世界の新車大図鑑
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2021新車バイクラインナップ〈車検レス軽二輪126~250ccクラス|日本車最新潮流解説〉
ホンダ
◆フォルツァ:ヨーロピアンテイストのスポーティスクーター
―― 【’21 HONDA FORZA】■全長2145 全幅750 全高1360 軸距1510 シート高780(各mm) 車重186kg(装備) ■水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 249cc 23ps/7750rm 2.4kg-m/6250rpm 無段変速 燃料タンク容量11L ■タイヤサイズF=120/70-15 R=140/70-14 ●価格:65万8900円 ●発売日:’21年3月25日
’18年のフルモデルチェンジで、それまでの低いシートから足を前に投げ出して乗るスタイルから、腰高ポジションで背筋を伸ばして乗るヨーロピアンスクーター的なキャラに路線変更した「フォルツァ」。’21モデルでは新設計エンジン「eSP+」を採用し、走行安定性を向上するためにフレームを一部変更するとともにラジエターを前方へ移設して前輪の分担荷重を増加させた。また、無段階可動式電動スクリーンの可動域を従来モデルよりも40mm伸長し、全可動幅を180mmとした。
―― カラーリングはパールホライゾンホワイト、マットガンパウダーブラックメタリック、インディーグレーメタリックの全3色。 [写真タップで拡大]
◆PCX160:軽二輪版は排気量アップ![新型]
―― 【’21 HONDA PCX160】■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ 156cc 15.8ps/8500rpm 1.5kg-m/6500rpm 132kg シート高764mm 8.1L ■タイヤF=110/70-14 R=130/70-13●色:赤 白 黒 灰メタ ●価格:40万7000円
新型PCXをベースにボアを拡大して156ccに。先代150より0.8psパワーアップしたにもかかわらず、新開発のeSP+エンジンによって従来型より燃費が向上し、高速道路を使う長距離ツーリングでも威力発揮! 赤/黒/白/ツヤ消しグレーの3色。
◆ADV150:アジア主要国に’21新色登場。’21日本仕様はどの色に?!
―― 【HONDA ADV150】■水冷4スト単気筒SOHC 149cc 15ps/8500rpm 1.4kg-m/6500rpm ■134kg(装備) シート高795mm 8.0L ■タイヤF=110/80R14 R=130/70-13 ●価格:45万1000円 ※’21年2月時点の国内仕様 ※写真は’21年タイ仕様
’20年に登場した”ライトウェイトSUV”とも言える「ADV150」。同年のPCX150をベースとしながら、ホイールトラベルを延長して最低地上高をアップ。リヤの2本ショックはリザーバータンクも装備して迫力満点、タイヤも専用デザインのブロックパターンを履き、ブレーキディスクは泥汚れに強いウェーブタイプだ。そんなヘビーデューティな出で立ちだが、アンサーバック付きのスマートキーやインナーボックス内にUSBソケットも装備して利便性もバッチリで、シート下のラゲッジスペースは容量27Lを確保する。’21年のタイモデルではライトの上に伸びるポジション灯がDRL(デイランニングライト)に変更され、強烈に輝度を増した。日本でもDRLが認可されたので、国内モデルにも採用される可能性が高い。
―― 【タフギア系スタイル】反転液晶の多機能メーターは、ゴツいケースに収まったタフギア系のデザインで、その下にインジケータが整然と並ぶ武骨さがマル。
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―― 【タイは4色展開】タイの’21年モデルは、白×銀/ツヤ消し黒×黒は金ホイール、赤×黒/ツヤ消し銀×銀は黒ホイールを履く。
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―― 【インドネシアは3色】タイ仕様と同じ白/ライン入りの白/ツヤ消しの黒×銀の3色が、従来色のライン入り赤/黒/赤/ツヤ消し茶に加わって全7色。
ヤマハ
◆XMAX ABS:トップブリッジ付きのスポーツスクーター
―― 【YAMAHA XMAX ABS】■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ 249cc 23ps/7000rpm 2.4kg-m/5500rpm ■179kg(装備) シート高795mm 13L ■タイヤF=120/70-15 R=140/70-14 ●価格:65万4500円 ※’21年2月時点の国内仕様
通常のバイクと同じようにトップブリッジ付きで、フロントフォークが上部まで貫通するステアリング機構を備えたスポーツスクーター「XMAX」。剛性が高めのフレームと相まって、一般的なユニットステア系のスクーターとは一味違うスポーツ性を見せる。シート下スペースは45Lで、A4サイズのビジネスカバンが収納可能。スマートキーやトラクションコントロールなどの装備も充実している。
―― 2連で右タコ/左が速度計。デジタルパネルには燃料計/水温計/時計が常時表示され、TCS/電圧/燃費なども切り替え表示。
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―― カラーリングはマットグリーニッシュグレー、マットブラック、マットブルー、マットシルバー、マットレッドの全5色。 [写真タップで拡大]
◆NMAX155:125も155も海外モデルは新型に[モデルチェンジ]
―― 【’21 YAMAHA NMAX 155】■水冷4スト単気筒SOHC 155cc 15.3ps/8000rpm 1.4kg-m/6500rpm ■130kg(装備) シート高765mm 7.1L ■タイヤF=110/70-13 R=130/70-13 ※諸元は’21海外仕様
125と155で車体を共有する「NMAX」。155はインドネシアで先行して’20年モデルとして新型に移行。可変バルブ機構(VVA)を持つブルーコアエンジンはトラクションコントロール機能やアイドリングストップを備え、安全/環境性能に長ける。灯火類はすべてLEDでヘッドライト/テールランプともに鋭さを増したデザインとなる。
―― 液晶ディスプレイの上の受話器マークからもわかるように、着信やメールなどスマートフォンとの連携機能を装備。
―― 普段使いの頻繁な乗り降りや、買い物で手がふさがっている時も非常に便利なキーレスエントリーを採用。
―― 欧州仕様は赤/青/グレーの3色をラインナップ。TMAXの流れを汲むレッグ部のブーメラン状のパネルはツヤのある黒で豪華な印象。 [写真タップで拡大]
◆トリシティ155:曲がる楽しさを体感できる3輪
―― 【YAMAHA TRICITY 155】■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ 155cc 15ps 1.4kg-m ■165kg(装備) シート高765mm 7.2L ■タイヤF=90/80-14 R=130/70-13 ●価格:48万4000円 ※’21年2月時点の国内仕様
フロント2輪ならではの高い安定性と、リーン(傾斜)して旋回するバイクならではの乗り味を両立させたヤマハ独自のLMWテクノロジーで生まれた「トリシティ155」。現行モデルでは125と155で外寸やシート高は変わらず、重量もほぼ同じ。排気量は異なるが、両車ともエンジンはブルーコアを搭載。
―― 液晶マルチファンクションメーターの上には、環境に配慮した乗り方で点灯するECOランプも装備。
―― カラーは白/ツヤ消しグレー/グレー(青ホイール)。 [写真タップで拡大]
◆マジェスティS:ビグスクの血統は健在
―― 【YAMAHA MAJESTY S】■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ 155cc 15ps 1.4kg-m ■145kg(装備) シート高795mm 7.4L ●価格:37万9500円 ※’21年2月時点の国内仕様
ビッグスクーターの草分け的存在の末弟「マジェスティS」は、マスを集中化するリヤのモノクロスサスペンションや大径の前後ディスクブレーキなどスポーティな装備と、32Lの大容量トランクや12VのDCソケットを備えたフロントポケットなど実用面を両立。カラーは黄/白/黒/グレーの4色。
スズキ
◆バーグマン200:街でも便利な絶妙サイズ
―― 【’21 SUZUKI BURGMAN 200】■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ 199cc 18ps 1.6kg-m ■165kg(装備) シート高735mm 10L ●価格:57万1340円
250よりコンパクトで150クラスよりパワフルな“ちょうどいい”サイズの「バーグマン200」。ヘルメット2個が余裕で入る41Lトランクを装備しながらもシート高は735mmで、カットフロアボードと合わせて足着き性も良好。ロック付きのフロントボックス内には12VのDCソケットも装備。’21モデルではABSが標準装備となり、新色マットステラブルーメタリックも追加された。
―― [写真タップで拡大]
―― カラーバリエーションは新色マットステラブルーメタリック/ニュータイタンブラック/ブリリアントホワイトの3色。
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