車種別・最新情報 [2023.05.11 UP]
アルピーヌ センターシートのBEVコンセプトカー「A290_β」公開
スズキ ソリオ/ソリオ バンディット 一部仕様変更 安全機能強化など
アルピーヌ A290_β
アルピーヌは現地時間の5月9日、バッテリーEV(BEV)のスポーツコンセプトカー「A290_β(A290ベータ)」を公開した。
日常利用にも適した「エレクトリックホットハッチ」
A290ベータは、アルピーヌが掲げる次世代EVシリーズ「ドリームガレージ」の第1弾で、日常的な運転からサーキット走行まで幅広く乗りこなせるというエレクトリックホットハッチ。
すべてのドライバーの競争心を刺激し、スポーツカーの概念を再構築する、アルピーヌの歴史の新たな章を開くモデルであると自負する。
パフォーマンスに重きを置いたエクステリアデザイン
ボディサイズは全長4,050mm、全幅1,850mm、全高1,480mmというコンパクトなサイズ感で、短いホイールベースと広いトレッドが特徴。
アルピーヌがこれまで培ってきたスポーツカー開発のノウハウを活かし、筋肉質なシェイプと技巧的なディテールを組み合わせて、ダイナミック感のあるモダンな造形を作り上げた。
フロントでは、歴代のA110やレーシングカーに由来するという2対のX型ライトセットを搭載。このデザインに近いものが市販車にも採用されるという。
リアライトもレーシングカーのA470にならった縦型のデザインを採用。そしてリアガラスの中央に伸びるブレーキランプも特徴的なデザインだ。
カラーリングは山脈に積もる新雪のような光沢感のあるホワイトを基調に、岩肌のようなデザインのカーボンパーツとコントラストを成している。
強烈なインパクトのセンターシート
インテリアでは、フロント中央に配した運転席が強烈なインパクトを放つ。その両側に後部座席が配置されており、乗員数は3名となる。
この配置によってドライバーがより運転に集中でき、そのほかの乗員が副操縦士のようにドライバーの運転を観察してクルマとの一体感を追体験する効果があるのだという。
車内はブルーとマゼンタのライティング、そして矢印型のダッシュボードでセンターラインを強調。
コックピットはレーシングカーから着想を得て、ミニマルでありながらパフォーマンスと効率性を重視したレイアウトとなっている。
なお、シートは軽量性にこだわるアルピーヌらしく、フルカーボン仕様だ。
2024年より生産開始予定
ドリームガレージのシリーズはコンパクトスポーツカーのA290ベータに加え、GTクロスオーバー、そしてA110の後継モデルがラインナップされ、いずれも電動モデルとなる。
A290ベータについては今後開発が進められ、2024年にフランス・ドゥエーで生産開始の予定としている。
動画でA290ベータをチェック!
プレゼンテーション
プロモーションビデオ
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