巨大なリヤウイングがラリーカーの証!
WRカー譲りのシンプルなリップスポイラーも要チェック
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ウェルパインメディアのモータースポーツ部門として10年以上、全日本ラリー選手権をはじめとした各種カテゴリーでレース活動を行っている”ウェルパインモータースポーツ”。2021年もFIA世界ラリー選手権第12戦「ラリージャパン2021」への参戦を目標にしつつ、全日本ラリー選手権に参戦予定だ。今回紹介するGRヤリスRS(1.5Lノンターボ/FF・CVT)は、まさにその参戦車両である。
参戦予定クラスは、ハイブリッドカーや電気自動車などに加え、1500cc以下の車両を対象としたJN6クラス。ドライバーはまだ未確定だが、コ・ドライバーには元SKE48の梅本まどかさんを起用予定とのこと。
エクステリアはウェルパインのオリジナルパーツで武装。超大型のリヤウイングは製品化済みの市販モデルで、ヤリスWRCに採用されている形状を再現した野心作だ。効果は強烈で「正直なところ効きすぎるくらいです。リヤの安定感が増して、オーバーステア傾向はほとんど無くなります。ラリーだとオーバーステア傾向を好むドライバーも多いので、足回りのセッティングが少々大変かもしれません」とのこと。
ラインナップはFRP製(36万8000円~)、ウエットカーボン製(55万円)、ドライカーボン製(200万円)の3種類。車検対応なのはもちろん、JAF規則対応、ボディ加工無しで装着できる点もポイントだ。
一方、フロントにはWRカー譲りのアグレッシブなフロントリップスポイラーを設定。価格はカーボンタイプが9万6000円、ゴムタイプが8万6000円となる。
ホイールはワークエモーションZR10の18インチで、タイヤにはディレッツァZIII(235/40R18)をセット。サスペンションは、街乗りからサーキットまで幅広いステージに対応したクスコ・スポーツTN-Sをチョイス。ブレーキパッドは、ウィンマックスの中でもジムカーナやラリーなど競技シーンでの装着率が高いitzzに変更している。
ステアリングハンドルは現在開発中のプロトタイプ。ホーンボタン周辺に配置されたボタンが印象的だが、これは純正のステアリングスイッチ類を犠牲にせず、機能を生かせるようにするためのアイディアだ。
ワンオフのロールケージやブリッドのフルバケ(XERO)が組まれた室内は完全なレーススペシャルだ。クルマ好きの間では、トップグレードのRZばかりが話題として取り上げられがちだが、ベースモデルのヤリスも十分カスタムベースとして楽しめる。ウェルパインモータースポーツのラリー参戦車両には、そんなメッセージも込められているようだ。
TEXT:三木宏章
PHOTO:金子信敏/三木宏章
●取材協力:ウェルパインメディア
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やっぱりホイールは白だな!