現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 今、フランスのセダンが面白い! 魅力的な最新モデルとは?

ここから本文です

今、フランスのセダンが面白い! 魅力的な最新モデルとは?

掲載 更新 5
今、フランスのセダンが面白い! 魅力的な最新モデルとは?

新型コロナウイルスの影響もあり、「ジュネーブモーターショー2020」が中止された。フランクフルトモーターショーやパリモーターショーが自国の車主体のショーであるのに対し、ジュネーブこそは真のインターナショナルモーターショーだったのに……。で、ちょっと待った。中止の知らせを聞く前に、スイスへと飛んだジャーナリストがいる。かつてドイツに在住した竹花寿実である。今回は特別企画として、彼が「ジュネーブモーターショー2020」の見所をエアーで紹介します。今回はセダン編。

フランスのセダンが面白い(と感じる予定だった)

29歳、フェラーリを買う──Vol.55 いざ、新車フェラーリの商談へ!

スイスのジュネーブは、空港もフランスとの国境を跨いでいる(ターミナル内に国境がある)ほど、地理的にフランスと近い。ジュネーブという街もフランス語圏だ。それだけにジュネーブショーにおけるフランスメーカーは、パリモーターショーと同じくらい気合が入っており、毎年注目のニューモデルやコンセプトカーを持ち込む。

今年もプジョーとシトロエン、そしてDSを擁するグループPSAとルノーは、それぞれのブランドのキャラクターを前面に押し出した市販モデル&コンセプトカーをワールドプレミアする予定だった。

中でも事前情報の段階から注目度が高かったのがDS 9だ。ラグジュアリー・ブランドであるDSの新たなフラッグシップモデルに位置づけられるDS 9は、全長4.93mとメルセデス・ベンツEクラスやBMW・5シリーズ、アウディA6などと同等のサイズながら、フランス流のアヴァンギャルドで個性的なデザインが目を引く。日本でも感度の高い人に人気を博しそうだ。

プジョー508のハイパフォーマンス・バージョンとなる508 PSE(プジョー・スポール・エンジニアード)も、なかなかそそる1台。このモデルは、1.6L直4ターボに前後各1基の電気モーターを備えた電動4WDのプラグイン・ハイブリッドで、最高出力400ps、最大トルク500Nmという高性能ぶり。日本上陸を首を長くして待ちたい。

DS 9

Base de donnée : Astuce ProductionsStyle DSDS 9は、シトロエン・C6以来となる本気のフランス製高級セダン。低く流麗なルックスとは裏腹に、2.9mのロングホイールベースが広々とした室内空間を実現。ナッパレザーとアルカンターラを多用したインテリアはDSらしい個性的な空間に仕立てられている。パワートレインは、E-TENSE(イー・テンス)と呼ばれる2種類のプラグイン・ハイブリッドが用意される。

Peugeot 508 PSE

スタイリッシュなデザインと完成度の高い走りが好評のプジョー508に追加された高性能バージョン。「PSE」は「プジョー・スポール・エンジニアード」の頭文字だ。前後に電気モーターを搭載したプラグイン・ハイブリッドの4WDで、最高出力400ps、最大トルク500Nm、0~100km/h加速4.3秒、最高速度250km/hを実現。電気モーターだけで最大50kmの走行が可能だ。

ルノーがコンセプトカー「MORPHOZ」を発表!?

Santiago Garcesルノーが発表を予定していた「MORPHOZ(モルフォズ)」というコンセプトカーは、街乗りではショートホイールベースで小回りが利き、ロングドライブではロングホイールベースによる高い快適性と追加バッテリーによる700kmの航続距離を実現するという伸縮自在なボディを備えたEVコンセプトだ。

Words 竹花寿実 Toshimi Takehana

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
くるまのニュース
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
AUTOCAR JAPAN
「柏の杜オークション」会場で「パラモトライダー体験走行会」開催! 参加者だけでなくボランティア活動にも興味を持ってもらえた1日でした
「柏の杜オークション」会場で「パラモトライダー体験走行会」開催! 参加者だけでなくボランティア活動にも興味を持ってもらえた1日でした
Auto Messe Web
WRCラリージャパンで発生した“一般車両コース侵入事件”、FIAは「非常に深刻な問題」として調査へ。来季大会にも暗雲
WRCラリージャパンで発生した“一般車両コース侵入事件”、FIAは「非常に深刻な問題」として調査へ。来季大会にも暗雲
motorsport.com 日本版
サンパウロGP3位の勢いそのままに……ガスリーがラスベガス予選3番手「最後のアタックはアドレナリンが溢れたよ!」
サンパウロGP3位の勢いそのままに……ガスリーがラスベガス予選3番手「最後のアタックはアドレナリンが溢れたよ!」
motorsport.com 日本版
【旧車高騰の背景を見たり?】足を運んだファンは過去最大の1万2500人! 全米最大のJDMイベント
【旧車高騰の背景を見たり?】足を運んだファンは過去最大の1万2500人! 全米最大のJDMイベント
AUTOCAR JAPAN
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
AUTOSPORT web
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
Auto Messe Web
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
AUTOSPORT web
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
くるまのニュース
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
VAGUE
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
WEB CARTOP
いよいよラリージャパン最終日。勝田貴元の“全開プッシュ”は見られるか?「難しい1年を支えてくれたチームのために仕事をしたい」
いよいよラリージャパン最終日。勝田貴元の“全開プッシュ”は見られるか?「難しい1年を支えてくれたチームのために仕事をしたい」
motorsport.com 日本版
伝説のジャガーXJSが現代に蘇る、660馬力V12スーパーチャージャー搭載『スーパーキャット』誕生
伝説のジャガーXJSが現代に蘇る、660馬力V12スーパーチャージャー搭載『スーパーキャット』誕生
レスポンス
ヒョンデのタナクが総合首位をキープ。トヨタのエバンスとオジェが続く……勝田貴元5番手|WRCラリージャパンDAY3午後
ヒョンデのタナクが総合首位をキープ。トヨタのエバンスとオジェが続く……勝田貴元5番手|WRCラリージャパンDAY3午後
motorsport.com 日本版
岩佐歩夢の気になる去就。「F1に向いているハイブリッド思考」担当の小池エンジニアが話すローソンとの比較
岩佐歩夢の気になる去就。「F1に向いているハイブリッド思考」担当の小池エンジニアが話すローソンとの比較
AUTOSPORT web
F1ラスベガスGP FP2:好調メルセデスのハミルトンが最速。角田は初日10番手、アルピーヌやハースもトップ10入り
F1ラスベガスGP FP2:好調メルセデスのハミルトンが最速。角田は初日10番手、アルピーヌやハースもトップ10入り
AUTOSPORT web
レクサス「FRスポーツカー」がスゴイ! 5リッター「V8」&4.7m級の“美しすぎる”「流麗ボディ」採用! 豪華内装もイイ「LC」とは
レクサス「FRスポーツカー」がスゴイ! 5リッター「V8」&4.7m級の“美しすぎる”「流麗ボディ」採用! 豪華内装もイイ「LC」とは
くるまのニュース

みんなのコメント

5件
  • DS9は言うなれば新しいタルボ・タゴーラであり、クライスラー180です。フランス車というと個性的なキャラクターが売りにされがちだけど、かつてはタゴーラのようないい意味で凡庸な車もあったわけです。タクシーに使われるようなね。その系譜の復活。205のヒットやリュック・ベッソンの映画でキャラクターが変わる前のプジョーもそういう車だった。
  • レクサスの「ほうれい線」ランプ。
    こんなクソデザインを真似しなくてもよいのに…
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

795.01140.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.8816.0万円

中古車を検索
A6 (セダン)の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

795.01140.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.8816.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村