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スバル新型「アウトバック」はゴツくてカッコいい! 好印象の裏にあるちょっとした不満とは

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スバル新型「アウトバック」はゴツくてカッコいい! 好印象の裏にあるちょっとした不満とは

■北米から2年遅れで日本導入となった新型アウトバック

 スバルのフラッグシップ「レガシィ アウトバック」(以下、アウトバック)が7年ぶりにフルモデルチェンジし、2021年10月7日に正式発表されます。

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 新型モデルは6代目となりますが、北米では2019年にすでに発売されており、ついに日本でも発売されることになりました。

 新型アウトバックについて、ユーザーはどのような感想を抱いたのでしょうか。アンケートを実施して、ユーザーの意見を聞いてみました。

「2021年9月2日にスバル新型「レガシィ アウトバック」の日本仕様が初公開されました。このクルマのデザインについてどう思いますか?」という質問では、「とてもカッコ良い」と回答した人が42.5%、「まあまあカッコ良い」が40.0%、「あまりカッコ良いと思わない」が15.0%、「まったくカッコ良いと思わない」が2.5%と、8割以上の回答者が好印象を抱いたことがわかります。

 なかでも、「先代の良さを生かしつつ、細部の質感が向上してより洗練されたデザインになった」「ちょうど良いゴツさ」「ガンダムっぽくて、ソリッドかつボリューミーでかっこいい」など、上質感とワイルドさが共存するスタイルを評価する声が多かったです。

 一方で、「レヴォーグとかフォレスターのヘッドライトじゃなくて良かった」「最近のスバル車はライトの形に個性を持たせているのだろうが、まったくデザインとして昇華できてない」といったコメントも見受けられました。

「新型レガシィ アウトバックについてどのようなことを期待しますか?」(複数回答)という質問では、もっとも多かったのが「高速道路の渋滞時に手放し運転可能なアイサイトX標準装備」(65.0%)です。

 レヴォーグに続き、新型アウトバックにも3D高精度地図データを採用した高度運転支援システム「アイサイトX」を搭載。

 高速域でレーンチェンジを支援する「アクティブレーンチェンジアシスト」や、コーナー手前で最適速度に調整する「カーブ前速度制」、料金所手前で減速する「料金所前速度抑制」、渋滞時に50km/hまで手放しが可能な「ハンズオフアシスト」、渋滞時に自動で再発進する「渋滞時発進アシスト」などが盛り込まれています。

 そのほかに期待することとして、「新プラットフォームによる快適な乗り心地」(62.5%)、「フラッグシップに相応しいスタイリッシュな内装」(52.5%)、「ワイルドさを増した外観デザイン」(27.5%)を挙げる回答者が多かったです。

 前述のように、新型アウトバックは北米で2019年に発売されており、日本へは2年遅れでの導入となりましたが、これについてはさまざまな意見が寄せられています。

・スバルの主軸は北米だから仕方ない。

・アイサイトXの導入や1.8リッターターボエンジンへの載せ替えなどあり、やむを得ないかとは受け止めているけど、もう少し早く出てきてほしかった。

・最近の日本の自動車メーカーはあまり日本を重視していないのが残念。スバルだけではありませんが…。

・母国でもっと早く発売して欲しかったです。アウトバックの登場を待てず、トヨタ「ハリアー」を買ってしまいました。

 アウトバックに限らず、グローバルで販売されるモデルはニーズの高い国や地域を重視する傾向がありますが、国産メーカーのモデルは日本市場も重視して欲しいと願う人が多いようです。

 それに対して、「ネガ出しを北米でしてもらったと思っているので、遅いとは思わない」「アイサイトXやフル液晶メーターなど、北米仕様にはない装備が追加されているので妥当」「熟成された状態での日本導入と思えばいいのでは?」などというコメントもありました。

 実際、日本に導入される新型アウトバックは、年次改良が1回おこなわれたアプライドBです。

 北米仕様よりも機能や装備が充実しているなど、2年待った価値があるという捉え方もできそうです。

※ ※ ※

 日本仕様の新型アウトバックのパワートレインは1.8リッターターボのみですが、北米仕様のアウトバックには2.5リッターNAエンジンと2.4リッターターボの設定があります。

 また、北米仕様にはオフロード性能を高めて専用の内外装を備えた「ウィルダネス」というモデルが設定されていますが、日本には導入されていません。

 今回のアンケートでは、2.4リッターターボとウィルダネスの導入を望む声も寄せられており、これらの仕様が日本でも設定されることが期待されています。

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