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【モトグッツィ】ついに国内導入決定!「V100 マンデッロ」の受注をスタート

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【モトグッツィ】ついに国内導入決定!「V100 マンデッロ」の受注をスタート

ピアッジオグループジャパンは、全国のモトグッツィ正規販売店にて「V100 マンデッロ」の受注を開始した。同車両は新開発となるエンジン「コンパクトブロック」が搭載されるほか、ガソリンタンク側部に装備されるディフレクター(エアロパーツ)を状況に応じて調整する「アダプティブ・エアロダイナミクスシステム」が採用されている。

ラインナップは、スタンダードモデルとなる「V100 マンデッロ(220万円)」および、オーリンズ製セミアクティブ・サスペンションやクイックシフターを装備する上位モデル「V100 マンデッロ S(264万円)」の2タイプが用意されている(価格は全て税10%込み)。

人気モデルを徹底的に試乗インプレッション

モト・グッツィ/アダプティブ・エアロダイナミクスや新設計エンジンを採用/モト・グッツィ V100 マンデッロ S / V100 マンデッロを発売ピアッジオグループジャパン株式会社(本社:東京都港区芝二丁目、代表取締役:ネリ・ミクラウス)は、アダプティブ・エアロダイナミクスを採用した市販車世界初のバイクであり、モト・グッツィ初となるセミアクティブ・サスペンション、6軸慣性プラットフォーム、コーナリングABS、クイックシフトを搭載した「V100 Mandello S」及び、アダプティブ・エアロダイナミクスと標準のサスペンションを搭載した「V100 Mandello」を、2023年2月6日(月)より全国のモト・グッツィ正規販売店にて受注を開始いたします。

・URL/https://www.motoguzzi.com/jp_JA/v100-mandello/?id=prt

本モデルは、ロードスターのような乗り味と、ツアラーのような走行性を兼ね備え、コンパクトでスポーティかつ快適性を追求した全く新しいコンセプトの「オールラウンダー」モーターサイクルです。エキサイティングなパフォーマンスとモト・グッツィらしさを誇り、現代的で洗練された新型コンパクトブロックエンジンを搭載し、最新のテクノロジーを満載しています。

V100 Mandello S / V100 Mandello 商品概要V100 Mandello S■メーカー希望小売価格/264万円(税10%込み)
■カラーラインアップ/2121グリーン、アバンギャルドグレー
■受注開始日/2023年2月6日(月)
■出荷時期/2023年6月より順次
■主な装備
セミアクティブ・サスペンション、ヒーテッドグリップ、Up/Down クイックシフター、マルチメディアプラットフォーム、DRL付きフルLEDヘッドライト、ベンディングライト、LEDウィンカー、コーナリングABS トラクションコントロール、クルーズコントロール、ライディングモード、フルカラーTFTメーター、アダプティブ・エアロダイナミクス、電動ウィンドスクリーン

V100 Mandello■メーカー希望小売価格/220万円(税10%込み)
■カラーラインアップ/マグマレッド
■受注開始日/2023年2月6日(月)
■出荷時期/2023年6月より順次
■主な装備
DRL付きフルLEDヘッドライト、ベンディングライト、LEDウィンカー、コーナリングABS トラクションコントロール、クルーズコントロール、ライディングモード、フルカラーTFTメーター、アダプティブ・エアロダイナミクス、電動ウィンドスクリーン

個性と本物志向を追求した不朽のデザインコンセプトやテクノロジーだけでなく、エレガントでスポーティなデザインも革新的で、シンプルさと力強さを表現しており、流行に左右されないよう設計されています。他のモト・グッツィ同様、V100マンデッロのデザインは、ユニークで他に類を見ないエンジンを表現しています。

しかし、この不朽のスタイルはノスタルジックとは程遠く、モト・グッツィのコミュニケ-ションの基盤を極めて現代風にアレンジしています。それは、ゴツゴツしたエンジンヘッドをそのまま型取ったようなタンクのフォルムや、伝説の1976年式ル・マン850を彷彿とさせるスロット入りシート下サイドパネル、1981年式ル・マン850IIIへのオマージュであるトップフェアリングからも読み取ることが出来ます。

モト・グッツィは、その伝統的なスタイルからインスピレーションを得ることができる、数少ないグローバルメーカーであることを改めて立証しました。モト・グッツィのデザイナーが直面した課題は、複雑かつ興味深いものでした。V100 マンデッロを可能な限りコンパクトにし、あらゆるテクノロジーを狭い車体に収め、ライダーの保護と快適性を確保しながら全てのシステムを機能させることで、このモーターサイクルを真のツアラーに変身させることを目指しました。

新型モト・グッツィのアイデンティティは、どこから見てもすぐに分かる、間違えようの無いもので、正面ではLEDライトのDRLがイーグルを象り、側面は指輪にはめ込んだダイヤモンドのように際立ったエンジンデザインが、このバイクのスタイルに欠かせない要素となっています。

リア周りはV85 TTで採用された航空機エンジンのアフターバーナーをモチーフにしたテールライトが目を引きます。ディテールへのこだわり、意味深く洗練されたデザイン、そしてブランドの名声と要求レベルが高い顧客からの期待に応えているという点は一目瞭然です。

そのハイレベルな仕上げはボディにとどまらず、見て、手で触れて満足できる全てのディテールから水冷エンジンに至るまで、その全貌を堪能できるようにデザインされています。ラジエーターの配置を工夫することにより、表に見えるラバーホースを排除し、電子機器もすべての配線を隠すなど、メカニカルな美しさを際立たせています。

画期的な「コンパクトブロック」ツインモト・グッツィとして初めて「コンパクトブロック」と呼ばれる新型エンジンを発表し、その技術特性はモダンで洗練されたものとなっています。当初のプロジェクトの目標は明確で、伝統的な90°縦置きV型ツインの構造を尊重しつつ、その構造と性能において現代的なエンジンを設計すること、つまり、独特なトルク伝達とサウンドを実現する、唯一無二のものでした。

コンパクトで軽量なエンジンは機敏でスポーティなシャーシ構成を実現し、パワフルで大胆な個性と強力なトルクはモト・グッツィの次の数十年を支えるモデルシリーズとして、ますます厳しくなる環境規制に対応できるよう設計されています。つまり、スロットルを開けるたびにワクワク感を求める一方で、燃費やメンテナンス費用にも気を配る現代のライダーたちのニーズに応えるものです。そのために技術者たちは、マンデッロで製造された従来のエンジンとは主要な構成部品をひとつも共有しない、まったく新しい設計を選択しました。

1気筒あたり4つのバルブを制御する、フィンガーフォロワー式ダブルオーバーヘッドカムシャフトをチェーンで駆動する水冷 縦置き90°V型ツインエンジンを搭載。実際の排気量は1,042cc、ボア・ストロークは96×72mm。逆回転クランクシャフトは、90°構造によってすでに完璧にバランスが取れている1次フォースのバランスを取ることが目的ではなく、加速や減速時の不要な反動を排除し、乗り心地を向上させるためのものです。

また、この構成部品を追加することでクランクシャフトの小型・軽量化を実現し、ひいては全体のコンパクト化と性能向上に寄与しています。またクランクケース外側は6ヶ所の締結部によってフレームを強化する、構造的な機能を果たすように設計されています。ライダーのフットペグもラバーパッドを挟んでクランクケースに固定され、優れたエンジンバランスにより振動を抑制しています。

新設計のエンジンは、V85 TTのスモールブロックより103mm短く、過去にモト・グッツィが製造した「4バルブ」を搭載した1200 8Vより軽量化され、極めてコンパクトなエンジンを実現しました。また、これまで採用されていた乾式単板クラッチよりも堅牢で信頼性が高く、コンパクトかつ軽量で、ジャダー防止システムを搭載した新しい油圧湿式多板クラッチも重要な役割を担っています。オルタネーターも、従来の前方配置からシリンダーのV型内側に配置を変え、より効率の良い設計となっています。

この新型ツインエンジンは、90°回転させたシリンダーヘッドのレイアウトにより、吸気系や電子噴射システムの構成部品の配置を合理化し、尚且つ膝周辺が広くなっています。2基のスロットルボディには、より短く、よりまっすぐな高乱流マニホールドを採用することで、燃焼室への空気/燃料の混合気の供給を最適化し、出力、燃料消費、汚染ガスの排出削減といった点において明らかなメリットがあります。

最高出力115HP/8,700rpm、最大トルク105Nm/6,750rpmを誇るエンジンの出力特性は、3,500rpmで既に82%の性能を発揮し、リミッターは9,500rpm以上と、パフォーマンスはまさにスポーティそのものです。低速域からたくましい加速を実現し、新型エンジンの特性と出力は、モト・グッツィの名にふさわしいライディングエクスペリエンスを提供します。また、現代的な設計により、エンジンの燃費を抑え、点検の間隔を12,000kmとし、メンテナンス費用を軽減しています。

シャーシ構造/ スポーツとツーリングの追求V100 マンデッロのスポーティな個性は、新型エンジンの性能だけではなく、コンパクトで扱いやすいシャーシの特性にもあります。コーナリング時のエキサイティングな走りに加え、長距離走行での優れた安定性、そして走る楽しみや喜びの代名詞である独特のフロントホイールのフィーリングを提供しています。スチール製チューブフレームの独特なレイアウトにより、エンジンを耐荷重エレメントとして利用し、軽量化と同時に安定性と高精度なライディングを実現する最適な剛性を備えています。1,475mmのホイールベースと24.7°のヘッドストック角が、ワインディングロードでの俊敏性とスポーツ走行性を向上させます。

また、シート高815mmのゆったりとしたシートと、アクティブでリラックスしたライディングポジションが、ツーリングでの快適性を高めています。アルミ製ハンドルバーの形状は、このモデルのコンセプトに基づき、スポーツライディングではコントロール性を確保しつつ、ツーリングではより快適なライディングポジションを提供する、最適なものとなっています。

オプションのパニアケースを固定する特殊なシステムを採用することで、特別なサポートを必要とせず、ケース未装着時の見た目もそのままに、軽量化と横方向の張り出しを最小限に抑えています。ケースの取り付けは、パッセンジャーシートを持ち上げて、ケースフックを専用ハウジングにセットするだけで完成です。

また、サスペンションとブレーキは、スポーツライディングの楽しさとコントロール性、長距離走行時の安全性と快適性を保証しています。モト・グッツィV100マンデッロには、リバウンドとスプリングプリロードが調整可能なKYB製φ41mmフロントフォークを採用。リアショックも同メーカーのもので、マニュアル操作でリバウンドとスプリングプリロードを調整することができます。モト・グッツィV100マンデッロ“S”バージョンには、最新のオーリンズ製スマートEC2.0セミアクティブ・サスペンション・システムを採用し、アスファルトの状態を読み取り、それに応じて刻々とバイクの設定を調整します。

オーリンズ製スマートEC 2.0サスペンションを制御するECUは、バイクのすべての電子制御システムにアクセスでき、つまりオーリンズ社とモト・グッツィが共同開発したアルゴリズムによって、すべてのライディングフェーズを認識し、フロントフォーク、リアショックアブソーバー、ステアリングダンパーの油圧の設定を行うことが可能となります。このシステムは、サスペンションの油圧の設定を刻々と効率的に調整し、あらゆるコンディションにおいて最適な設定を実現します。また、路面の凹凸を認識する機能が強化され、快適性と走る楽しみを向上させています。

スマートEC 2.0セミアクティブ・サスペンション・システムの特殊技術により、フロントフォークとリアショックアブソーバーの設定を簡単にカスタマイズすることができ、セミアクティブとマニュアルの2種類のモードをハンドルバーのボタン操作で選択することが可能です。コンフォートとダイナミックの2つのマップが異なる設定でサスペンションを調整し、セミアクティブの介入度を選択します。

コンフォートモードは、走行中の快適性を最大限に高めるための設定で、路面の凹凸を吸収する能力に優れているため、日常的なライディングにも適しています。ダイナミックモードは、公道でのスポーツライディングをサポートするための設定で、バイクの挙動を高いレベルで制御し、またワインディングロードを楽しむのに最適なモードです。

セミアクティブとマニュアルの両モードでは、この2つのロジックマップごとにユーザーは個人の好みやライディングスタイルに応じてサスペンションの設定を微調整することができます。例えば、NIXフロントフォークのボトミング制御が必要な場合はブレーキング時にアシスト介入し、スロットルを開けた時にTTXリアショックアブソーバーのアシストが必要な場合は加速時にアシスト介入します。また、リアショックアブソーバーとフロントフォークのスプリングプリロードをマニュアルで調整することも可能です。

世界初、アダプティブ・エアロダイナミクスを搭載モト・グッツィのテクノロジーは、快適性とエアプロテクション機能の向上に貢献し、速度や選択したライディングモードに応じて、燃料タンクの両側にあるディフレクターの高さを自動的に調整するアダプティブ・エアロダイナミクスシステムを世界に先駆けて採用しています。

二輪車の分野では未開拓の技術を、誰もが利用できるようにするための未来に向けた一歩であり、全体のサイズを抑え、そしてライダーが必要とする時にだけ風圧からの保護と快適性を提供します。電動調整式トップスクリーンとフルオープン時のディフレクターは、ライダーにかかる空気圧を22%低減し、V100 マンデッロを、大型でスポーティさに欠けるツーリングモデルのエアプロテクション機能のレベルへと近づけています。これは、CFD(コンピュテーショナル・フリュード・ダイナミクス/数値流体力学)の計算ソフトを利用したシミュレーションや風洞実験、そして実走行によって微調整を何百時間もかけて行った成果です。

このシステムは、パフォーマンスと燃料消費を正確にコントロールするライド・バイ・ワイヤ電子制御スロットル、高度な計算速度を誇るマレリ製11MP ECU、そして6軸慣性プラットフォームなど、最先端のエレクトロニクスパッケージの一部です。6軸慣性プラットフォームは加速度計とジャイロスコープにより、路面に対するバイクの状態を認識し、ライディングからの入力情報を記録・処理し、制御パラメーターを効率的に調整するECUにデータを送ります。

6軸プラットフォームがコンチネンタル社と共同開発したコーナリングABSのポテンシャルを最大限に引き出し、路面での安全性を最大限確保します。このシステムは、横加速度やフロントブレーキにかかる圧力、リーン角、ピッチ角、ヨー角などのさまざまなパラメーターを常に監視し、また減速度と安定性の比率の信頼を高めるためにブレーキ動作を調整する、特殊なアルゴリズムによってコーナリング時のブレーキ操作とABS介入を最適化しています。

側面のディフレクターを開くための閾値は、30~95km/hの範囲内で、デフォルト設定されている70km/h以外の速度に調整することが可能です。ディフレクターは走行速度が20km/hもしくは閾値以下になると自動的に閉じるため、渋滞時や閾値速度前後で走行している場合に、開閉が繰り返されることはありません。

また、電動調整式トップスクリーンにより、十分なエアプロテクション性能を備えています。左側のハンドルバースイッチにあるボタンを操作することで、ライダーは最大90mmまでトップスクリーンを上げることができます。ライディングモードとは別に機能するため、ライダーはそれぞれの体格やニーズに合わせて調整することができます。

標準装備として、DRL付きフルLEDライトクラスターや「ベンディングライト」システム(コーナー全体を照らし、車体を傾けた際の視認性を高めるパラボラ式補助ライト)、パッセンジャーシート下の収納スペースに装備したUSBポート、クルーズコントロールが含まれます。

5インチTFTカラーインストルメントは、燃料レベル、気温、冷却液の温度、選択したギア、残りの航続距離、瞬間燃費などのデータを表示する充実した内容となっています。また、スマートフォンとインストルメントをBluetooth接続して機能を拡張するモト・グッツィMIAマルチメディアプラットフォームがSバージョンに装備されています。モト・グッツィMIAには、直感的なハンドルバー操作で音声アシストや通話、音楽を管理するインフォテインメントシステムが搭載されています。※日本では機能しない内容が一部含まれます。

V100 Mandello S 主要諸元V100 Mandello主要諸元お問い合わせピアッジオコール
TEL/03-3453-3903

リリース=ピアッジオグループジャパン株式会社(2023年2月6日発行)

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