RE雨宮スーパーGTマシンのディテールを完全再現した黄金のセブン
制作費はすでに1000万円オーバー!?
「金ピカに光り輝く超ワイドFD3S!」衝撃的すぎる製作費1000万円オーバーのRE雨宮スーパーGTフォルム!【WEBホットマシン】
5月18日に伊香保グリーン牧場(群馬県渋川市)で開催された榛名セブンデイ2019で、見事ドレスアップコンテストのグランプリに輝いたのがこのFD3S。なんといってもまず度肝を抜かれたのは、フルラッピングが施されたゴールドメッキカラーのエクステリア。オーナーは“お仏壇のえふで~堂”さん。まるで仏壇のような金ピカぶりということで、このマシンの完成に合わせて変更したSNSのアカウント名なのだそうだ。
ベース車両は1995年式3型のバサーストRで、約4年を費やして今年4月にようやく完成したばかりだという。コンセプトはRE雨宮のスーパーGTマシンをリスペクトしながら、ストリートテイストをミックスさせるというもの。そこでエクステリアはRE雨宮GTレプリカキットをベースにワンオフ加工を加え、細部に至るまでGTマシンそのものの“カタチ”を追求。
その他にも拘りのパーツ満載で、GTウイングはRE雨宮の市販タイプではなく、ハリケーン7(RE雨宮が2011年に発表したタイムアタックマシン)用に数枚製作されたスペシャル品を装着。スライド開閉式のアクリル製サイドウインドも雨宮GTマシンの最終仕様で装着していたものの製造元を突き止め、デッドストックとして残っていたものを入手したというからその執念には頭が下がる。さらにドアミラーは、汎用タイプのレシングミラーをベースにカバー部分をワンオフしたものだ。
一方、ストリートテイストならではのパーツチョイスとなっているのが足回りだ。ベッタベタのシャコタンスタイルを実現するためのサスペンションはAirREX製のエアサスキットで、トランク内のエアタンクはケースを製作してスッキリと収めている。ホイールは19インチのワークエモーションの2ピースとなっている。
お仏壇のえふで~堂さんのマシンはまだまだ発展途上の段階で、今後も理想の姿を求めてカスタマイズ予定となっている。そのひとつがエンジンルーム。今回はボンネットの形状に合わせてインタークーラーのパイピングを作り直しているが、13Bブリッジ+TO4Zシングルタービン仕様はベース車に元々装着されていたもので手つかずの状態。できればワイヤータック化するなどで、外観にふさわしい美しいエンジンルームにしたいと考えているようだ。
インテリアもまだ手つかずの部分。現状はマツダスピードのスポーツドライビングメーターとデフィーの水温・油温・油圧計などが装着されているが、いずれはシートや内装などまで含めてトータルカスタムを施したいとのことだ。
「グランプリを受賞できて、はるばる福岡からやってきたかいがありました。今はとりあえず外観だけが完成したところです。細かなところではホイールもスポークをゴールドにしたかったのですが、予算が間に合わなかったもので……」と語ってくれたお仏壇のえふで~堂さん。聞けばチューン費用はここでまでもベース車を含めて1000万円オーバー!!とか。こうなるとこの金ピカなFD3Sが今後どんな進化を遂げるのか、楽しみでならない。
●取材イベント:榛名セブンデイ2019(2019.5.18)
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