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今年は9月開催!新旧ポルシェが横浜赤レンガ倉庫に集結した「エキサイティングポルシェ2024」

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今年は9月開催!新旧ポルシェが横浜赤レンガ倉庫に集結した「エキサイティングポルシェ2024」

運営元:外車王SOKEN
著者 :松村 透

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2007年から横浜赤レンガ倉庫で開催され(※過去には大阪でも開催)、今年で17回目となる「エキサイティングポルシェ2024(EXCITING PORSCHE/略称:EXP)」の模様を取材してきました。



例年であれば11月開催ですが、今年は9月1日となりました。猛暑日を覚悟していましたが、週間天気予報ではなんと雨予報。しかも台風が接近しており、イベント当日は予報どおり雨に…。



■迷走台風を回避して無事に開催!17回目となるエキサイティングポルシェ2024

近年まれに見る(…というよりも史上初?)迷走台風10号のおかげで、公共交通機関や主要道路は運休や通行止めを余儀なくされ、富士スピードウェイも8月31日および9月1日は臨時休業となったとか。横浜行きたくても行けるか目処がつかないということで、遠方の方の多くは泣く泣く参加を断念したようです。



そんな迷走台風の余波を受けつつも、無事「エキサイティングポルシェ2024」が開催されました。今年も、可能な限りエントリーしたポルシェを撮影してきました。



■イベント当日は「雨のちくもり」

昨年同様、今年のエキサイティングポルシェ当日朝の天気は雨。筆者もエントリーしていましたが、今回も雨のため参加を断念。取材に専念しました。終日、雨が降ったりやんだりだったものの、午後からはやみ間も増えてきてようやくエキサイティングポルシェらしい雰囲気に。横浜赤レンガ倉庫で雨に濡れるポルシェも画になりますが、ギャラリーが少ないと寂しいですから。



■エキサイティングポルシェ2024:ポルシェ911(ナロー)編

今回、356Pre-AやカレラRS 2.7など、さまざまなクラシックポルシェがエントリーしていました。しかし、悪天候のために多くの方が参加を断念したようで、今回のエントリーは少なめ。雨が降ったりやんだりのなか、参加されたオーナーの皆さま、本当におつかれさまでした。



■エキサイティングポルシェ2024:ポルシェ911(930)編

1974年のデビューから今年はちょうど50年。アニバーサリーイヤーということもあり、数多くの930型がエントリーしました。初期のモデルからカレラ、ターボとさまざまな930が集結。なかにはフラットノーズや'74RS 3.0ルックと思しき個体も。最新のモデルと比較するとかなりコンパクトに映るんですが、単体でたたずんでいると930ってサイズ以上に存在感がありますよね。



■エキサイティングポルシェ2024:ポルシェ911(964)編

例年はエントリー台数が多めの964型も、今年は少なめ。964も気づけば30年選手。貴重な存在となったオリジナル度高めの個体や、シュトロゼックのコンプリートモデルもエントリー。



■エキサイティングポルシェ2024:ポルシェ911(993)編

964型と同様に、比較的エントリー数が多いはずの993型も今年は少なめでした。参加比率も水冷モデルの方が高くなってきた感がありますね。エントリーしていた個体はいずれも独自のモディファイを加えた個体ばかり。ホイールが変わるだけで雰囲気もずいぶんと違って見えます。



■エキサイティングポルシェ2024:ポルシェ911(996)編

エンジンが水冷化された初の911でもある996型。気づけばこのモデルもクラシックポルシェの仲間入りです。今となっては懐かしさすら感じる前期モデルのカレラや、GT3およびGT2、ゲンバラのコンプリートモデルもエントリー。



 



■エキサイティングポルシェ2024:ポルシェ911(997)編

996だけではありません。997型もクラシックポルシェのカテゴリーに属するモデルとなりました。昨年と同様に今年も997型のエントリーは少なめでしたが、ターボやGT3などのスペシャルモデル以外に、独自のモディファイを加えた個体の姿も観られました。



Porsche Classic

https://www.porsche.com/japan/jp/accessoriesandservice/classic/



■エキサイティングポルシェ2024:ポルシェ911(991)編

996/997型の参加台数が少なかった分、991型は今年も台数が多め。空冷911が高くなりすぎてしまった今となっては、991型が中古車として魅力的なポジションにあるのでしょうか。前期/後期モデル、ターボ、GT3、RUFなど、バラエティ豊かなカテゴリーでした。



■エキサイティングポルシェ2024:ポルシェ911(992)編

そして現行モデルにあたる992型。最新のGT3RSがエントリーしており、注目を集めていました。その他、タルガやカブリオレ、カレラTなど、数は少ないながらもこちらもバラエティ豊かなラインナップとなっていました。



■エキサイティングポルシェ2024:ポルシェ924/944/968/928編

常連組の924が今年も雨のなかエントリー。944が4台、928が2台集まるのも、エキサイティングポルシェならではの光景。今回。968のエントリーがなったので、オーナーの方、来年はぜひ!



■エキサイティングポルシェ2024:ポルシェボクスター&ケイマン編

年々、参加台数が増えつつあるボクスター&ケイマン。初代ボクスター(986型)が参加しているかと思いきや、スパイダーRS、ケイマンGT4などが展示されていたり。レアなモデルの個々の違いを見比べられるのもエキサイティングポルシェならではの光景です。



■エキサイティングポルシェ2024:ポルシェタイカン&パナメーラ編

エキサイティングポルシェ2024では、タイカンとパナメーラが1台ずつエントリー。セダンということもあるけれど、この2台は911などと並べるととにかく大きい。そして、紛う方なきポルシェ一族のデザインなんだと実感させられます。



■エキサイティングポルシェ2024:ポルシェライフを支える各ショップ

年代やモデルを問わずポルシェライフを支える各ショップも、雨のなかブースを出展。普段はネットでしか見られないアイテムを直に触れることができたり、なかには掘り出しモノがあったり…。普段聞けないこと、疑問に思っていることをプロフェッショナルに相談できるまたとない機会でもあります。ポルシェオーナーはもちろんのこと、ポルシェオーナー予備軍の方も多いに参考になるはずです。



■エキサイティングポルシェ2024:まとめ

台風くずれの熱帯低気圧が接近し、イベント当日の午前中は強い雨にも見舞われたエキサイティングポルシェ2024。例年とは異なり9月上旬の開催なので、肌寒さを感じることがなかった分、蒸し暑いくらいの陽気でした。



エキサイティングポルシェに限らずですが、イベントの運営スタッフが全力で頑張ったとしても、一部の参加者やギャラリーの迷惑行為が決定打となり、来年以降の開催ができなくなってしまいます。参加しているだけでは分からないかもしれませんが、それくらい「紙一重な状況」だと認識する必要がありそうです。



参加者の皆さま、各ショップの皆さま、そして運営スタッフの皆さま、今年も本当におつかれさまでした。



次回の開催は…関西以西の方に朗報!2025年3月30日(日)神戸メリケンパークです。詳細は随時発表されることになりますが、期待して待ちましょう!



[ライター・撮影/松村透]

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