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斬新「SUVミニバン」なぜ人気? 国産車にライバル無し? 次期モデルも注目される 三菱を代表するモデルとは

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斬新「SUVミニバン」なぜ人気? 国産車にライバル無し? 次期モデルも注目される 三菱を代表するモデルとは

■唯一無二の存在と言える三菱「デリカD:5」とは

 ミニバンとSUVの要素を兼ね備えた唯一無二の存在と言える三菱「デリカD:5」。

【画像】カッコいい! これが斬新「SUVミニバン」です。(45枚)

 現行モデルは、2007年に登場した5代目ですが、いまでの同社で人気のモデルです。その魅力とはどのようなものなのでしょうか。

 日本自動車販売協会連合会が2024年8月6日に発表した「乗用車ブランド通称名別順位 2024年7月分」において、三菱で最も売れたのは全体35位のデリカD:5で、1495台となり前年比117.3%となっています。

 前述の通り現代のデリカD:5は、2007年にデビューし2024年で17年目を迎えるロングライフモデル。

 一般的な国産車のモデルライフは4年から6年と言われており、商用車でも無い限り、販売台数は減少するのが普通です。

 それでもデリカD:5は、コロナ禍前後、そして現在でも堅調な販売台数を維持するほか、三菱の普通車(乗用車)では最も売れているモデルとなっています。

 2007年の登場以降の大きな変化としては、2018年11月21日にフェイスデザインを始めとするデザインやパワートレイン、静粛性などを大幅に改良しました。

 その際にはユーザーから「デリカらしくない」「前の方が良かった」など声が相次いだものの、結果的には現在も人気のモデルです。

 また最近では、2023年11月24日に安全機能に関する一部改良に加えて特別仕様車「CHAMONIX」を設定しました。

 なおデリカD:5のスペックは、ボディサイズは全長4800mm×全幅1795mm×全高1875mm、ホイールベース2850、最低地上高185mm。

 パワートレインは2.2リッターディーゼルターボエンジンに4WDを組み合わせた仕様です。

 以前まではガソリン車も設定されていましたが、販売比率の大きくがディーゼル車だったという背景から現在ではディーゼル車のみとなっています。

 そんなデリカD:5の現状について、首都圏の三菱販売店は次のように話しています。

「デリカD:5を検討されるお客様の多くは、多人数乗車が出来て多少の悪路も走れる走行性能を求める傾向があります。

 また昨今のアウトドアや車中泊の追い風もあり、検討されるお客様もいます。

 他社のミニバンも検討されて『デリカのデザインが良い』と購入頂けるケースも見受けられます」

 また関西圏の三菱販売店は次のように話しています。

「2023年に登場したデリカミニが大きな話題になったことで、そのアニキ分と言えるデリカD:5に興味を持たれたお客様もいました。

 このサイズの他社ミニバンと比べると圧倒的にタフ感やアウトドア要素があり、そのような趣味を持たれている人から人気があります」

※ ※ ※

 このように唯一無二の個性を持つデリカD:5ですが、ユーザーからは「そろそろフルモデルチェンジを…」という声も聞かれています。

 そうした中では2023年10月-11月に開催された第1回「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」で三菱は「MITSUBISHI D:X Concept」を世界初公開しました。

 このモデルについて三菱は「未来のDELICA(デリカ)をイメージしたコンセプトカー」と説明しており、今後のデリカD:5を示唆していることがわかります。

 見た目は「絶対安全大空間×絶対走破性」をコンセプトとして大空間キャビンとそれを守るプロテクティブボディをデザインに盛り込んでいます。

 またパワートレインはPHEVシステムを採用することで、日常域ではEV走行、長距離ではHV走行とすることで、行動を制限しない電動モデルの“冒険”を実現させるとしていました。

 また、三菱の独自技術「S-AWC」を備えた電動4WDシステムの採用も明かされており、次世代デリカの登場にも期待を寄せるものでした。

 その後、2024年5月16日に米国三菱が発表した「Momentum 2030(北米計画)」のシルエットではD:X Conceptらしきモデルも見られており、近い将来に登場する可能性も高そうです。

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みんなのコメント

4件
  • 投資家のコメント
    発売から17年経つのにすごいな、デリカは。エルグランドとは大違いだ。
  • ******
    人気では無いでしょ
    販売ランキングもかなり低いし
    だから競合会社も手を出さないジャンル
    だからこそコアなファンには堪らないクルマなんだと思う
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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