この記事をまとめると
■一般的に各国の新車販売台数人口に比例すると考えられているが事実なのだろうか
いまの日本には存在しない「熱」がある! 日本に導入されれば「当たりそうな」アメ車4選
■各国の人口と新車販売台数をデータで比較した
■アメリカの経済力の高さが見受けられた
アメリカの人口は世界で3番目に多い
新車の販売台数は、その国や地域の人口に比例して多くなる。
一般的に、そう考えられているのだが…。
まず、人口について見てみる。
国際連合(国連)の人口基金は毎年、世界人口白書を発行しているが、直近での2021年版によると、国別の人口のトップ6は多い順から次の通りとなった。
第1位 中国 14億3932万4000人 第2位 インド 13億8000万4000人 第3位 アメリカ 3億3100万3000人 第4位 インドネシア 2億7352万4000人 第5位 パキスタン 2億2089万2000人 第6位 ブラジル 2億1255万9000人
その後、ナイジェリア、バングラデシュ、ロシア、メキシコに次いで、日本は世界11位(1億2647万6000人)である。
世界全人口は、78億7500万人だった。
一方、国際自動車工業連合会(OICA)によると、直近データでは2020年がコロナ禍の影響で統計可能な世界総販売台数が7797万1234台となっている。
前年の2019年は、9042万3687台であることから、これを上記の直近での世界人口にあてはめると、1年間で87人にひとりの割合で新車を購入した計算になる。
そして、国別での2020年販売台数(乗用車と商用車合計)を見るとトップ6は次のようになる。(括弧内は2019年実績) 第1位 中国 2531万1069台(2579万6931台) 第2位 アメリカ 1445万2892台(1703万7088台) 第3位 日本 459万8611台(519万5216台) 第4位 ドイツ 326万8222台(401万7059台) 第5位 インド 293万8653台(381万6858台) 第6位 フランス 210万0058台(275万5728台) 以下、ブラジル、英国、韓国、ロシアと続く。
アメリカの経済力の高さが目立つ
このように、人口と販売台数には直接的な関係はあるが、当然のことながら、それに経済力(購買力)を加味した結果となっている。そう考えると、日本は人口で世界11位でも販売数が3位に入るという経済力(購買力)の高さがあるといえるだろう。
だが、日本以上に経済力(購買力)の高さが目立つのがアメリカだ。中国に比べてアメリカは、人口が23%なのに、販売台数は57%(2019年実績では66%)と高い数値となる。
また、日本とアメリカを比べると、人口が2.6倍なのに、販売台数は3.1倍(2019年実績では3.3倍)となっている。
日本では乗用車販売の約4割が軽自動車だが、アメリカの場合、販売の6割強がライトトラック(SUV、クロスーバー、ピックアップトラック)という大型で価格の高いモデルが多いのが特徴だ。
アメリカでクルマがよく売れるのは、都市部や地方部を問わず、公共交通機関より自家用車を使う傾向が強いこと、地方部では土地や住居の価格が比較的安いため敷地が広く複数台数の駐車がしやすいこと、また毎年実施される車両検査や税金が安いことなどさまざまな要素が絡んでいると考えられる。
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みんなのコメント
日本は給料安いくせに車の維持費は世界トップレベル。
話にならん。