■日産「アリア」に近いボディサイズのヒュンダイ「アイオニック5」
韓国大手自動車メーカーのヒュンダイは2021年5月24日に電気自動車(EV)の「アイオニック5」を米国で発表しました。ヒュンダイ初のEV専用車ということですが、個性的な外観デザインも特徴のひとつです。
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アイコニック5のデザインについて、ユーザーはどのような評価をしているのでしょうか。
2021年2月22日に世界初公開され韓国では4月19日に発売されたアイオニック5は、SUVタイプのボディを持ち、全長4635mm×全幅1890mm×全高1605mm。日産が今後グローバルで発売を予定している「アリア」(全長4595mm×全幅1850mm×全高1655mm)と同程度のボディサイズとなります。
アイオニック5の外観は、ジウジアーロ(イタルデザイン)がデザインに携わったヒュンダイ初の量産車「ポニー」からインスパイアを受けており、レトロさと先進的な雰囲気を融合。
ボンネットには、フェンダーまで回り込むデザインのクラムシェルフードをヒュンダイ初採用したほか、ドアハンドルには格納式のオートフラッシュ・ドアハンドルを採用。空力性能の向上が図られています。
また、フロントとリアのデザインがボディサイドで融合するヒュンダイの「パラメトリック・ダイナミクス」デザインが取り入れられたほか、存在感あるCピラーも特徴のひとつです。
そんなアイオニック5ですが、ヒュンダイは日本向けの公式SNSアカウントでアイオニック5を取り上げており、そのデザインは日本のユーザーからも注目されています。
アイオニック5に対して、日本のSNSユーザーの間ではどのような反響があるのでしょうか。
今回くるまのニュースでは、2021年5月21日から6月7日にかけてSNS上でアンケート調査を実施。ユーザーの反響を調査しました。
そのなかで、「あなたは新型アイオニック5のデザインについてどう思いますか?」という質問で「すごくカッコ良いと思う」「まあまあカッコ良いと思う」「あまりカッコ良いとは思わない」「まったくカッコ良いとは思わない」の4択を設けたところ、「すごくカッコ良いと思う」が38.4%、「まあまあカッコ良いと思う」が7.7%を記録しています。
一方、「あまりカッコ良いとは思わない」は30.8%、「まったくカッコ良いとは思わない」は23.1%という結果となりました。
「すごくカッコ良いと思う」「まあまあカッコ良いと思う」の合算は46.1%、「あまりカッコ良いとは思わない」「まったくカッコ良いとは思わない」の合算は53.9%ということで、ユーザーの間でも賛否両論となっていることがうかがえます。
デザインに好意的なユーザーからは「レトロフューチャーという言葉がピッタリなデザインで、とても好みです」「日本でも販売を希望します」という声が聞かれた一方、否定的なユーザーからは「側面の後輪へ向かう斜線(尻下がりのキャラクターライン)は、デザイン上どうかと思います」「あまり革新性を感じられません」という意見がありました。
また、「ヒュンダイのSUVには『コナ・エレクトリック』という別の電気自動車もあります(米国・欧州・中国などグローバルで販売)。そのうち韓国勢のクルマに日本車が負けてしまうのではないでしょうか?」という回答も寄せられました。
※ ※ ※
2021年現在、ヒュンダイは日本で乗用車の正規販売をおこなっていませんが、アイオニック5のデザインを魅力的に感じる国内ユーザーの声もあり、もし国内導入されたら注目を集めるかもしれません。
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