MotoGP第9戦カタルニアGPのMoto3クラス決勝がカタルニア・サーキットで行なわれ、ダリン・ビンダーがキャリア初優勝を果たした。
日本勢が多数参戦するMoto3クラスだが、今戦は鳥羽海渡(Red Bull KTM Ajo)の8番手が最上位グリッド。ポイントランキング首位を争っている小椋藍(Honda Team Asia)は24番手と後方からのスタートとなった。
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カタルニアGPはレースウィークを通して低温のコンディションとなっており、Moto3クラス決勝の開始時刻には気温19℃、路面温度も19℃だった。
21周のレースが開始されると、まずはポールポジションのトニー・アルボリーノ(Rivacold Snipers Team)が好スタートを切って先導。オープニングラップをそのままトップで回り、ガブリエル・ロドリゴ(Kömmerling Gresini Moto3)、アルベルト・アレナス(Gaviota Aspar Team Moto3)が続いた。また小椋はスタートで一気にポジションを上げ、14番手に浮上して1周目を終えた。
ホームストレートのスリップストリームを生かした攻防が激しく、毎周のように先頭が入れ替わるが、5周目には再びアルボリーノがトップを奪い返した。
6周目、トップ集団内で争っていたアレナスとジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が転倒。ターン4でマクフィーがイン側に入ったところで転倒し、アレナスはそれを避けることができなかった。痛恨のノーポイントにアレナスは怒り心頭と言った様子だ。
先頭は変わらずアルボリーノがリードしていくが、ダリン・ビンダー(CIP Green Power)とのポジション争いが激化。ビンダーに追い抜きを許すシーンもあったが、アルボリーノ、ジャウマ・マシア(Leopard Racing)、ロドリゴらによるチャージでもポジションは次々と入れ替わっていった。
残り10周、トップはビンダー。ロドリゴとのバトルが激しく、縦長になっていたトップ集団はかなり接近しつつあった。
ビンダーはトップを維持して走行を継続。しかしデニス・フォッジア(Leopard Racing)によるチャージから守り切ることができず、残り6周でトップを奪われてしまう。
フォッジアは後続を引き離そうとしていくが、マシア、アルボリーノによる追撃を受ける。特にマシアによるチャージはキツく、ごく僅差のバトルが続いた。
ラスト2周になってもフォッジアの先導する形は変わらず、ビンダーとアルボリーノ、アロンソ・ロペス(Sterilgarda Max Racing Team)を引き連れて、レースはラストラップとなった。
最終ラップのターン5、フォッジアはブレーキングでビンダーとアルボリーノにオーバーテイクを許してしまい、ビンダー、アルボリーノ、フォッジアという順になった。
そして最終コーナー、アルボリーノはビンダーのイン側に入ろうとするが、ビンダーがこれを巧みにブロック。そのまま先頭で最終コーナーを立ち上がり、トップでチェッカーを受けた。ビンダーはこれがキャリア初優勝だ。2位はアルボリーノ、3位にはフォッジアが入った。
小椋はレースを通じて徐々にポジションを上げ、11位でフィニッシュ。アレナスが転倒ノーポイントに終わったことで、小椋が3ポイント差でランキング首位となった。
ほか日本勢は、山中琉聖(Estrella Galicia 0,0)が15位、佐々木歩夢(Red Bull KTM Tech 3)が17位、鳥羽が19位、国井勇輝が(Honda Team Asia)21位となった。
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