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新型フィットはいくら値上がったのか?【新旧比較】

掲載 更新 11
新型フィットはいくら値上がったのか?【新旧比較】

新旧の価格を比較してみる

2020年2月14日より発売を開始した新型フィット。コンパクトカーとして初めて2モーターハイブリッドを搭載、ホンダセンシングは上位機種と同様の性能を持たせるなど、今のホンダを余すところなく詰め込んだ抜け目のないフルモデルチェンジだ。ラインアップは前述のハイブリッドに加えて、ガソリン車は1.3リットルのみ。先代にあった1.5リットル車は未設定となった。

【新型フィット買うならどっち】2モーターHVと1.3Lとの差が激しすぎる?

クルマの出来は非常に高く、これまでのフィットのよさを十分に継承しながら、「ここちよさ」をテーマに各部のレベルアップを図っている。特に2モーターハイブリッド、今回から「e:HEV」と呼ばれるようになったパワートレーンの出来が素晴らしく、同時期にフルモデルチェンジとなった新型ヤリスとの対決が今から楽しみでもある。

とはいえ最近の懸念は、安全装備などの充実により、フルモデルチェンジ時にぐっと車両価格が上がってしまうこと。しかも今回のフィットの場合、ハイブリッドが先代の1モーターから2モーター方式へと変更され、その価格上昇の具合が気になるところ。早速まとめて見てみよう。

■新旧価格差
※価格表はオリジナルサイトでご確認ください

価格上昇度合いは妥当か否か

価格上昇は、HV車で最大約27万円、ガソリン車で最大17万円。先代の廉価グレードはホンダセンシング未装着だったため、新旧の廉価グレードで比較すると価格差がかなり出てしまうことがわかった。

ホンダセンシング付きのHV車同士で比較すると、価格は約10万円アップ。ホンダセンシングの機能向上はもちろん、2モーターHVの搭載などにより走行性能アップ、そして内装のクオリティアップなどを考えればその差は十分満足できるものと言える。一方で、1.3リットルのガソリン車は結構価格が上がった印象。スタート価格を下げて”客寄せパンダ”を作るのが普通だが、フィットの場合はそういった商売を辞めている。

ホンダセンシング “レス” なら約7万円安くなる

ちなみに、全車ホンダセンシング付きとなっているが、「ベーシック」にはホンダセンシング未装着車も用意。

■ベーシック「ホンダセンシング付き」
(HV車)FF:199万7600円 4WD:219万5600円
(ガゾリン車)FF:155万7600円 4WD:175万5600円

■ベーシック「ホンダセンシング未装着」
(HV車)FF:192万6100円 4WD:212万4100円
(ガソリン車)FF:148万6100円 4WD:168万4100円

ホンダセンシングを装着しないと、HV車もガソリン車も7万1500円安くなる。とはいえ、新型フィットのホンダセンシングは高機能で、クルーズコントロールは渋滞追従も行う全車速型。安全面・快適面で幅広く役に立つため、ぜひ装備しておきたいところだ。

まとめ:これは結構お買い得かも!

見た目の好き嫌いはあるかもしれないが、今回のフィットはかなり気合が入っている。力みを感じるフルモデルチェンジではなく、フィットのあるべき姿に立ち返り、多くの人にとって心地よいクルマになっているのは間違いない。何度も繰り返すが、特に2モーターHV車は加速感だけでなく乗り心地も上級車種に迫るクオリティを実現している。

〈文=driver@web編集部〉

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みんなのコメント

11件
  • フィットに限らず、

    今のモデルは、昔のそれと比較していろいろな装備がつくようになったからね~

    エアコンから始まって、アンチロックブレーキ・エアバッグからクルコン・横滑り防止装置・運転支援・オートヘッドライト・等々・・・・・

    これで価格を上げるな、っていう方が無理だわな。

    問題は無能政府のおかげで、

    日本人の実質収入が増えてないどころか、むしろ減ってるのが問題だろ。

  • なんでこんなに、カッコ悪くなったの?信じられない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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