ホンダは2020年7月31日、8月中に発売を予定している電気自動車「ホンダe」に関する情報をホームページで先行公開しました。
RR駆動方式で俊敏な走り
アウディ 初の電気自動車「e-tronスポーツバック」を9月17日に発売
ホンダeは、都市型コミュータータイプのコンパクトな電気自動車として提案されたEVです。その特長は、新しい時代感覚を体現したシンプルかつレトロモダンなデザイン、パワフルで俊敏な走り、都市部に最適な取り回しの良さなどを電気自動車専用のプラットフォーム(e-プラットフォーム)、リヤアクスルに駆動用モーターを配置したRR駆動方式により実現しています。
2画面の大型タッチパネルモニター「ワイドスクリーン ホンダ コネクトディスプレー」や、ドアミラーに代わるサイドカメラミラーシステムなど先進的な機能を搭載。また、AIによる音声認識と情報提供を行なう「ホンダ パーソナル アシスタント」など先進のコネクテッド技術を備えています。
ヨーロッパでは発売済み
このホンダeは、ヨーロッパでは2019年9月から受注を開始しており、2020年3月頃から納車が開始されています。ヨーロッパでの価格は、ベースモデルが420万円、上級のアドバンスが448万円(いずれもEV補助金なしの車両価格)。
ボディサイズはBセグメントの5ドア ハッチバックで、全長3895mm、全幅1750mm、全高1510mm、ホイールベース2530mmで、RR駆動方式を活かし最小回転半径は4.3mと軽自動車並の小回り性能を備えています。
モーター出力は136ps/315Nmで、大トルクを生かした俊敏な動力性能を実現。0-100km/h加速は8.3秒、最高速は145km/hと発表されています。
搭載するバッテリー容量は35.5kWhで、航続距離はヨーロッパWLTPモードで220kmとされているため、日本のWLTCモードでは250km程度と考えられます。搭載するバッテリー容量を抑えたことで車両重量は1510kg~1545kgと、EVとしては軽量に仕上げられています。
RR駆動の俊敏な走りがどのようなフィーリングか、期待が高まります。
ホンダ e 先行公開WEBサイト
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