アルガルヴェ・サーキットで行なわれた2021年MotoGP第3戦ポルトガルGP。優勝を果たしたのはヤマハのファビオ・クアルタラロで、彼はドーハGPから2連勝となった。
2020年7月に負った怪我で長く戦線を離脱していたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)の復帰戦となったポルトガルGP。天候も良く、気温25℃、路面温度41℃のコンディションで全25周のレースが開始された。
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2連勝を記録したクアルタラロはポールポジションからのスタートだったが、蹴り出しが悪く序盤は6番手周辺で走行。ヨハン・ザルコ(プラマック)、そしてアレックス・リンス(スズキ)がレースをリードする中、するするとポジションを上げていくと8周目には先頭を奪い取った。
クアルタラロ、そしてリンスの2名のペースが周囲より良く、優勝争いは彼らふたりに絞られた。しかしリンスは残り7周というところで転倒を喫してしまい脱落。クアルタラロは2番手に4秒以上の差を付ける独走体制に。そのまま危なげなく走りきって2連勝を達成した。彼はこれでポイントリーダーの座をザルコから奪い取った。
2位に入ったのはドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤ。追い上げのレースを展開し、終盤に表彰台圏内に浮上。最後はジョアン・ミル(スズキ)の追撃を退けて2位を確保した。
そのミルは3位を確保。終盤に前を走るザルコが転倒したことも助けになり、スズキそして彼にとっても今季初の表彰台を持ち帰った。
復帰戦となったマルク・マルケスはオープニングラップに3番手を走るなど、一時は表彰台かとも思われた。ただ徐々に順位を落としていき、最終的には7位でフィニッシュ。しかし9ヵ月ぶりのMotoGPで見事にシングルフィニッシュを勝ち取ってみせた。なおチームメイトのポル・エスパルガロはマシントラブルがあったようで、レース序盤にリタイアとなった。
グランプリ初日に転倒を喫し、その影響で痛む身体を押してレース出場を選んだ中上貴晶(LCRホンダ)は、最後尾スタートだったがオープニングラップで一気にポジションをアップ。そこから転倒者が続出するレースを無事に走り切って10位を確保し、今季初のポイントを持ち帰った。
今回FPから予選を通じて苦戦していたバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)は、14周目に転倒を喫し、リタイアとなった。
ヘレス・サーキットを舞台に行なわれる第4戦スペインGPは4月30日~5月2日にかけて行なわれる。
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みんなのコメント
ヤマハ!
ザルコのデジャブみたい!