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これは便利そう……なハズが実際使うとイマイチ! 期待はずれのクルマの装備7選

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これは便利そう……なハズが実際使うとイマイチ! 期待はずれのクルマの装備7選

 文句ナシに使える装備もあれば実際にはあまり役立たないものも

 最近のクルマには、さまざまな便利装備、先進装備が用意されている。もはや自動ブレーキなどは必須の先進安全予防装備と言えるし、ブラインドスポットモニターやブレーキ機能付の後退時車両検知機能は文句ナシの先進安全装備だが、なかには一見、便利そうでも、実際に使ってみると、「あれれ」と思う装備がなくはない。ここでは便利そうで、じつはそうでもない装備を挙げてみたい。

一度経験すると付いていないクルマに乗れなくなるほど便利な装備11選

 1)ただのクルーズコントロール

 ACC=先行車追従型クルーズコントロールが広まっている時代に、先行車に追従しないただのクルーズコントロールは、よっぽどすいた高速道路を延々と、淡々と走るシーン以外では、かえって使いにくい。クルーズコントロールが発達したアメリカの一本道と日本の交通・道路事情はまったく違うのだ。

 カタログの装備表にそれらしき記述があるなら、ただのクルーズコントロールかACCかをチェックしたい。付いていて便利なのは、渋滞追従機能付きで作動上限速度に余裕ある、さらに言えば再加速性能に優れたACCに限ります。その意味では、輸入車(とくにドイツ車)、国産ではスバルのACCが使いやすい。

 2)低速域、渋滞時に追従しないACC

 では、ACCと呼んでいるすべてのアダプティブクルーズコントロールが便利かと言えば、そうでもない。個人的にもACCの有り難みをもっとも感じるのは高速走行中の渋滞時。しかし、ACCでも低速域では作動しないものも少なくない。およそ35km/h以上、115km/hまでという作動範囲でしかないACCもある。

 意外ながら、日産のプロパイロットは、同一車線内半自動運転機能だから渋滞追従機能は備えているものの、ACCの作動は115km/hまで。トヨタのカムリなどは180km/hまで作動するが、さすがにそこまでは不要。が、一部高速道路での最高速度、120km/hには対応してほしいところ。

 3)うまく反応してくれないボイスコントロール

 最近、アウディA8やボルボなど、高級車のナビゲーションに付いている音声操作を試しているが、これがなかなかうまくいかない。こっちの発音が悪いのか、意思の疎通!?が難しい。見当外れの答えが返ってくることも。

 新型BMW3シリーズではばっちりだったが、まだまだ途上の機能。メーカー、車種によって認識機能に差があるたため、できれば購入前に、自身の発声でうまく機能するか、実際に使ってみて確認したいところ。うまく使えれば、素晴らしく便利だけど。

 4)ルームミラーの小さなバックモニター

 ナビを付けずとも、バックモニター機能が得られるルームミラー内の片隅にある小さなバックモニターはたしかに親切な装備だが、老眼だったりすると画面が小さすぎて見にくいのなんの。最新の一部車種にはルームミラー全体がバックモニターになるものもあり、最低、それぐらいの面積があると見やすさは大幅に向上する。ないよりはいい……ぐらいの装備と思えてならない。やはりナビの大画面で、360度、後方を確認したいものだ。

 収納系でもひと工夫が足りないと使えないことも

 5)置くだけ充電機能

 スマホを置くだけで充電できるアクセサリーも用意されているが、わざわざお金を出して買うほどではないと思う。対応機種が限られているし、普及しているUSB充電でもまったく不便はない。

 6)瞬間燃費計

 あくまで個人的に見解だが、平均燃費計が大きく表示されていると、よりエコな走行がしやすく、実燃費も伸びやすいと考えている。例えば平均燃費計が19.9km/Lを表示していれば、なんとか20km/Lを超えたいと、運転に気づかい、自然と燃費が伸びる運転を身につけられるからである。持論としては、平均燃費計の数字が大きいほど、見やすく、燃費が伸びる……なんて思っている。

 一方、旧来的な瞬間燃費計は動きが目まぐるしく、平均燃費計ほどの意味、価値はないと思える。もっとも、両方付いていても、どちらかはいらないからお金を返せ、とはいきません。

 7)水抜け穴のない車内の傘置き

 ホンダN WGNの後席下にはセンタータンクレイアウトを生かした大型トレーが備わり、小物やスニーカーなどを入れておくには便利だが、カタログに「傘を置いてよい」と記載されているものの(横置き)、ずぶぬれの傘を置くと水浸しになりかねない。

 その点、スズキ・ワゴンRのリヤドアに付いている傘置き(縦置き)は、さすが傘専用だけに、下部に水気が車外に落ちる穴があいているので、より便利かつ賢い装備と言える。

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