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ルクレール、”今までで最悪”のシーズン序盤を嘆く「今はまず、無事にレースを終えるのが最優先だ……」

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ルクレール、”今までで最悪”のシーズン序盤を嘆く「今はまず、無事にレースを終えるのが最優先だ……」

 F1オーストラリアGPは波乱の展開となったが、フェラーリのシャルル・ルクレールはその最初の犠牲者であり、その後の混乱をコース外から見守ることになった。

 彼は7番グリッドから決勝に臨んだが、オープニングラップのターン3でアウト側からランス・ストロール(アストンマーチン)を交わそうとした際にストロールと接触。グラベルに投げ出され、早々にレースを終えてしまったのだ。

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 ルクレールは開幕戦バーレーンGPでマシントラブルに見舞われリタイアしており、開幕3戦で獲得したのは6ポイント。3戦で2勝をマークした昨年とは比較すべくもないが、内容も含めれば彼がザウバーからF1デビューした2018年(開幕3戦で13位・12位・19位)よりも酷いシーズン序盤だと言えるかもしれない。

「悔しいよ。明らかにこれまでで最悪のシーズンスタートだ」と、ルクレールは語る。

「たった6ポイントしか獲れていないんだ。フラストレーションが溜まるよ」

 ストロールはルクレールとチームメイトであるフェルナンド・アロンソの間に挟まれていたため、ターン3でのルクレールとの接触はレーシングインシデントと判断され、ペナルティは出されなかった。

 ルクレールもストロールに非がないことを認め、ターン3アウト側に突然生まれたギャップを狙ったのだと説明した。

「ターン1では、リスクを負いたくなかったのでイージーに走っていた」

「ターン3では正直なところ、オーバーテイクをするつもりはなかったんだけど、前にクルマがいたからフェルナンドが大幅に減速しなければならず、その後ろにいたランスもそうだった」

「それでアウト側にギャップが生まれたのが分かったから、それを狙ったんだ」

「残念ながらフェルナンドは、ブレーキング終了間際にさらにマシンを減速させなければならず、ランスはフェルナンドと僕の間に入り込んでしまい、接触してしまった」

「ランスのせいにはしていない。レーシングインシデントだと思う。でも、結果的にノーポイントで帰ることになったので、とても悔しい」

 ストロールもこの件に関して「正直なところ、レーシングインシデントだと思う」と同意した。

「ターン3に入るとき、彼とフェルナンドの真ん中でブレーキングしていた。僕は動いていなかったけど、挟まれるような形で接触してしまった」

「彼にとっては不運だったけど、僕にとってはダメージも何もなくラッキーだった」

 今年こそレッドブル&マックス・フェルスタッペンを打倒し、チャンピオン獲得を狙っていたルクレールだが、今はトラブルや問題なく過ごすことに焦点を移しているという。

「今のところ、長期的な目標を考えるよりも、ペナルティや問題なくレースを終えることが最優先事項だと思う」と彼は付け加えた。

「そして勢いに乗ってから、何が可能か考えてみるんだ」

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みんなのコメント

1件
  • レッドブルのマックスが 速過ぎる
    ポイントよりも まず必要なのはスピードだが、ルクレールより エンジニアの能力が問題だ、RBに視えていて フェラーリには視認できていない事がある、それを早く見付けることが最優先で 順位はその後だ
    バジェットキャップもあり お金には困っていないから、賞金は減るがランキングは低い方が 空力開発テストの時間が増えていい
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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