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春ドライブの魅力を味わい尽くす!Tクロスで行くオトナのデイキャンプ

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春ドライブの魅力を味わい尽くす!Tクロスで行くオトナのデイキャンプ

輸入車 [2024.03.06 UP]


春ドライブの魅力を味わい尽くす!Tクロスで行くオトナのデイキャンプ
文●ユニット・コンパス 写真●川崎泰輝
(掲載されている内容はグーワールド本誌2024年4月号「絶好のドライブシーズン到来![輸入車でかなえる春ドライブ]]」記事の内容です)
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。

ワンランク上の春ドライブを楽しむならこのモデル!先進機能やアイデアが光る最新輸入車5選

輸入車でのドライブがどれだけ楽しいか。論より証拠ということで、人気のコンパクトSUVを相棒にラゲッジルームに荷物を積んで、一泊二日のドライブ旅行に出かけてみた。


人気コンパクトSUVでデイキャンプを楽しむ
 ドライブの楽しみ方にはいろいろあるけれど、目的地ややりたいことがあるドライブのほうが、家族や友達を誘いやすいものだ。とりわけコロナ禍以降に定番となったアウトドアレジャーの魅力は、もはや説明不要といえるほど皆に広まっている。
 というわけで今回は、デイキャンプを楽しみつつ、さらにドライブそのものの魅力も堪能できる欲張りなプランを体験してみることにした。自宅を早朝に出かけ、昼間はデイキャンプを行い、夕方に宿泊施設のある観光地まで、走りごたえ、見ごたえのあるルートを走行するという一泊二日プランの想定だ。
 ポイントは、キャンプと宿泊を切り分けること。宿泊を伴う本格的なキャンプにはそれなりの醍醐味がある。しかし、快適に一夜を過ごすための道具はそれなりにかさばる。寝具や防寒グッズも必要だし、テントの選択も変わってくる。食事も二食分となると準備が大変。デイキャンプなら、軽食と温かい飲み物があればいい。コンパクトカーであっても荷物はラゲッジルームに収まるだろう。そうすれば走行中に、カーブで荷物が転がる心配もない。なにより準備や撤収は簡単なほうが、大人世代には何かと助かるもの。
 旅の相棒に選んだのは、フォルクスワーゲンの「Tクロス」。2020年に日本に導入されてから3年連続で輸入SUVにおける登録台数ナンバー1を獲得。2023年も身内の「Tロック」に続いて販売台数第2位を獲得している人気車種だ。人気の理由は、日本の道路環境にマッチしたサイズと、広々としたラゲッジルームを両立させていること。
 使い勝手のよさは出発時にすぐに実感できた。SUVスタイルのおかげで荷物を積む際に腰をかがめる必要がないし、荷室に高さがあるから、想像していた以上にたくさんの荷物が入る。これは室内のパッケージングも同じで、人間を立たせるように座らせることで、全長約4.1mに大人4人が快適に過ごせる空間が確保されている。「起きて半畳寝て一畳」とはよく言ったものだ。
 キャンプ場でも気分がいい。最低地上高が確保されているから安心して入れるし、輸入車らしい個性的なデザインは思わず写真に収めたくなる。この日もたくさんのキャンパーがいたが、「Tクロス」の姿は際立って見えた。たぶんひいき目ではない。


visual model:フォルクスワーゲン Tクロス カッパースタイル
 コンパクトSUVとして売れに売れている「Tクロス」。撮影車両は特別仕様車「カッパースタイル」で、人気のオプションを標準装備している。

フォルクスワーゲン Tクロスの新車情報を見る


流行を超えて定番になったのは、SUVもキャンプも同じ。ふたり分の荷物(テント、チェア、テーブル、炊事道具、食材用ストレージ)が楽に積み込めた。

荷室容量は標準状態で455L。後席を倒すと1281Lまで拡大できる。床下の高さがちょうどいい。また、助手席背もたれを前倒しに折りたたむことも可能だ。

自然を感じる瞬間、心がスッとほぐれてパワーがみなぎってくる


山と海に恵まれた日本はドライブ天国
 キャンプ場を後にして、宿泊先のある観光地を目指す。もちろん、ただ目的地への移動ではなく、ドライブを楽しみながらだ。そのためには、時間的余裕を作って、最短ルートから外れた道程を選ぶことも大事。
 日常では味わうことのできない、ダイナミックな景色や雄大な自然を体験することは、ドライブの大きな醍醐味。日本は国土の四方を海に囲まれているし、列島の地形は起伏に富んでいる。火山地や丘陵地を含めた山地の面積は、国土の約75%を占めるのだという。
 だから地形に沿って走っていると、窓の外の景色はダイナミックに変化し、まるで飽きることがない。市街地ではあまりないカーブの連続やアップダウンにあわせてリズミカルに運転していると、いつの間にかクルマと自分が一体になったような気分も味わえる。このときにはあまりスピードを出さないほうがいい。同乗者たちと体験を共有して、それぞれの感想や会話を楽しむゆとりが必要だ。
 ドライブの相棒として選んだTクロスは、発売開始からベストセラー街道をひた走ってきた人気モデルだが、こうやって長い時間、長い距離を共にすると、その美点がよくわかった。まずサイズが絶妙。人と物とがちょうどよく積めて、全長も全幅もコンパクトだから初めての道でもストレスがない。パワートレインはスムーズで、縁の下の力持ち的に走りを支えてくれる。いかにもフォルクスワーゲンらしい質実剛健で、ドライバーに寄り添うクルマだ。
 純正インフォテインメントシステムはスマホと連動するので、スマホで見つけた行き先に簡単に立ち寄れるのも便利だ。昔の、目的地を設定するのにいちいち駐車しなければならなかったナビからすると別世界。
 自宅に帰り荷物を整理していたときに実感したのが、疲労感の少なさ。新しいクルマはサポート機能が充実していて運転が楽だし、安心感が違う。さらに燃費もよかった。これならちょっとした休みのときに出かけたいという気持ちになれる。
 輸入車で行くドライブは、リフレッシュ効果抜群。これは本当だ。


ディスプレイは大きくて見やすく、スマホとの連携でナビなどの使いやすさも格段に向上。ドライバー支援が充実しているから、リラックスして走れる。

ドライブの相棒に選んだTクロスは、ボディサイズから想像するより室内空間が広くて、SUVならではの視界の高さもあって、とても快適だった。

旅の記憶を鮮明に! 映え写真の撮り方
 いまや一億総フォトグラファーと言えるくらい身近になった写真。ドライブの思い出を残しておくのにぴったりの写真だが、ポイントはテーマを明確にすること。訪れた場所、見せたい景色や被写体を大きく印象的に切り取ろう。愛車を撮影するときには、安全やマナーに気を付けることも大切。


トーヨータイヤオープンカントリーシリーズの世界
 1983年に登場して以来、トーヨータイヤで最も長い歴史を持つのが、4WD・SUV専門ブランド「オープンカントリー」シリーズ。オフロード車の本場である北米市場で認められ、今では世界中で人気を集める。その魅力は、幅広いラインアップにある。街乗りを重視したものから、オフロードレースに使えるような本格派、近年では四季を通じて使えるオールテレーンまで網羅している。


OPEN COUNTRY M/T
 アグレッシブなトレッドパターンから想像できるとおり、シリーズで最も高いオフロード性能を誇るモデル。


OPEN COUNTRY R/T
 でこぼこのある、ごつごつした地形に対応する頑丈な構造を採用。オンロードでの耐摩耗性も備える新カテゴリー。


OPEN COUNTRY A/T III
 高速道路の冬用タイヤ規制にも対応するオールテレーンタイヤ。一般走行からさまざまな地形まで幅広く対応する。


OPEN COUNTRY A/T Plus
 SUVやクロカン専用タイヤ。欧州で人気となったスポーティなデザインのオールテレーンタイヤで、高い耐久性を誇る。


OPEN COUNTRY A/T EX
 ミドルクラスSUVをターゲットに開発されたオールテレーンタイヤ。オンロードもオフロードもスマートに走れる。


OPEN COUNTRY 785
 40年前に初代OPEN COUNTRYブランドが誕生した際のデザインを復刻したモデル。大型SUVにも対応する。

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