現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【今日は何の日?】ホンダ・ビート発表 「リアル・スポーツを軽オープンで実現」28年前 1991年5月15日

ここから本文です

【今日は何の日?】ホンダ・ビート発表 「リアル・スポーツを軽オープンで実現」28年前 1991年5月15日

掲載 更新
【今日は何の日?】ホンダ・ビート発表 「リアル・スポーツを軽オープンで実現」28年前 1991年5月15日

AZ-1、カプチーノとともに「ABCトリオ」と呼ばれて人気だった軽オープンスポーツモデル、ビート。絶対的な速さはAZ-1、カプチーノには及ばなかったが、高回転まで淀みなく回る自然吸気エンジンやアイポイントの低さ、そしてスポーツモデルらしい爽快感で人気だった。その魂はS660に引き継がれている。

ビートってどんなクルマ?
軽自動車としてはじめてエンジンを座席後部に搭載し、後輪を駆動するミッドシップレイアウトの2シーターフルオープンカーがビートだ。この「ミッドシップレイアウト」×「フルオープンモノコックボディ」は、量産車としてはこのビートが世界で初のモデルとなった。発表は1991年5月15日、発売は翌16日。

1970年代のスーパーカー図鑑その10「ロータス ヨーロッパ」

幌はソフトトップで、左右のフックを外して一人で簡単に開けることが可能。リアスクリーンは塩化ビニール製だった。

エンジンは656cc直列3気筒「MTREC(エムトレック)」エンジン。自然吸気でありながら最高出力は64psを達成。10モード燃費で17.2km/Lと高水準のエコ性能も誇った。

重心高は440mmという低重心さで、前後重量バランスは43:57と、ミッドシップとして理想的なボディバランスを実現。360mm径の小径ステアリングやNSXと同じ40mmのシフトストロークの5速MTなどで、キビキビとした走りとドライバビリティで人気を博した。

軽4輪車初のSRSエアバックシステムの装着車を設定した(オプション8万円)。

その後、特別仕様車の「バージョンF」、「バージョンC」、「バージョンZ」などが発売されたが、1996年には販売が終了。バブル景気が弾けたことや、2シーターでほとんど荷物が搭載できないことなどで、販売的には決して成功したモデルではなかった。

ただ、2017年に純正部品の再生産が行われるなど、登場から28年が経ったいまでも根強い人気を誇るモデルとなっている。2015年にはビートの実質的後継車といえるS660が発売されている。

ビートの車両価格
138万8000円

ビートの主要諸元
全長×全幅×全高=3295×1395×1175mm
ホイールベース=2280mm
車両重量=760kg
エンジン=E07A型656ccSOHC
最高出力=64ps/8100rpm
最大トルク=6.1kgm/7000rpm
10モード燃費=17.2km/L

1991年(平成3年)には何があった?
ニュース
●横綱・千代の富士引退、若貴ブーム
●ジュリアナ東京オープン
●雲仙普賢岳で火砕流発生

ヒット曲
●ラブ・ストーリーは突然に 小田和正
●SAY YES CHAGE&ASKA
●愛は勝つ KAN
●どんなときも。 槇原敬之
●はじまりはいつも雨 ASKA

[ アルバムはオリジナルサイトでご覧ください ]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
motorsport.com 日本版
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
AUTOSPORT web
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
Auto Messe Web
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
WEB CARTOP
東京海上日動、顧客連絡先不明の代理店を新たに2社確認 合計124社に
東京海上日動、顧客連絡先不明の代理店を新たに2社確認 合計124社に
日刊自動車新聞
WRC最終戦「ラリージャパン2024」開幕! 日本勢の「TGRチーム」活躍に期待! 会場はすごい熱気に! 高橋プレジデントや太田実行委員長が語る! 今大会の「見どころ」は?
WRC最終戦「ラリージャパン2024」開幕! 日本勢の「TGRチーム」活躍に期待! 会場はすごい熱気に! 高橋プレジデントや太田実行委員長が語る! 今大会の「見どころ」は?
くるまのニュース
アストンマーティン、技術責任者ファロウズ更迭は今季の不振が理由と説明「彼は2023年のマシン開発に大きな影響を与えたが……」
アストンマーティン、技術責任者ファロウズ更迭は今季の不振が理由と説明「彼は2023年のマシン開発に大きな影響を与えたが……」
motorsport.com 日本版
ブルーインパルスがラリージャパン2024開幕を祝う航空ショー。6機が豊田スタジアム上空で華麗なスモーク
ブルーインパルスがラリージャパン2024開幕を祝う航空ショー。6機が豊田スタジアム上空で華麗なスモーク
AUTOSPORT web
[15秒でニュース]首都高速八重洲線通行止め…10カ年計画の新環状線プロジェクト
[15秒でニュース]首都高速八重洲線通行止め…10カ年計画の新環状線プロジェクト
レスポンス
GMのF1計画に新たな動き。アンドレッティの設備引き継ぎ、2026年からキャデラックブランドで参戦か?
GMのF1計画に新たな動き。アンドレッティの設備引き継ぎ、2026年からキャデラックブランドで参戦か?
motorsport.com 日本版
約148万円! スバル新型「軽ワゴン」発表! “水平対向”じゃないエンジン&スライドドア搭載! ”大開口“実現の「シフォン」が販売店でも話題に
約148万円! スバル新型「軽ワゴン」発表! “水平対向”じゃないエンジン&スライドドア搭載! ”大開口“実現の「シフォン」が販売店でも話題に
くるまのニュース
アウディ Q6 e-tronの中国専用「ロング版」はただ長いだけじゃない…広州モーターショー2024
アウディ Q6 e-tronの中国専用「ロング版」はただ長いだけじゃない…広州モーターショー2024
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

138.8145.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.0298.0万円

中古車を検索
ビートの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

138.8145.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.0298.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村