フォルクスワーゲン ジャパンは、「Polo GTI」の誕生25周年を記念した限定車「Polo GTI Edition 25(エディション トゥエンティーファイブ)」を導入することを発表した。
“GTI”という称号は、フォルクスワーゲンのスポーツモデルに与えられる「伝統のグレード」名称で、その起源は1976年に登場した初代「Golf GTI」に始まる。特別な意味を持つ“GTI”の3文字の称号を、よりコンパクトなボディの「Polo」に与えたのは1998年のこと。
第3世代の「Polo」をベースとする最初の「Polo GTI」は、2000年から日本にも本格導入され、92kW(125PS)を発揮する1.6L 直列4気筒DOHCエンジンにより、205km/hの最高速を誇った。以来、2005年には110kW(150PS)の1.8L直列4気筒ターボエンジンを搭載する第2世代、2010年には132kW(179PS)の1.4L TSIエンジンと7速DSGを組み合わせた第3世代、そして、2018年には147kW(200PS)の2.0L TSIエンジンを採用した第4世代がそれぞれ日本に上陸している。
現在販売されている「Polo GTI」は第4世代を大幅に改良し2022年に登場。2.0L TSIエンジンの最高出力は152kW(207PS)に向上し、0-100km/h加速は6.5秒(欧州測定値)を記録。これをベースに、「Polo GTI」の誕生25周年を記念して、2023年、ドイツをはじめとするヨーロッパで導入されたのが「Polo GTI Edition 25」。この全世界2500台限定のアニバーサリーモデルを、日本で227台販売する。
精悍なデザインとダイナミックな走りを実現する限定モデル
「Polo GTI」はコンパクトで軽量なボディに、最高出力152kwを発揮する2.0Lエンジンを搭載し、軽快ながらも力強い走りが楽しめるモデルとして好評を博している。今回の「Polo GTI Edition 25」は、「Polo GTI」の動力性能を受け継ぎながら、数々の特別装備により精悍なデザインとダイナミックな走りを実現した特別モデルとなる。
エクステリアは、18インチアルミホイールやルーフ、そしてドアミラーをブラックに彩ることでスポーティさを際立たせた。一方、インテリアは、Edition 25専用のスポーツレザーシートやレザーマルチファンクションステアリングホイールに、GTIを象徴するレッドのアクセントを施すことで、個性的な空間に仕上げられている。限定生産車であることを示す“One of 2500”が記されたドアシルプレートも見逃せないアイテムとなっている。
さらに、ノーマルモデルで人気のオプションである“Sport Select”シャシー付スポーツパフォーマンスキットを標準装備。スポーツモードとノーマルモードの切り替えが可能なアクティブダンパーにより、ダイナミックな走りと快適な乗り心地を両立することが可能となっている。また、通常はオプションのVolkswagen純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”も標準装備となるなど、魅力的なモデルに仕上げられている。
【メーカー希望小売価格】
Polo GTI Edition 25 4,865,000円(税込)
【主要諸元&装備】
◎:特別装備 ●:標準装備 Option:オプション ―:設定なし *Sport Selectパッケージオプション装備車
関連情報:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/polo-gti.html
構成/土屋嘉久
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