ソフトトップ車とは異なる減衰力セッティング
車高を下げずに意のままのハンドリングへ!
「チューニング文化を作るためにスタートした自動車雑誌“OPTION”」創刊号の巻頭企画はRE雨宮SA22Cの公道キャノンボール!【Play Back The OPTION】
「ミスター・ル・マン」と呼ばれ、かつてマツダ車を駆り伝説のカーレーサーとして名を馳せてきた寺田陽次郎代表が率いるマツダ車チューニング&カスタマイズの先鋒=オートエクゼから、ロードスターRF(NDERC)用のスポーツダンパーが登場した。車重の異なるソフトトップ車(ND5RC)とは減衰力セッティングを変えた専用設計となっている。
まずはオートエクゼのサスペンションチューニングの拘りのポイントについて触れなくてはなるまい。彼らが重視しているのは絶対的なロール量ではなく、そこに至るまでのロール速度だ。一般的に、ダンパーの減衰力はピストンスピードが0.3m/s(1秒間に30cmの伸縮)時の数値で性能比較されるのだが、実はそれは大きな段差を乗り上げた時などでしか発生しない領域だったりする。コーナーの入り口やS字の切り返しといったシチュエーションでグラッとくる不快なロールを抑えるのは、ピストンスピードがもっと低い0.1m/sec以下の領域なのだ。
スポーツダンパーは内部のピストンにダンパーが動き始める瞬間から精密な減衰力を発生させる高精度微低速バルブを採用。0.05m/sec以下の微低速域から減衰力を急カーブで立ち上げることで、ステアリング操作に対して、素早く反応する特性を狙っている。反面、突き上げの原因となる0.1m/sec以降の減衰力をなだらかに、また、縮み側の減衰力を低めに抑えることで乗り心地に配慮している。
そして、減衰力設定の基本となるのは、量産スプリングのバネ定数に合わせた独自の減衰比(バネ定数と減衰力のバランス)設定だ。つまり両者を組み合わせた状態で最適なセッティングを施しているというわけ。
車重や前後重量配分が異なれば同車種でもサスペンションのセッティングは異なってくるのは頭の中では理解できるが、その部分に拘り抜いているチューニングメーカー&ショップが果たしてどれだけあるだろう。オートエクゼ・スポーツダンパーの外観は量産品と同形状で、量産スプリングとの組み合わせでは車高もロール量も変化はない。
しかし、装着することでロールの過渡特性が変化し、ドライバーの感性に寄り添った意のままのハンドリングを得られる。オーナーだけが知るフットワークへのこだわりは、まさしく大人のためのチューニングといえよう。車高を下げ、クルマの重心低下やロール量の改善を望む場合は、オートエクゼ製ローダウンスプリングとの併用も可能となっている。さて、オートエクゼの拘りが詰まったロードスターRF用スポーツダンパーは1台分4セットで7万2000円となっている。
●問い合わせ:オートエクゼ TEL:03-6458-7251
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