英国ベントレーのビスポーク部門であるマリナーとオーストラリアのベントレー シドニーは2023年1月23日(現地時間)、ラグジュアリークーペのコンチネンタルGT Sをベースとする2台のビスポークモデル「コンチネンタルGT Sバサースト(Continental GT S Bathurst)」を発表した。
今回公開された2台のコンチネンタルGT Sバサーストは、3996cc・V型8気筒DOHC32Vツインターボガソリンエンジン(最高出力550ps/最大トルク770Nm)を搭載する既存のコンチネンタルGT Sをベースに、オーストラリアで2020年に開催されたバサースト12時間レースで優勝を飾ったコンチネンタルGT3レーサーをオマージュして特別に製作したビスポークモデルである。
ベントレーの2022年世界販売台数は15,174台。ベントレーモーターズアジアパシフィックも記録的な業績を達成
まず1号車は、優勝したレースカーのカラーリングからインスピレーションを得て、鮮やかなアップルグリーンのボディカラーに、ベルーガブラックのルーフやウイングミラー、ロアバンパー、リアトランクを配して、コントラスト豊かなルックスを創出。グリルマトリックスには、レースカーと同様にナンバー7のロゴを配する。また、ブライトクロームメッキをポリッシュブラックに変更するブラックラインスペシフィケーションを採用するとともに、フロントスプリッターやサイドスカート、リアディフューザーをカーボンファイバー製に変更するスタイリングスペシフィケーションを装備して、よりアグレッシブなビジュアルを具現化した。
インテリアに関しては、ラグジュアリーでありながらパフォーマンスも感じられる特別なアレンジを施す。キャビン空間にはベルーガのレザーとダイナミカの素材を使用し、アップルグリーンのパイピングとコントラストステッチをアクセントとして配備。また、トレッドプレートには2台のうちの1台であることを示す“ONE OF TWO”のロゴを、ドアシルプレートには“BATHURST 12HR TRIBUTE”のロゴを刻印する。さらに、シートのヘッドレストには“BATHURST”のステッチを、助手席側のカーボンファイバー製テクニカルフィニッシュのフェイシアにはサーキットを表したメタルオーバーレイを、ドアトリムにはコンチネンタルGT3レーサーを模したイラストを、センターコンソールにはナンバー7のロゴを中心に優勝したドライバーの名前(ジュール・グーノン/ジョーダン・ペッパー/マキシム・スール選手組)と周回数(313ラップ)および走行距離(1940.6km)を刻印した。
一方で2号車は、2017年末に発売され、2018年に参戦を開始した第2世代のコンチネンタルGT3の導入を反映した、シルバーテンペストのボディカラーを採用。エクステリアとビスポーク仕上げのインテリアには、ブラッククロームとカーボンファイバーのスタイリングスペシフィケーションを配備した。
足回りに関しては、2台ともに先進の48V電動アクティブアンチロールコントロールシステムであるベントレーダイナミックライドを組み込む。0.3秒で1300Nmを発生させ、アンチロールバー内のモーターがコーナリングフォースをアクティブに補正。ハードなコーナリング時のボディのロールを最小限に抑えるとともに、左右のホイールを互いに切り離すことで巡航速度での乗り心地の向上を図っている。
なお、2台の車両には記念のフレーム入りオブジェと、優勝車の1:18スケールモデルが付属するという。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「左足ブレーキ」の是非を問う!…AT車普及率98%の日本なら、なおさら「踏み間違い」による事故を減らすことができます【Key’s note】
「レガシィ」消滅で改めて問う SUVは日本の交通事情に合っているのか? 日の丸SWは“オワコン”か
街に溢れる「マツダ車」の“1番人気”ってなに? 「流麗SUV」や10年続く“ロングセラーモデル”も! 爆売れの「マツダ車」トップ3とは?
「オレの彼女は超アムロ」えええ……マジで………? クルマCMの迷コピー謎コピー傑作選│1990年代~2000年代編【10年前の再録記事プレイバック】
レクサスの歴史的象徴「LS」が売れない3大要因と、次期型が“ふつうのセダン”にならない理由
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?