■レクサス「GS」 27年の歴史に幕を下ろす
レクサスは、2005年から日本市場で販売されてきた「GS」の生産を、2020年8月で終了すると4月23日に発表しました。これに伴い、特別仕様車「Eternal Touring」(以下、エターナルツーリング)が同年6月1日に発売されます。
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レクサスのFRセダンとして人気を博してきたGSですが、その走りにはいったいどのようなこだわりがあるのでしょうか。
GSは、1993年の初代モデル発売以降、4代にわたり販売されてきました。日本市場においては、2005年のレクサス開業に伴い、3代目モデルから販売を開始。
2012年にフルモデルチェンジした現行モデルは、現在のレクサス車の共通デザインであるスピンドルグリルを初採用したほか、ドライバーが意のままにクルマを操る楽しさが追求されました。
レクサス インターナショナル プレジデントの佐藤恒治氏は、GSについて次のようにコメントします。
「4代目GSは、マスタードライバー 豊田章男の『自分達が心から楽しいと思うレクサスの走りをつくり込んで、お客さまにお届けしたい』という強い思いの下に生まれました。それゆえにレクサスの新しいチャプターを切り開くモデルとして、クルマ作りの変革にも大きく貢献しました。
これからもレクサスはクルマがもたらす楽しさ・喜びを提供し続けるべく、弛まぬ進化を目指してまいります」
※ ※ ※
今回発表された特別仕様車のエターナルツーリングについて、前出の佐藤氏は「グローバルで27年間にわたるお客さまのご愛顧への感謝とともに、GSが生産終了した後も、レクサスがこれまで創り上げてきたグランドツーリングへのこだわりを継承し続けていくという思いを込めたものです」とコメントしています。
特別仕様車のベースとなるのはGS450h/350/300h/300“F SPORT”の4モデルです。レクサスの走りの象徴である“F”から継承した、さまざまなアイテムを採用しました。
外装ではスピンドルグリルやアルミホイール、ドアミラーやリヤスポイラーなどにブラックを配色。GS450hとGS350(2WD)のエターナルツーリングには、オレンジブレーキキャリパーを採用するなど、精悍な外観としました。
内装はアルカンターラ表皮やカーボンオーナメントパネルを採用したほか、ドアトリムやメーターフードなどにはブラックの内装色に映えるレッドステッチを施し、さらにドアトリムとステアリングの一部にもフレアレッドの表皮を配しています。
数々の専用装備が採用された 特別仕様車 エターナルツーリングの価格(消費税込)は、710万円から900万円です。
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