コンパクトカーにしては高くね? などと言われることもある新型ノートだが、販売は好調だ。
e-POWER専用モデルにしたことでライバル車との差別化に成功。
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またスッキリしたデザインと居住性のよさなどの基本性能の高さもあって、新しい日産の「顔」となりつつある。
そんなノートに魅力的なニューバージョンが3つ登場する。気になる「マーチ1年後に生産終了?」の報とともにお届け!
※本稿は2021年6月のものに適宜修正を加えています。
文/遠藤 徹、ベストカー編集部 予想CG/ベストカー編集部 写真/NISSAN、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2021年7月10日号
【画像ギャラリー】発表されたばかりのノートオーラを中心に、ノート、クロス、NISMOをギャラリーで比較!
■ノートオーラは待望のプレミアムコンパクト
●日産 ノートオーラ(6月15日発表・9月発売開始)
ノートオーラは、ノートをベースに内外装をカスタマイズして最上級プレミアムバージョンとして設定。
ボディサイズは全長4045×全幅1735×1525mmで、ホイールベース、トレッド、室内寸法はノートと同じ。
ありそうでない、だからこそ待望のコンパクトサイズのプレミアムモデル。価格は261万~296万円付近となる。真の高級感を味わえそうだ
フロントはグリルの形を変え、ターンシグナルランプ、前後バンパーはボディパネルと同色。リアのコンビランプは横一線で左右を繋げたデザインを採用。
ワイドフェンダーで全幅を40mm拡大し、3ナンバー化。タイヤはノートの16インチに対して17インチにアップ。アルミホイールも専用デザインとなる。
室内は豪華な仕立て。本革シートはブラック&ホワイトの2タイプから選べ、標準タイプは合皮。ヘッドレストにBOSE製のスピーカーを装備している。
リアビュー。画像ギャラリーではノート、ノートオーラ、ノートクロス(仮称)、ノートNISMOの外観を比較できる構成としてみた。是非眺めてみてほしい
パワーユニットはノートと同じ1.2L e-POWERだが、外部に音や振動が漏れるのを防ぐマウントを施し、静粛性を向上。
グレードはG(合皮)、Gレザー(本革)の2タイプで、それぞれFFと4WDを設定する。
価格は正式には明らかにされていないが(6月3日時点)、ノートの最上級グレード「X」のオプションフル装備で300万円程度に対し、50万円程度高い340万~350万円の設定になる見込み。
●ノートオーラ 主要諸元
・全長×全幅×全高:4045×1735×1525mm
・ホイールベース:2580mm
・車両重量:1260~1370kg
・エンジン:直3、1.2LDOHC+モーター
・エンジン最高出力/最大トルク:82ps/10.5kgm
・モーター最高出力/最大トルク:136ps/30.6kgm
・駆動方式:FF/4WD
・登場時期:2021年秋
・価格:261万300~269万9400万円(FF)、286万8800~295万7900円(4WD)
■9月デビュー? ノートクロス&ノートNISMOもスタンバイ
●日産 ノートクロス(仮称)
続いて、オーテックが作るノートのSUVバージョン。「ノートクロス」というのはあくまで予想のネーミングで、正式名称は不明だ。
先代ノートにあったSUV仕様の「C-Gear」の現行モデル版で、足回り&タイヤ偏平率の変更により車高をアップして脱着式の樹脂製オーバーフェンダーを装着するという。
レジャー派のための「ノートクロス(仮称)」。予想価格は250万~270万円(画像はベストカー編集部による予想CG)
このフェンダーをつけた状態で全幅は1705mmとなるが、持ち込み登録の場合、10mm以下は切り捨てとなるので5ナンバーとなる。
外観だけでなく内装にも力が入っており、アウトドアレジャーに最適なアイテムが随所に設定されるはず。上質さが売りのノートとはまた違った個性を発揮する。
●ノートクロス 予想諸元
・全長×全幅×全高:4045×1705×1535mm
・ホイールベース:2580mm
・車両重量:1220kg
・エンジン:直3、1.2L DOHC+モーター
・エンジン最高出力/最大トルク:82ps/10.5kgm
・モーター最高出力/最大トルク:116ps/28.6kgm
・駆動方式:FF/4WD
・予想登場時期:2021年9月
・予想価格:250万~270万円
●日産 ノートNISMO
先代に続き、新型ノートにもニスモモデルが設定される。
チューニング内容は先代モデルを踏襲することになりそう。
スポーツドライブ派のための「ノートNISMO」。予想価格は300万円(画像はベストカー編集部による予想CG)
先代ではe-POWERの出力をベース車に対し馬力で25%、トルクで26%向上させたが、新型ではベース車自体の出力が109psから116psにアップしているからニスモバージョンはさらにパワフル。ニスモでは145ps前後となりそうだ。
●ノートNISMO 予想諸元
・全長×全幅×全高:4050×1735×1515mm
・ホイールベース:2580mm
・車両重量:1240kg
・エンジン:直3、1.2L DOHC+モーター
・エンジン最高出力/最大トルク:90ps/11.0kgm
・モーター最高出力/最大トルク:145ps/36.0kgm
・駆動方式:FF/4WD
・予想登場時期:2021年9月
・予想価格:300万円
* * *
以上、オーラ、クロス、ニスモすべて発売は9月。今年の夏は「ノート祭り」となりそうだ!
【番外コラム】ついにマーチ生産終了 今のうちにNISMO買っとく?
取材を進めていると、またも意外かつ重要な情報を入手。マーチが1年以内に販売を終了するというのだ。後継モデルの予定はなく、40年の歴史に幕を閉じることになる。
となると、急に気になってくるのが傑作スポーツのマーチニスモS。日産最小のスポーツモデルとして買っておきたい気分になる。いかがでしょう?
(編集部註/本件についてはまだ確実な情報が入っていないため、調査を進めております。新たな情報が入り次第、あらためてお知らせします)
マーチニスモSは1.5L NA、116ps/15.9kgmで187万6600円(5MT)
【画像ギャラリー】発表されたばかりのノートオーラを中心に、ノート、クロス、NISMOをギャラリーで比較!
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みんなのコメント
単に日本市場のラインナップに対して手を抜いてるだけ
妄想や願望も大概にしようね。
あとノートのスライドドアは、どうなったのかな?(笑)