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充電も給電もできるクラウン登場! トヨタはクラウンスポーツにPHEVを追加設定してマルチパスウェイを突き進む

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充電も給電もできるクラウン登場! トヨタはクラウンスポーツにPHEVを追加設定してマルチパスウェイを突き進む

 この記事をまとめると

■トヨタ・クラウンスポーツにPHEVが追加された

クラウンセダンは海外勢のガチライバル多し! 海外メーカーからすれば日本市場はまだまだ開拓の余地アリだった

■2.5リッターのPHEVシステムはシステム最高出力225kW(306馬力)でスポーティな走りを実現

■クラウンスポーツPHEVは普通充電だけでなく急速充電にも対応

 スタイリングも走りもいい充電可能なクラウンスポーツ

 クロスオーバーとSUV、そしてセダンとワゴンという4つのボディスタイルを用意して再出発をするクラウン。クロスオーバーに続く第2弾として発売されたのがSUVスタイルのクラウンスポーツであり、すでにHEVが発売されている。そして今回、新たにPHEVが追加されることになった。

 今回新設定されたPHEVは、クラウンスポーツが追求する「楽しい走り」をさらに昇華させるべく、HEVの上質さを基盤に、よりクルマを操る楽しさを味わえるスポーティな味付けにこだわっているという。

 2.5リッターのPHEVシステムは、出力密度の高い駆動用モーターを搭載し、システム最高出力225kW(306馬力)を実現。モーターを最大限に活用することでシームレスで力強い加速を可能とした。また、大容量リチウムイオン電池を車体中央の床下に配置して車内空間を損なわずに、日常生活の大部分をEV走行でカバーできるEV走行航続距離90kmを実現。ハイブリッド燃費は20.3km/Lを達成している。

 PHEVシステムが生み出すパワーは、E-Four(電気式4WDシステム)によって4輪に分配。卓越した走行安定性を実現するとともに、コーナリング中をはじめ降雪時や雨天時の走行においても安心感を提供してくれる。

 また、PHEVモデルでは、新たにフロアトンネル部にブレースを追加。ボディの最適な剛性バランスを追求すべく作り込まれたボディ剛性に対し、前後ショックアブソーバーの摩擦特性と減衰力特性を最適化することで、路面状況や運転操作に応じたしなやかな動きと設置感のあるフラットな乗り心地を実現している。

 PHEVならではの利便性が追求されているのも特徴で、普通充電中も外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオの使用が可能になる「マイルームモード」を搭載。エンジンをかけずとも車内で快適に過ごすことが可能となっている。さらに、最大1500W(AC100V)の外部給電機能も標準装備。なお、充電は普通充電だけでなく、急速充電にも対応しており、満充電料の約80%の充電に要する時間は約38分と、普通充電よりも大幅に充電時間も短縮できる。

 エクステリアでは、クラウンスポーツの美しさを足元から支える21インチの大径幅広タイヤと、マットブラック塗装を施した専用アルミホイールが特徴だ。トリプルスポークと細いレイヤースポークが、プレミアムでスポーティな衣装をさらに強調してくれる。

 インテリアは、華やかなブラック&センシュアルレッドを運転席と助手席で左右非対称に配色。運転への高揚感を高めるとともに、個性とスポーティさを際立たせている。また、新開発の光輝材を入れた表皮を組み合わせて強い陰影と鮮やかな発色を両立。なお、シートにいはドライバーがしっかりと身を預けることができるホールド感と運転への高揚感を高める赤いステッチを施したスポーツシートを採用する。

 クラウンスポーツのPHEVモデルの価格は765万円で、月販基準台数は300台を予定している。

 今回のクラウンスポーツへのPHEVモデルの追加は、カーボンニュートラルに向けた重要な選択肢のひとつとして、今後もマルチパスウェイを軸に多様なニーズに応える選択肢を増やしながら電動車の普及を目指すトヨタの姿勢を表しているといえそうだ。

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みんなのコメント

15件
  • 葛葉恭次
    carview!パラサイトのテスラ信者・EV信者泣かす為のクルマ?

    コレはなかなかいいエサになりそうです♡
  • rav********
    価格も性能もhevでも十分すぎる感じかな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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