■カスタムで初代カラー再現したヤマハのファンバイク「PW50」がいよいよ完成!
小学校低学年までのバイク入門モデルとして誕生したヤマハのPW50は、子供でも扱いやすいオートマチックエンジン、自転車に乗れれば違和感なく操作できるブレーキシステム、軽量でコンパクトな車体、メンテナンス性の高いシャフトドライブなどが支持され、1980年の登場以来、40年以上も世界で愛され続けています。
【1回目】世界で40年以上も愛され続けてきたヤマハのキッズ向けファンバイク「PW50」の初代モデルをカスタムでオマージュ!
最初に発売されたイヤーモデルは1981年。その初代モデルをオマージュし、人気バイクショップ「9-GATE(ナインゲート)」が、現行モデルとベースにカスタムするプロジェクトが立ち上がりました。
そのコンセプトは、『もしも、ヤマハがPW50の40周年アニバーサリーモデルを出すとしたら、きっと、こんなバイクになるんじゃないか?』というモノ。妄想をカタチにした遊びゴコロにあふれたプロジェクトなのです。
前回はカスタムペイントで初代モデルのUSインターカラーであるイエローとブラックのグラフィックを再現。最終回となる今回は、仕上がったパーツを組み込んで、いよいよ完成です!
■初代モデルをオマージュしたカスタムで40周年をお祝いしたい!
「初期型のカラーがこの色だったんですよ。『先祖返り』というか、オマージュする気持ちを込めて製作しました」
今回のプロジェクトをプロデュースした代表の細井啓介さん。カスタムペイントを手がける「カオスデザインファクトリー」とタッグを組んで、現行の純正スタイルを崩さずに初代の雰囲気をカラーリングで再現しました。
「タンクには初代にないシュラウドカバーがあるので、別部品に見せないように一体感が出るようにカスタムペイントで工夫しました。文字のディテールとか大きさ、スケール感を変えずに落とし込んでみました」
再現できないところは時間と手間をかけて、工夫しつつ上手にカバー。それこそアニバーサリーモデルのような、ノーマル然とした美しい仕上がりになった。
「ずっと日の目を見てないモデルというワケでないのですが、コンペティションモデルのカテゴリーになってしまうから、やっぱりヤマハのバイクの中ではメジャーじゃないんです。せっかくだから、お祝いしてあげたいですよね」
プロとして活躍する数多くの名ライダーを育ててきたPW50。これからも、バイクに乗りはじめた子供たちに親しまれながら、次世代のライダーを育ててくれることを期待しています。
■未来のライダーを育てるヤマハの「親子バイク教室」でもPW50が活躍
子供をバイクに乗せたい、親子でバイクに乗ってみたい…というバイク好きに支持されてきたPW50。乗りやすさや扱いやすさのみならず、維持費を抑えるためにメンテナンス性の高いシャフトドライブを採用したり、車両価格を抑えるためにあまり仕様変更されずにきたのも特徴です。とはいえ、20万以上する高価なものなので、子供に乗せたことがない保護者にとっては敷居が高いかもしれません。
そんな人にオススメなのが、ヤマハの「親子バイク教室」です。次世代を担う子供たちに子供のバイク体験を保護者様サポートしながら一緒に学ぶ、小学生向けのバイク教室で、バイクに乗る楽しさだけでなく、危機管理能力やルール順守などの規範も伝えています。ここで教習車として使用されているのがPW50なのです。
親子バイク教室では3つのコースと用意。まずは、バイクに慣れることからはじめる入門の「トライコース」は、親子で楽しみながらバイクの仕組み・基本操作・走る・曲がる・止まるをマスターできます。また、設定された課題にチャレンジしながらバイクを自由に操作する「サーキットコース」では、テクニックを身につけ、専用のミニサーキットをフルコース走行します。そして、デコボコ道や山越えに挑戦する「アドベンチャーコース」では、課題がクリアできたら冒険気分を味わいながら自然のオフロードコースを走行できます。
参加できる目安は補助輪無しで自転車に乗る事ができる小学生であること、バイクにまたがった状態で両足がつくこと(身長目安115cm以上)、参加小学生1名に対し、保護者1名が必ずペアで参加できることです。
親子で体験することで子供がチャレンジし、成長する喜びを共有。親子の絆を深めることもできます。保護者が二輪免許を持っている場合、子供と一緒に走行できるコースもあるそう。なんと、夢の親子ツーリング気分を味わえるのです!
ちなみにハンドグリップ下にあるネジでスロットル開度を調整できるスピードリミッターと、エキゾーストマニホールドに取り付けられたパワーリダクションプレートを装備。パワーを調整することができるので、子供の運転技術の上達や成長に合わせて長く親しむことができます。
こういった体験ができるのも、PW50が競技で勝てる走破性ではなく、子供でも安心して運転できる優しいゆっくり走り出せるパワー特性と、安全性を追求してきた結果とも言えるでしょう。
10月28日から発売された2022年モデルでは、楽しさと扱いやすさ、親しみやすさはそのままに、ヤマハの上級オフロードレーサー「YZシリーズ」の2022年モデルのカラー&グラフィックを採用しています。YZと一緒に走れば、まさに親子バイク! そんな楽しさもPW50が長く愛される理由でしょう。
■2022 YAMAHA PW50全長×全幅×全高:1245×610×705mm軸距:855mm最低地上高:95mmシート高:475mm車両重量:41kgエンジンタイプ:空冷2ストローク単気筒総排気量:49cc内径×行程:40.0×39.2mm圧縮比:6.0:1始動方式:キック式オイルタンク容量:0.30L燃料タンク容量:2.0L(無鉛レギュラーガソリン指定)吸気・燃料装置/燃料供給方式:キャブレター点火方式:CDIタイヤ:前2.50-10 4PR、後2.50-10 4PR(前後チューブタイプ)ブレーキ形式:前後 機械式リーディングトレーリングドラムブレーキ懸架方式:前 テレスコピック式、後 ユニットスイングフレーム形式:バックボーン■メーカー希望小売価格:22万円(消費税10%込)
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