■日産新型「セレナ 4WD仕様」登場へ!? 販売店の反響は
日産は「セレナ」の一部改良モデルを2024年9月9日に発表。また今回e-POWER車の4WDモデル投入も予告されました。
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販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
セレナは1991年に登場したミニバン。室内空間の広さやデザイン性、使い勝手の良い3列シートなど、充実した機能面も備え、ファミリー層を中心に高く支持されてきました。
現行モデルは2022年11月に登場した6代目で、内外装デザインを一新したほか、ミニバン世界初採用の先進運転支援システム「プロパイロット2.0」を採用。
パワートレインには、2リッター4気筒ガソリンに加え、新開発の第2世代「e-POWER」(ハイブリッド)を搭載。1.4リッターエンジン+モーターを組み合わせ、燃費と走行性能の向上を図っています。
グレードは、標準タイプとエアロタイプ「ハイウェイスター」、プロパイロット2.0などを標準装備する最上級グレード「ルキシオン」、さらに専用内外装を備えるカスタムモデル「オーテック」を展開します。
今回の一部改良では、セレナに新たなボディカラーの追加や、仕様変更、また価格改定を行っています。
また、最大のトピックとして、e-POWER車の4WDモデルが10月に登場すると明らかにされました。
「e-POWER×4WD」モデルというと、日産には独自の電動駆動4輪制御システム「e-4ORCE(イーフォース)」が存在します。
e-4ORCEとは、前後2つに電気モーターを搭載。高出力モーターとブレーキの統合制御により、駆動力を自在にコントロールできる電動駆動4輪制御システムです。
4WDというと、雪道や未舗装路などで主に発揮される機能でしたが、e-4ORCEは、日常からアウトドアまですべてのシーンで「走る・曲がる・止まる」性能を飛躍的に向上。
思ったとおりに曲がれるスムースなドライビングと、高級セダンのような上質な快適性は電気で走る4WDの新体感だといい、これまで「アリア」や「エクストレイル」に搭載されてきました。
e-4ORCEが搭載されるのかどうかは明らかになっていませんが、セレナに採用されればミニバンでの採用は初となります。
ではセレナの「e-POWER×4WD」モデルについて、販売店ではどんな反響があるのでしょうか。これについて、都内日産販売店の営業スタッフは以下のように話します。
「まだ当店でも詳細な情報がきておらず、10月頃に出るのではないかと思います。
不確定なことも多いですが、おそらくe-4ORCEが搭載されるのではないかと予想されます。
お問い合わせとしては、都心だと2WD車のほうが需要は高いですが、一方で4WDがほしいって方、ずっと待っている方というのも一定数いらっしゃいます。
数として多くはないですが、4WD車を待ち望んでた方からのお問い合わせもありますね」
また別の販売店の営業スタッフは以下のように話します。
「お問い合わせは多数いただいてますね。
ただ2WD車に比べて4WD車は金額が高くなるのがネックな部分かと思います」
販売店では詳細について情報がきていないものの、一定数のe-POWERの4WD車を待つユーザーから反響もあるようです。
※ ※ ※
このほか改良では、ボディカラーに「クリスタルブラウン」および「クリスタルブラウン/利休(リキュウ)ルーフ」、「クリスタルブラウン/利休(リキュウ)ルーフ・フード」を追加しました。
また、価格改定も実施され、ガソリンモデルでは4万9500円から10万100円の値下げも実施し、手の届きやすい価格となっています(いずれも消費税込)。
新型セレナ改良モデルの価格は271万9200円から484万7700円です。
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