6月23日、宮城県のスポーツランドSUGOでスーパーフォーミュラ第3戦「東北大会」が開催された。レースは序盤にクラッシュが相次いで赤旗中断。そのまま再開されず終了となった。
予選日はドライコンディションで行なわれたSUGO戦だが、決勝日は雨と霧によって悪コンディションとなった。午前中のフリー走行では岩佐歩夢(TEAM MUGEN)が、昼のウォームアップでは山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING)がコントロールを失いクラッシュ。山本のクラッシュに伴うガードレールの修復でスタート進行は遅れた。
■天候不良のスーパーフォーミュラ第3戦SUGO、山本尚貴がクラッシュし決勝前ウォームアップが中断。ドライバーは大事に至らずも、コース修復でスタート進行遅延
予選でポールポジションを獲得したのは野尻智紀(TEAM MUGEN)。2番グリッドには岩佐が続き、グリッド2列目には坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が並んだ。グリッド上でも霧雨が降り続ける中、当初の予定から1時間ほど遅い15時35分からフォーメーションラップがスタートした。なお、マシンにダメージを負った山本は出走を見送ることになった。
スタート直前になってコース周辺の霧が一際濃くなってくる中、レースはセーフティカー先導の下でスタートすることに。セーフティカーは徐々にスピードを上げながら先導を続けたが、ドライバーからは無線で視界の悪さが改善されないと指摘する声が口々に上がっていた。
レース5周目でセーフティカーのライトが消え、6周目から先導が解かれて各車加速していった。しかし8番グリッドの大嶋和也(docomo business ROOKIE)が、昼の山本と同じく最終コーナーでスピンしてクラッシュ。これで再びセーフティカーがコースインとなった。なお大嶋は自力でマシンを降りた。
13周目には再びスタートが切られたが、今度は阪口晴南(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)が最終コーナーでクラッシュ。阪口も自力で歩いてマシンから降りたが、これでレースは赤旗中断となった。
その後、16時25分ごろにスーパーフォーミュラを主催する日本レースプロモーションの近藤真彦会長が登壇。ガードレールの修復に時間がかかること、そしてドライバーの安全を担保できない状況ということから、レースはこの赤旗をもって終了となるとアナウンスした。
レースは12周終了時点の順位で確定。優勝野尻、2位岩佐、3位坪井となった。なお周回数不足のため、獲得ポイントはハーフポイントとなる。
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