SUVの開発現場でもハイブリッドは注目の的でした!
1997年末に初代プリウスが登場した時、ボクはある自動車メーカーの商品企画部に在籍していた。その時はSUVの開発に携わっていたが、比較用のモデルの中になぜかプリウスがいた。ジャンルもカテゴリーもまったく違うが、上司は「ハイブリッドは、将来は我々も考えなければいけないパワートレイン、一度は乗っておかないと」と教えてくれた。無音でスタートし途中でエンジンが始動する摩訶不思議なフィーリング、メーター内で目まぐるしく変わるエネルギーフロー、回生協調ブレーキ故のカックンブレーキと、ガソリン車とはちょっと違う感覚にこれが未来なんだ……」と感じた。ただ、この時はまだプリウスの凄さを解っていなかった。
【新世代スポーツ研究】「HYBRID REBORM」、美しく、たくましく変身したプリウスの心踊るパフォーマンスに惚れた!
それを知ることになったのは、自動車メディアに転職後だ。入社3か月で編集のイロハもよく解っていない頃、横田紀一郎氏が率いるTeam ACPの「ECO-MISSION 99@North America」に同行取材をさせてもらった。ボクが担当したのはテキサス州で行なわれる「グレート・アメリカン・レース」への参加だ。このレースは基本的にはクラシックカーしかエントリーできない。だが「歴史に名を残したクルマはOK」と言うルールがあり、プリウスは「それに値する」と言うわけ。つまり日本のハイブリッド技術が世界に認められた瞬間でもあった。この時、プリウスの本当の凄さを実感した。
あれから20年以上が経過し、ハイブリッドと言うキーワード一は般ユーザーにも深く浸透。現在トヨタ車のほぼ全てに設定されており、累計販売は2030万台(2022年末)を超える。その結果、累計で約1億6000万トンものCO2排出削減に貢献したという。つまり、初代プリウスの一歩があったからこそ、今のトヨタがあると言っても過言ではない。
【プロフィール】
山本シンヤ(やまもとしんや)/静岡県生まれ。自動車メーカー商品開発、チューニングメーカーの開発を経てモータージャーナリストに転身。「造り手」と「使い手」の気持ちを伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗る。AJAJ会員、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
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