全日本ロードST600で2年連続王者の阿部恵斗、2025年はSDGからレース参戦へ。選手権とクラスは未発表

　10月28日、SDG株式会社はSDG Motor Sports OfficialのSNSを通じて、2025年からライダーとして阿部恵斗を加えることを発表した。

　阿部は2018～2019年は全日本ロードJ-GP2、2020年からはST600に参戦しており、2023年と2024年は2年連続でチャンピオンを獲得したライダーだ。しかし、最終戦鈴鹿はSQUADRA TIGRE TAIRA PROMOTEの宗和孝宏監督の急逝により欠場。また、チームが活動を停止する判断を下して解散した。

　第8戦鈴鹿には阿部の姿はあったが、チャンピオン表彰と合同会見に出席したのみ。来季の動向が気になるライダーだった。

　そんななか、最終戦翌日の28日に、SDG Motor Sports Officialが阿部をライダーとして加えることをアナウンス。阿部はSDGのパーソナルスポンサーを受けていたが、2025年からチームに所属することが決まった。

　SDG Team HARC-PRO.としてはST1000でチャンピオンを獲得した國井勇輝がMoto2に羽ばたくため、その後任として阿部がシートに着く可能性がある。全日本ロードレース選手権か、アジアロードレース選手権か、またどのクラスで参戦するかも明かされていないため、体制発表が楽しみだ。

Comments

[エガちゃんねらー]

宗和さんが亡くなったとは知らんかった