14年振りとなる公式戦復帰の第2戦! やはりドリキン人気は凄い
スーパー耐久シリーズの第4戦「TKUスーパー耐久レースinオートポリス~頑張ろう!!九州!」が、大分県のオートポリスで7月15日から16日にかけて開催された。
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このレースに、第3戦の鈴鹿に続いて、土屋圭市さんが「ST-TCRクラス」のシビックTCRの97号車で参戦。前回は同じチームの98号車とともに表彰台は確実というポジションでレースを進めるも、終盤のアクシデントで惜しくもクラス4位でフィニッシュ。今回は「ワンツーフィニッシュを狙うよ」と、雪辱を期して乗り込んだ。
前回もお伝えしたように、土屋さんは2003年に現役を退いているので、公式戦への出場は14年ぶり。近年のレースマシンの価格高騰への対策のひとつとして、比較的ローコストなTCR車両によるレースを盛り上げようというチームの趣旨に賛同して、復活を決意したという次第。そのおかげで、前回の鈴鹿も今回のAPもシビックTCRのチームは大人気。ピットウォークでは、今回も土屋さん目当ての長い行列ができた。
今回、97号車のAドライバーは2輪の世界GPで大活躍した名手の伊藤真一選手が務めた。土屋さんはBドライバーで、CドライバーにはF1で6位入賞の経験も持つ中野信治選手という、前回に負けず劣らずの豪華な顔ぶれが揃った。98号車の方はAドライバーに黒澤琢弥選手、Bドライバーに若手の石川京侍選手、Cドライバーにベテランの加藤寛規選手と、黒澤選手以外は現役の選手で戦っている。
今回のST-TCRクラスは第2戦までと同様、シビックTCRの2台とアウディのRS3 LMSが2台という、ガチンコの4台勝負となった。今年のスーパー耐久は前戦までの成績に応じて、重量を積むウエイトハンディ制が採用されている。2勝しているシビックの98号車は50kg、同じく1勝して2位1回の97号車も30kgを課されているが、アウディ勢は45号車が15kg、19号車は10kgしか積んでいない。
15日の公式予選はAとB、ふたりのドライバーのベストラップの合計タイムでグリッド順を決める。今回はハンディが軽いアウディ勢が速く、45号車がクラストップで、19号車が2番手で続いた。シビックは98号車が3位で、土屋さんの97号車が4位という結果だった。
決勝前の記者会見で、土屋さんは「僕の予選までは、ちょっとセッティングに問題があったけど、Cドライバーの中野選手が仕上げに走ってくれて問題解決という感じ。タイムもバッチリで、期待してもらっていいと思います」とのことだった。
土屋さんのスティントでクラス首位に立つもトラブル発生
16日の決勝は13時24分にスタート。今回はスーパー耐久の定番とも言える3時間レースなので、ピットインの義務は2回。シビック勢はおよそ1時間ずつを走って、次のドライバーにバトンタッチする感じだ。
レースは序盤こそ45号車のアウディがリードするが、シビック勢がその直後をピタリと追走。97号車のスタートドライバーを務めた2輪出身の伊藤さんも頑張って、ほぼ団子状態で土屋さんにバトンタッチ。土屋さんも「バトルして、アウディを抜くことができました。パチパチ」と、クラス首位に立ってから悠々とピットイン。
ところが、中野さんへのドライバー交代で少しタイムロス。それでも僅差の3位で、これから挽回すればという矢先に、再び事件発生。チーム監督によると、「サスペンション関係で想定外のトラブルが発生して、緊急ピットインとなりました」とのこと。
レースは僚友のシビック98号車が優勝。これで4戦して3勝(2位1回)という圧倒的な成績でシリーズをリードしている。2位には45号車、3位には19号車のアウディが入賞。緊急ピットインで約4周を失った97号車は、残念ながらクラス4位でのフィニッシュとなった。
土屋さんは、「仕方がないけど、これもレース。結果は受け止めます。でも、前回の鈴鹿も今回のAPも、いいメンバーに恵まれて楽しかったです」と振り返った。
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