9月4日、パナソニックから「ストラーダ」の最新モデル“F1X”が登場した(発売は11月下旬)。
今回のモデル「CN-F1XD」は、9V型大画面カーナビ初の見やすい角度に調整可能な「DYNABIG(ダイナビッグ)スイングディスプレイ」を採用したほか、光の反射を抑えて黒の再現力を飛躍的に高めた「ブリリアントブラックビジョン」、ハイレゾ音源対応、ドライブレコーダー(オプション)との連携など、様々なユーザーニーズに応えるスペックが与えられている。
スイングディスプレイは、従来モデル「CN-F1D(2016年6月発売)」から採用したフローティング構造を活かしたもので、上下・前後チルト・奥行き方向のディスプレイ調整に加え、左右それぞれ15度の角度調整ができる。ディスプレイ部のサイズ制限がないので、取り付け可能な国産車は280以上にもなるという(8月31日現在:順次拡大予定)。
見やすさや操作性に大きく影響する“画面の大きさ”や“角度調整機能”に加え、“光の反射を抑える”工夫も目覚しい。それが新設計の「ブリリアントブラックビジョン」。従来モデルと比べると、光の反射率は12.5%から実に1.7%にまで抑えられ、明るさは約1.5倍。コントラスト比は約2倍に向上している。
視野角は左右170度・上下170度(従来は140度・120度)となり、ほぼ真横からでも見やすく、ディスプレイをドライバー側に向けていても助手席からの視認性を大きく損なうことがない。
また、スリム&スタイリッシュな見た目と“揺れ”への強さを両立している点も大きな特長になる。そのほか、安心運転サポート機能やスマホアプリとの連携なども充実の一途をたどっている。希望小売価格はオープンだが、実際の販売現場では18万円程度になるようだ。
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