現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ「アルファード」今でも買える? 「新型モデル」登場の噂続々… 問合せは「詳細」よりも「発売時期」のワケ

ここから本文です

トヨタ「アルファード」今でも買える? 「新型モデル」登場の噂続々… 問合せは「詳細」よりも「発売時期」のワケ

掲載 33
トヨタ「アルファード」今でも買える? 「新型モデル」登場の噂続々… 問合せは「詳細」よりも「発売時期」のワケ

■人気衰えない「アルファード」販売店にはどんな問い合わせがある?

 高級ミニバンの代名詞的存在として君臨しているトヨタ「アルファード」。
 
 まもなく新型が登場すると言われているアルファードですが、販売の現場ではどのような状況となっているのでしょうか。

まさかの「ミニ アルファード」初公開! 全長3.5mの「軽自動車サイズ」をお披露目!

 2015年に現行モデルが登場したアルファードは、2023年現在で発売から7年以上が経過したにもかかわらず、2022年の新車販売台数ランキングでは乗用車全体の10位にランクインするなど好調を維持しています。

 一方、2023年4月現在では、すでに新車のアルファードを購入することは困難な状態となっているようです。首都圏のトヨタ販売店担当者は次のように話します。

「現行のアルファードは、2022年夏頃より新規の受注をストップしています。

 すくなくとも近隣店舗では在庫車もほぼ存在しないため、新車で購入することは事実上不可能かと思います」

 一方、新型アルファードに対するユーザーからの問い合わせは少なくないようです。

 前出のトヨタ販売店担当者も「アルファードというクルマの人気の高さを感じる」としたうえで、次のように続けます。

「アルファードについてのお問い合わせのなかで最も多いのは、夏頃にフルモデルチェンジするという噂によって、次期モデルの発売時期についてです。

 やはり、いち早く手に入れるために発売と同時に注文をしたいというお客様が多いようです。

 反対に、グレードや機能の詳細についてのお問い合わせはそれほど多くはありません。

 お問い合わせをいただくお客様のなかには、すでに現行アルファードをお乗りの人も多いため、アルファードに対する信頼感が強いのだと思います。

 また、価格についてもそれほど多くのお問い合わせはいただいていない印象です。

 この点についても、『アルファードなら多少高くなってもかまわない』というお客様が多いのかもしれません」

 次期モデルとなる新型アルファードについて、現時点ではトヨタからの公式なアナウンスはありませんが、ユーザーの間ではすでに「いち早く手に入れたい」という希望が出ているようです。

■レクサス新型「LM」と比較検討する声はナシ…そのワケは?

 2023年4月にはレクサスの新型「LM」が世界初公開され、さらには2023年秋の日本導入が発表されています。

 新型LMが登場すれば、高級ミニバンとしての絶対的な立ち位置が変化する可能性が高いアルファードですが、販売の現場でも新型LMの影響は見られるのでしょうか。

 前出のトヨタ販売店担当者は次のように話します。

「ここまで、新型アルファードと新型LMを比較検討されているというお客様はまだ見えていません。

 新型LMが世界初公開されてからまだ日が浅いということもあるとは思いますが、そもそも両車が競合することはほとんどないのではないかと考えています。

 両車の価格はまだ明らかになっていませんが、『ランドクルーザー』と『LX』の関係から推測すると、価格差はおよそ2倍になると予想します。

 これほどまでに価格差があると、比較検討の対象から外れることは間違いありません。

 実際、ランドクルーザーとLXで迷われているお客様はほとんどいらっしゃいません。

 また、メーカー側も、新型アルファードと新型LMの競合を避けるために明確にターゲットを分けると思われるため、実際にはまったく異なるユーザー層になるのではないでしょうか」 

※ ※ ※

 現行アルファードは、圧倒的なリセールバリューの高さが人気を支えています。

 現行アルファードの中古車相場が高止まりしている背景には、多くの個体が東南アジアやオーストラリアなどへと輸出されていることがあると言われています。

 一方、新型アルファードは、これまで以上に海外へと積極展開されるというウワサがあります。

 もし新型アルファードが東南アジアやオーストラリアなどでも正規販売されることなれば、日本の中古車市場から輸出する必然性がなくなるため、中古車価格も低下していくと見られます。

 実際、新型アルファードの登場が秒読み段階になるにつれて、現行アルファードの中古車価格も落ち着きを見せています。

 新車以上の価格で販売されることも珍しくなかった現行アルファードですが、噂通りに次期モデルが登場した場合に中古車価格がどのように変化するのかにも注目が集まっています。

こんな記事も読まれています

メルセデスに5000ユーロの罰金。ハミルトンがジャッキを引きずってピットアウト/オーストリアGP
メルセデスに5000ユーロの罰金。ハミルトンがジャッキを引きずってピットアウト/オーストリアGP
AUTOSPORT web
「えっ…!」どう開けるの? 意外過ぎる開閉方法! パカッと左右に開く「観音開きドア」の国産車3選
「えっ…!」どう開けるの? 意外過ぎる開閉方法! パカッと左右に開く「観音開きドア」の国産車3選
くるまのニュース
オージーケーカブトが「SHUMA」にNEWグラフィック「TREAD」を追加!コンパクトさとスタイリッシュさをより一層際立たせたデザイン
オージーケーカブトが「SHUMA」にNEWグラフィック「TREAD」を追加!コンパクトさとスタイリッシュさをより一層際立たせたデザイン
バイクのニュース
トヨタ『ハイエース』デザイントートバッグ新発売…大人の普段使い
トヨタ『ハイエース』デザイントートバッグ新発売…大人の普段使い
レスポンス
その時、神話は生まれた── 当事者たちが振り返る 1992年のデイトナ24時間レース 日本人チーム優勝への意地とプライド
その時、神話は生まれた── 当事者たちが振り返る 1992年のデイトナ24時間レース 日本人チーム優勝への意地とプライド
ベストカーWeb
ロールス・ロイスとベントレーが何百台も集結! 16世紀の英国バーリー・ハウスに4つのラインアップのビスポークモデルが展示されました
ロールス・ロイスとベントレーが何百台も集結! 16世紀の英国バーリー・ハウスに4つのラインアップのビスポークモデルが展示されました
Auto Messe Web
もうひとつのHONDAパワー。見て、触って、素敵な思い出を持ち帰る「パワープロダクツの世界」
もうひとつのHONDAパワー。見て、触って、素敵な思い出を持ち帰る「パワープロダクツの世界」
Webモーターマガジン
ホンダ:ザルコ「リヤにミディアムはいい選択肢」マリーニのマシンからは白煙/第8戦オランダGP スプリント
ホンダ:ザルコ「リヤにミディアムはいい選択肢」マリーニのマシンからは白煙/第8戦オランダGP スプリント
AUTOSPORT web
中上貴晶、フロントの挙動に問題「ライバルに追いつくのに苦戦」/第8戦オランダGP スプリント
中上貴晶、フロントの挙動に問題「ライバルに追いつくのに苦戦」/第8戦オランダGP スプリント
AUTOSPORT web
ヤマハ:「目標の順位に近づいた」とクアルタラロ。リンスはコーナーで苦戦して転倒/第8戦オランダGP スプリント
ヤマハ:「目標の順位に近づいた」とクアルタラロ。リンスはコーナーで苦戦して転倒/第8戦オランダGP スプリント
AUTOSPORT web
【MotoGP】マルク・マルケス、タイヤ内圧違反で10位に降着。あえて抜かせてコントロールも、接触で努力が水の泡に
【MotoGP】マルク・マルケス、タイヤ内圧違反で10位に降着。あえて抜かせてコントロールも、接触で努力が水の泡に
motorsport.com 日本版
GSX1300R 隼(21~)用「レーシングスライダーフレームタイプ」がアグラスから発売!
GSX1300R 隼(21~)用「レーシングスライダーフレームタイプ」がアグラスから発売!
バイクブロス
バニャイヤの速さに、まさにお手上げ! 決勝も2位のマルティン「今日のレースは言い訳もできない」
バニャイヤの速さに、まさにお手上げ! 決勝も2位のマルティン「今日のレースは言い訳もできない」
motorsport.com 日本版
対向車が「謎のパッシング」! 一体どんな意味があるの!? 運転の状況や“シチュエーション”から考えられる「さまざまな意味」とは
対向車が「謎のパッシング」! 一体どんな意味があるの!? 運転の状況や“シチュエーション”から考えられる「さまざまな意味」とは
くるまのニュース
ホンダ『スーパーカブ』新作キーホルダー、500個限定予約販売開始
ホンダ『スーパーカブ』新作キーホルダー、500個限定予約販売開始
レスポンス
ハイブリッド EV PHEV 4WD…… 欧米車が越えられないと言われ続けてきた日本車の「壁」
ハイブリッド EV PHEV 4WD…… 欧米車が越えられないと言われ続けてきた日本車の「壁」
ベストカーWeb
軽より小さいマイクロモビリティは日本で明らかに失敗! 原因は「日本には軽自動車があるから要らない」じゃなかった
軽より小さいマイクロモビリティは日本で明らかに失敗! 原因は「日本には軽自動車があるから要らない」じゃなかった
WEB CARTOP
ロイヤルエンフィールド「ショットガン650」が日本で販売決定! カスタムベースに最高な1台。
ロイヤルエンフィールド「ショットガン650」が日本で販売決定! カスタムベースに最高な1台。
くるくら

みんなのコメント

33件
  • アルファード所有した人なら分かると思うけど
    使い勝手も良いし、ミニバンとしては最高なんだよなぁ。
    他にこれと言った車も見つからない位に良い車だった。
    人気が出る理由は分かる。
  • もうすぐ発表される新型の方がいいですよ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

540.0872.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.02199.0万円

中古車を検索
アルファードの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

540.0872.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.02199.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村