500クラス王者の坪井翔、宮田莉朋組(36号車au TOM'S GR Supra)は、宮田がFIA F2テスト参加のため欠席し、坪井ひとりでの登壇。坪井は「彼(宮田)がF2で活躍することで、スーパーGTのレベルの高さを証明することになると思うので、頑張って欲しいです」として、さらに次のように述べた。
「今は海外に行くことがステップアップだと捉えられがちですが、スーパーGTをさらに盛り上げ、レベルの高いものにして、海外の選手から『日本のスーパーGTに出たい、スーパーGTが一番上のクラスだ』と認めてもらえるようなレースにしたいです」
関係者たちが、他カテゴリーも含めて一体となり、日本のモータースポーツの価値を高めていく。そんな思いを共にしたところで、イベントは閉会となった。
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