現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 最大航続距離54kmを実現、「ジャガー E-PACE」改良新型に待望のプラグインハイブリッドを追加

ここから本文です

最大航続距離54kmを実現、「ジャガー E-PACE」改良新型に待望のプラグインハイブリッドを追加

掲載 更新
最大航続距離54kmを実現、「ジャガー E-PACE」改良新型に待望のプラグインハイブリッドを追加

Jaguar E-PACE

ジャガー E-PACE

アウディ、人気のコンパクトSUV「Q2」に2.0直4ディーゼルターボ「35 TDI」を追加

PHEVやMHEVのラインナップを強化

ジャガーのコンパクトSUV「E-PACE」の改良新型が登場した。今回、エクステリアやインテリアを刷新。アーキテクチャーが改良を受けたほか、高効率プラグインハイブリッド(PHEV)やマイルドハイブリッド(MHEV)など、パワートレインのラインナップを強化した。英国を皮切りに販売がスタートし、日本への導入は現時点で未定となっている。

エクステリアは、フロントセクションのエアロダイナミクスを最適化し、バンパーの開口部の形状を変更。最新のLEDヘッドライトを組み合わせた新しいグリルデザインにより、存在感が大幅に向上した。インテリアには、直感的な操作が可能な最新インフォテインメントシステム「Pivi Pro」を採用している。

ジャガーのデザインディレクターを務めるジュリアン・トンプソンは、新型E-PACEについて以下のようにコメントした。

「新型E-PACEには、ジャガー・ファミリーを主張する重要なデザイン要素が盛り込まれています。エクステリアの質感を高め、インテリアにも美しい新ディテールを導入しました。これらの変更により、改良新型はコンパクト・パフォーマンスSUVとしての感性はそのままに、より大人の魅力を備えることに成功しました」

洗練さを増したシャープなエクステリア

今回の改良により、E-PACEは大幅に主張を強め、ラグジュアリーさを増したエクステリアを手に入れた。フロントセクションではバンパー開口部を拡大し、特徴的なブレードエレメントを組み込んだ。ジャガーのヘリテージロゴから採り入れられたダイヤモンド・ディテールが施された新形状のグリルメッシュデザインは、上品なクローム仕上げをチョイス。サイドフェンダーベントにはジャガーを象徴するリーパー・エンブレムを配している。

新形状のLEDヘッドライトには「ダブル“J”」デイタイムランニングライトを採用。オプションとして解像度と明るさを向上させた「ピクセルLEDテクノロジー」もチョイスできる。「アダプティブ・ドライビング・ビーム」は前方の路面状況を測定し、最適なハイビーム照射パターンを自動的に行う。夜間における安全な視界を確保し、他のドライバーの気を散らすことなくまぶしさを軽減する。

リヤセクションのロワバンパーは、ガソリンエンジンモデルは新形状のメッシュインサートを装着。その他のパワートレイン搭載車両には、スリムな新形状ホライゾナル・ブレードフィニッシャーが採用されている。オールLEDリヤライトは、フルEVモデルの「I-PACE」からインスパイアされたデザインが採り入れられた。

最新インフォテインメント「Pivi Pro」を採用

新型E-PACEのインテリアは、高級感と同時にコネクティビティ性能を向上させ、より洗練された室内空間を実現した。ジャガーの上位モデルと同様に、直感的な操作が可能な最新インフォテインメントシステム「Pivi Pro」を採用している。

ダッシュボードの中央には、11.4インチHDタッチスクリーンを配置。特殊なガラス製タッチスクリーンには、防眩コーティングと指紋が付きにくいコーティングという、使い勝手を向上させる2種類のコーティングが施された。ドライブセレクター前方の収納スペースにもアクセスしやすくなり、オプションの15Wワイヤレス充電器を収納するスペースも確保されている。

新型ステアリングホイールは、スイッチ類の配置やメタル製のギヤシフトパドルなど、「I-PACE」のデザインにインスピレーションを受けたもの。各シートのヘッドレストにはジャガー・リーパーのエンボス加工が施され、“Est.1935 Jaguar Coventry”と記されたタグがブランドの歴史と伝統を物語っている。

新開発直3ガソリンに電動モーターの組み合わせ

今回新たに加わった「P300e」PHEVパワートレインは、最高出力200psを発揮する1.5リッター直列3気筒ガソリンと、109ps (80kW)を発揮する電動モーターを組み合わせてリヤアクスルに搭載。0-60mph加速が6.5秒という加速レベルに加えて、フルEVモードで最大航続距離34マイル(約54km)を実現した。

直4エンジンより33kgも軽量な新型アルミニウム製直3ガソリンエンジンは、低フリクションかつ力強いパフォーマンスと洗練された走りを実現。優れた効率性と燃費の向上に貢献する。エキゾーストマニホールドはアルミニウム製シリンダーヘッドと一体化されており、暖機時間の短縮に貢献しながら、レスポンスを大幅に向上させている。

15kWhのリチウムイオンバッテリーはフロア下に搭載され、最短30分で0から80%までの充電が可能な急速充電システムにも対応している。

ディーゼルとガソリンに搭載されるMHEVシステム

次世代2.0リッター直列4気筒Ingeniumディーゼルと、2.0リッター直列4気筒Ingeniumガソリンエンジンには、マイルドハイブリッド(MHEV)テクノロジーを搭載した。このMHEVシステムは、減速時や制動時にエネルギーを回生し、48Vリチウムイオンバッテリーに蓄電。蓄えたエネルギーをスタート時や加速などに活用する。

エントリーモデルの前輪駆動仕様は、最高出力163psを発揮する2.0リッター直4ディーゼルターボを搭載。163psと204psの2.0リッター直4ディーゼルターボにはMHEVシステムが搭載され、どちらも9速オートマチックトランスミッションとAWDシステムが組み合わせられる。

一方、2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジンはすべてMHEV仕様となり、最高出力200p、249ps、300psをラインナップ。全車9速オートマチックトランスミッションとAWDの組み合わせとなる。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
motorsport.com 日本版
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

764.0811.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

198.0798.0万円

中古車を検索
E-PACEの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

764.0811.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

198.0798.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村