ホンダは5日、「N―BOX(エヌボックス)」を6年ぶりに全面改良し、6日に発売すると発表した。基本コンセプトを踏襲した上で、使い勝手や静粛性を高めた。ホンダの軽自動車として初のコネクテッド機能「ホンダコネクト」を採用するなど先進技術も拡充した。スズキやダイハツ工業など競合がスーパーハイト系ワゴンで追い上げるなか、商品力を高めて首位固めを図る。月販目標は1万5千台。
エヌボックスは2011年に初代を発売した軽スーパーハイトワゴン。デザインや安全性、パッケージングなどの総合性能の高さを武器に累計240万台を販売したヒット車だ。3代目となる新型車は「フィット」など最近のホンダ車と同様にシンプルで上質な外装デザインを採用。ホンダコネクトや7インチTFT液晶メーターをホンダの軽として初搭載した。「カスタム」にはリフレクターを使用せずに効率良く照射する「ダイレクトプロジェクション式LEDヘッドライト」も初採用した。
基本コンセプトを踏襲しつつ、細部を作り込んだ。例えば、フロアカーペットにフィルム層を付加することで遮音性を高めた。助手席のスーパースライドシートを廃止し、浮いたスペースでグローブボックスを大型化するとともに、iPad(アイパッド)を置けるようにした。プラットフォームとパワートレーンは2代目を改良して用いる。
ホンダは、国内の生産や販売基盤を維持するため年間70万台を国内販売の目安にしてきた。しかし、商品ラインアップの減少や生産制約の影響で2019年度以降は50万~60万台ペースで推移する。国内販売トップの高倉記行日本統括部長は「生産制約も解消してきた。エヌボックスを皮切りにオデッセイや新型アコードも発売する。来年度には70万台を達成していきたい」と語った。
車両価格は164万8900円(消費税込み)から。2代目の同等グレード(L)と比べて4万9500円高い。旧型のエントリー価格は、装備を省いた「G」グレードの146万8500円だったが、販売比率が低かったため廃止した。
(2023/10/6更新)
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