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総額5300万円オーバー!ランボルギーニ・アヴェンタドールの見積もりを取ってみた

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総額5300万円オーバー!ランボルギーニ・アヴェンタドールの見積もりを取ってみた

ボクは何を思ったか、ランボルギーニ・アヴェンタドールSを購入しようと考えた。
その経緯や理由は別の機会に述べたいと思うが、ここではその見積もりの内容やオプションの価格について紹介したいと思う。

アヴェンタドールの車両本体価格は4490万円

ランボルギーニは間違ったイメージを持たれているようだ。誤解とその事実について5つ紹介してみよう

まず、ランボルギーニ・アヴェンタドールSの価格だ。
これは車両本体価格「44,904,433円」である。
要はマンション(地方なら一軒家)相当の価格ということだが、ボクはマンションや家よりは「値下がりが小さい」アヴェンタドールSのほうが断然お得だと考えている。

ここでざっとランボルギーニ・アヴェンタドールを購入すると、どれくらいの費用が要求されるのかを見てみよう。
購入する時期やディーラーによっても諸経費には変動が出るため、下に記す額はあくまでも参考程度にとどめていただけると幸いである。
輸入車はそのオプション価格や車両本体価格について、頻繁に改定があることも、この機会に頭に入れておいてほしい。

まずは税金関係だ。自賠責など「必要」な費用もここに含む。

・車両本体価格:44,904,433円
・自動車税:111,000円
・自動車取得税:1,247,300円
・自動車重量税:49,200円
・自賠責保険料:36,780円

次は購入時にディーラーに対して支払う費用だ。手数料や納車のための整備費用などが含まれる。

・車庫証明:2,700円
・検査登録費用:2,680円
・希望ナンバー:5,400円
・リサイクル預託金合計:18,330円
・リサイクル資金管理料:380円
・車庫証明:19,440円
・検査登録費用:32,400円
・納車費用:54,000円

ここからはメーカーオプションだ。ひとまずは「あったほうがいい」ものを選んでいるが、最終的にはここから要・不要を判断し、購入価格を調整することになる。

まずは注文時にしか選べない、「メーカーオプション」から見てみよう。ボディカラーもここに含むが、アヴェンタドールSのイメージカラーである「イエロー(ジアッロ・オリオン)はかなり高額だ。

・ジアッロ・オリオン(パールペイント):477,468円
・鍛造センターロックホイール:600,156円
・ホイールキャップカバー(カーボン):81,864円
・イエローブレーキキャリパー:145,044円
・エクステリア・カーボンファイバー・パッケージ:1,869,264円
・パークアシスタンス:518,400円
・透明エンジンボンネット:864,000円
・Tシェイプ・エンジンカバー・カーボンファイバー:259,200円
・Xフレーム・カーボンファイバー:532,656円
・エクステリア・ヴィジブル・カーボンファイバー:654,804円
・インテリア・アルカンタラ:341,064円
・エレクトリックシート/シートヒーター:442,800円
・インテリア・カーボンファイバー・パッケージ:768,528円
・インテリア・ハイグロスブラック:108,756円
・マルチファンクションステアリング:164,700円

ここからは日本に到着し、ディーラーに取り付けや施工をお願いするオプションだ。
「バッテリーメンテナンスキット」は見慣れないものだが、頻繁に乗るわけではないスーパーカーはバッテリーも放電しがちだ。
このキットは家庭用コンセントに接続し、クルマのバッテリーを充電しつつも最適な状態に保つ製品ということになる。

・ガラスコーティング(ホイール含む):172,800円
・レーダー探知機:102,600円
・バッテリーメンテナンスキット:102,600円

そしてこれらを合計するといくらになるのか?
その合計額とは驚愕の「53,176,261円」である。
しかしボクは上で述べた通り、ランボルギーニ・アヴェンタドールSの資産価値は非常に高いと考えており、この金額を出せるのであれば「高い買い物ではなく」、家やマンションを購入するよりはよほどワリのいい買い物だ、と考えている。

ランボルギーニ・アヴェンタドールSのオプションにはどんなものがあるのか

せっかくなので、ここでアヴェンタドールSのオプションには他にどんなものがあるのか、そしてその金額はいくらくらいなのか?を見てみよう。

まずはボディカラーだが、アヴェンタドールSの場合、ブラックとソリッドのイエローのみ「0円」だ。
その他のボディカラーは全て有料であり、ソリッドホワイトであっても199,800円が必要だ。
メタリックだと280,368円、パールだと477,468円、ちょっとラメっぽい「グリッターカラー」は518,400円という設定となっている。

次いで外装のオプションだが、フロントバンパー内部の黒いパーツや、エアインテーク各部をカーボンにしようとすると、1,869,264円が必要だ。
それでもまだカーボン化の余地が残されており、追加で他の部分をカーボン化すると、追加で654,804円を支払わなくてはならない。

そしてオフィシャルフォトでよく見るカーボン製のエンジンカバーであるが、これも実は436,644円のオプションだ。
同じく「X状の」カーボン製補強パーツも259,200円、透明のエンジンフードも864,000円のオプションだ。

続いて、タイヤとホイールのオプションを見てみよう。
もともとアヴェンタドールSのホイールサイズはフロント20インチ、リア21インチである(しかも鍛造)。
インチアップは用意されていないので、デザインやカラー、センターロックの有無が選択肢として用意されていることになる。

たとえば標準ホイールをブラックに塗ると178,632円だが、これは18インチくらいのホイールを日本国内でペイントする価格と変わらない(むしろ安い)設定だ。
これがセンターロックになると422,825円~654,804円となる。
なお、カーボン製のセンターキャップは81,864円だ。

ブレーキシステムについては標準で「カーボンセラミック」が与えられている。
よって機能的なアップグレードは必要がなく、ブレーキキャリパーのカラーを選択するのみだ。
標準だとブレーキキャリパーは「シルバー」だが、これをイエローやレッドにペイントすると145,044円が必要となる。
参考までに、マツダCX-8のブレーキキャリパーをディーラーオプションにてレッドにペイントした場合の価格は15,444円だから、アヴェンタドールSはこの「10倍」ということになる。

インテリアのオプションについても基本的に選択肢は多くない。
ブレーキやホイール同様、もとから優れたシートや素材が使用されていて、それらをアップグレードする必要がないからだ。
よって標準でも「フルレザー内装」であるが、これをアルカンターラに変更すると95,580円の追加費用が必要だ。
ステッチカラーも変えることが可能であり、この費用は97,416円。
その他、インテリアをスポーティーなカラーリングに変更すると、324,000円を支払わなくてはならない。

あとは細かいところだが、
・高級オーディオ:442,800円
・パークアシスト:518,400円
・電動調整シート+シートヒーター:442,800円
などがある。

これらの見積もりはお世話になっているランボルギーニ ディーラー(ランボルギーニ大阪)で算出していただいた。
末筆になったが、ここに感謝の意を表したい。

[ライター・撮影/JUN MASUDA]

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