2021年2月18日、日産自動車(以下、日産)はクロスオーバーSUV「キャシュカイ(QASHQAI)」の新型を2021年夏から欧州市場に投入すると発表した。
洗練されたデザインに、さらに進化した室内空間
キャシュカイは、日産のCセグメント クロスオーバーSUVだ。2007年に初代がデビューしたときは、日本では「デュアリス」の名で販売されていた。2014年に発表された現行型の2代目はエクストレイルの姉妹車的モデルになったため、日本では販売されていない。
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新型キャシュカイのサイズは、全長4425×全幅1838×全高1635mm、ホイールベースは2666mm。現行型より35mm長く、32mm幅広く、10mm高い。ホイールベースも20mm延長されている。エクステリアは、歴代のデザインを引き継ぎながら、引き締まったシャープでモダンなものだ。
最近の日産車のアイデンティティであるVモーショングリル、リアに流れるようにデザインされたフローティングルーフ、そしてシンプルだが大胆かつ力強い印象を与える、緻密で張りのあるラインなど、日産のグローバルデザイン ランゲージが活かされている。くっきりとしたショルダーラインと、引き延ばされたホイールベース、そして印象的な20インチのアルミホイールなどが力強さを表現している。
スリムな形状のLEDヘッドランプは、シャープな印象を与えるだけでなく、走行環境や歩行者の有無に合わせて自動で配光を調節する技術を採用している。フロントからリアに流れる1本の特徴的なキャラクターラインが、力強くスポーティな印象をサイドビューに与えている。点灯時に立体感のあるデザインのテールランプも特徴的だ。
インテリアでは、新しいシート素材やアンビエント照明がプレミアムな体験を提供し、質の高い素材や先進機能、細部の造形まで、最先端のデザインと高い実用性を両立させた室内空間を実現している。
スマートフォンと連携し、最大7台のデバイスと接続可能な車載Wi-Fi、12.3インチのマルチインフォメーションスクリーン、10.8インチのヘッドアップディスプレイ、9インチのニッサンコネクト ディスプレイ画面など、先進的なインフォテインメントシステムも搭載している。
ターボエンジンによるe-POWERも追加投入予定
新型キャシュカイは、欧州市場で初めてアライアンス CMF-C プラットフォームを採用した。車体の骨格部分に軽量素材を多く採用し、樹脂バックドアの採用などで、現行型よりも60kgの軽量化を実現しながら、車体剛性を41%向上させている。
欧州仕様に搭載されるパワートレーンは、新開発の12Vマイルドハイブリッドを組み合わせた1.3Lの直噴ガソリンターボエンジンで、140ps/240Nm(編集部換算値、以下同じ)仕様が2WD(FF)+6速MT、158ps/260Nm仕様が2WD+6速MT、158ps/270Nm仕様が2WD&4WD+CVTのラインアップとなる。
また、190psと330Nmを発生する1.5Lの可変圧縮比エンジン「VCターボ」を発電専用エンジンとして搭載したe-POWERも欧州に初めて追加投入される予定だ。こちらの駆動方式は2WDのみとなる。
安全運転支援機能では、ナビリンク機能付きのプロパイロットが搭載されている。前述のインフォテインメントシステムなど、安全&快適装備はクラストップレベルの充実ぶりだ。
なお、日本市場では新型エクストレイルの発表が控えていることもあり、新型キャシュカイに関しては当面は導入の予定はなさそうだ。
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みんなのコメント
何故頑なに拘るのか意味不明、HVの販売比率がーとかそういう関係?
でも開発に時間も掛かるし、価格もアップしてしまって良いことがない
先行発売でガソリン車でもいいと思うのだが・・・