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今、フランスのセダンが面白い! 魅力的な最新モデルとは?

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今、フランスのセダンが面白い! 魅力的な最新モデルとは?

新型コロナウイルスの影響もあり、「ジュネーブモーターショー2020」が中止された。フランクフルトモーターショーやパリモーターショーが自国の車主体のショーであるのに対し、ジュネーブこそは真のインターナショナルモーターショーだったのに……。で、ちょっと待った。中止の知らせを聞く前に、スイスへと飛んだジャーナリストがいる。かつてドイツに在住した竹花寿実である。今回は特別企画として、彼が「ジュネーブモーターショー2020」の見所をエアーで紹介します。今回はセダン編。

フランスのセダンが面白い(と感じる予定だった)

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スイスのジュネーブは、空港もフランスとの国境を跨いでいる(ターミナル内に国境がある)ほど、地理的にフランスと近い。ジュネーブという街もフランス語圏だ。それだけにジュネーブショーにおけるフランスメーカーは、パリモーターショーと同じくらい気合が入っており、毎年注目のニューモデルやコンセプトカーを持ち込む。

今年もプジョーとシトロエン、そしてDSを擁するグループPSAとルノーは、それぞれのブランドのキャラクターを前面に押し出した市販モデル&コンセプトカーをワールドプレミアする予定だった。

中でも事前情報の段階から注目度が高かったのがDS 9だ。ラグジュアリー・ブランドであるDSの新たなフラッグシップモデルに位置づけられるDS 9は、全長4.93mとメルセデス・ベンツEクラスやBMW・5シリーズ、アウディA6などと同等のサイズながら、フランス流のアヴァンギャルドで個性的なデザインが目を引く。日本でも感度の高い人に人気を博しそうだ。

プジョー508のハイパフォーマンス・バージョンとなる508 PSE(プジョー・スポール・エンジニアード)も、なかなかそそる1台。このモデルは、1.6L直4ターボに前後各1基の電気モーターを備えた電動4WDのプラグイン・ハイブリッドで、最高出力400ps、最大トルク500Nmという高性能ぶり。日本上陸を首を長くして待ちたい。

DS 9

Base de donnée : Astuce ProductionsStyle DSDS 9は、シトロエン・C6以来となる本気のフランス製高級セダン。低く流麗なルックスとは裏腹に、2.9mのロングホイールベースが広々とした室内空間を実現。ナッパレザーとアルカンターラを多用したインテリアはDSらしい個性的な空間に仕立てられている。パワートレインは、E-TENSE(イー・テンス)と呼ばれる2種類のプラグイン・ハイブリッドが用意される。

Peugeot 508 PSE

スタイリッシュなデザインと完成度の高い走りが好評のプジョー508に追加された高性能バージョン。「PSE」は「プジョー・スポール・エンジニアード」の頭文字だ。前後に電気モーターを搭載したプラグイン・ハイブリッドの4WDで、最高出力400ps、最大トルク500Nm、0~100km/h加速4.3秒、最高速度250km/hを実現。電気モーターだけで最大50kmの走行が可能だ。

ルノーがコンセプトカー「MORPHOZ」を発表!?

Santiago Garcesルノーが発表を予定していた「MORPHOZ(モルフォズ)」というコンセプトカーは、街乗りではショートホイールベースで小回りが利き、ロングドライブではロングホイールベースによる高い快適性と追加バッテリーによる700kmの航続距離を実現するという伸縮自在なボディを備えたEVコンセプトだ。

Words 竹花寿実 Toshimi Takehana

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みんなのコメント

5件
  • DS9は言うなれば新しいタルボ・タゴーラであり、クライスラー180です。フランス車というと個性的なキャラクターが売りにされがちだけど、かつてはタゴーラのようないい意味で凡庸な車もあったわけです。タクシーに使われるようなね。その系譜の復活。205のヒットやリュック・ベッソンの映画でキャラクターが変わる前のプジョーもそういう車だった。
  • レクサスの「ほうれい線」ランプ。
    こんなクソデザインを真似しなくてもよいのに…
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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