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PCCJ第9戦富士、笹原右京がポール・トゥ・ウインで今季5勝目!

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PCCJ第9戦富士、笹原右京がポール・トゥ・ウインで今季5勝目!

午前中に行われた予選は笹原がポールポジション

ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)2019年シーズン第9戦決勝が8月3日(土)に富士スピードウェイで開催され、笹原右京が今シーズン5勝目を飾った。

PCCJ第9戦富士、笹原右京がポール・トゥ・ウインで今季5勝目!

3日の午前中に開催された第9戦の予選でポールポジションを獲得したのは、現在ランキングトップに立つPCCJジュニアプログラムドライバーの笹原。2番手はランキング2位の上村優太、3番手はランキング3位の小河 諒と、ポイントランキング順に上位3名がグリッドに並んだ。

ジェントルマンクラスはIKARIが第7戦から3戦連続となるポールポジションを獲得。2番手に浜崎 大が着けている。3番手の内山清士は予選後に3グリッド降格のペナルティが科されたため、今田信宏が3番手グリッドからのスタートとなった。

スタートで出遅れた笹原を抜き上村がトップで1コーナーへ

スケジュールから5分遅れの16時40分、決勝のフォーメーションラップが開始され、全車が再びグリッドに整列してレッドシグナルがブラックアウトとなり、レースがスタートした。

ポールポジションの笹原が出遅れた隙をつき、2番手の上村が1コーナーでトップに立つ。順位を落とした笹原はテール・トゥ・ノーズで上村を追いかけると、オープニングラップの最終コーナーでオーバーテイクに成功。トップでホームストレートに戻り2番手以下を引き離しにかかる。

笹原はその後2番手以下との差を徐々に広げていき、ポール・トゥ・ウインで今シーズン5勝目をマーク。

「今日はスタートでミスをしてエンジンストール気味になり出遅れ、上村選手に抜かれてしまいました。でも、先行を許したら引き離されてしまうと思い、必死で1周目に抜き返しましたが、反省する点が多いレースでした」と、笹原はレースを振り返った。

笹原が第10戦勝利で最終ラウンドを残して王座決定も

最終ラップまで上村と小河の間では2番手争いが繰り広げられたものの、最後までポジションを守り切った上村が2位でフィニッシュ。

「スタートでトップに立ちましたが、予選でミスした際にタイヤを痛めていたので厳しいレース展開になってしまいました。明日こそは優勝を狙っていきます」と上村。3位に終わった小河も「明日は2番手からのスタートなので、笹原選手の優勝、王者獲得を食い止めたいと思います」と、打倒笹原を誓う。

第9戦の結果、ランキングトップの笹原は156点となり、2位の上村が136点と20点差、3位の小河が127点と29点差に。4日の第10戦で笹原が優勝すると、最終戦を残してチャンピオン獲得となる。

スタートの混乱をくぐり抜けた山口がジェントルマン優勝

ジェントルマンクラスは、クラス4番手からスタートした山口智英がスタートの混乱をうまくくぐり抜けて開幕戦以来の優勝。「スタートの混乱に巻き込まれずトップに立ててラッキーでした」と山口は笑顔を見せた。2位となった内山は「山口選手が速くて追いつくのは厳しかったです」と、悔しさをのぞかせた。3位には第3戦優勝以来の表彰台獲得となった永井秀貴が入っている。

ジェントルマンクラスのチャンピオン争いは、山口が140点でランキングトップ。内山が120.5点で2位、IKARIが120点で3位となっている。そのためジェントルマンクラスもオーバーオールと同様に、第10戦で山口が優勝すればチャンピオン確定となる。

第10戦決勝は、8月4日(日)9時15分にスタートを予定しており、15周もしくは30分間で競われる。スターティンググリッドはポールポジションが笹原、2番手に小河、3番手に上村が続く。ジェントルマンクラスは、ポールポジションにIKARI、2番手は浜崎、3番手は内山となっている。

文:GENROQ Web GENROQweb編集部
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