運営元:旧車王
著者 :お杉
3年ぶりに開催「第14回ゆーるぴあんミーティング」イベントレポート
この夏、各地で数年ぶりに多くのイベントが行われた。
去る8月14日に滋賀県彦根市で行われた「赤祭り」もそのひとつである。
筆者の“赤い”愛車で、参加してきた模様をレポートしたいと思う。
■「彦根赤祭り」とは?彦根藩主であった、井伊家の甲冑が“赤”だったことに因んで“赤い”クルマを集めて行われたイベントである。
2009年を最後に、13年間お休みをしていたという「赤祭り」。
実は、過去行われた赤祭りに筆者は参加していたのだ!
今回開催される情報を滋賀在住の友人から教えていただき、すぐさまエントリーしたのだった。
■赤ければOK!参加車両はオールジャンル!今回のイベントは事前エントリー制となっている。
事務局の判断で“赤いクルマ”と認定された場合、参加が可能である。
これは、過去行われた際も事前エントリー制としており、徹底して“赤”にこだわっていることが伺えられる。
そのなかには働くクルマも参加されていた。
働く赤いクルマの代名詞といえば、郵便配達車や消防車である。
今回、郵便配達車が働くクルマの代表として展示されていた。
来場されたファミリーのお子様は、カブに跨って撮影を楽しまれていた。
他には、日頃彦根城周辺で活躍している人力車、電動コミューターもエントリーしていた。
■個性的でマニアックな車両もエントリー!会場内には、さまざまなジャンルのクルマが参加していた。
ここからは、筆者の琴線に触れた”マニアックな”クルマを紹介していこうと思う。
会場で駐車した際、筆者のブルーバードに興味を持っていただき、声をかけて下さった方が居た。
この方が、初代インサイトのオーナーである。
筆者の記憶では、初代インサイトを間近で見たことはなかった。
初めて間近で見て「非常にコンパクト」という印象を感じた。
デビュー時に「3Lのガソリンで100kmの航続を可能にした」という情報を知り、驚いたことを今も覚えている。
当時、空力を考えリアホイールの半分をカバーしている姿を見て「そこまでするのか!」とメーカーの本気度も感じた。
初代インサイトが「オールアルミボディ」というのは有名な話だ。
しかし、ペダル類、補器類のブラケットまでもがアルミで作製されているのは、あまり知られていないと思う。
今回オーナーからの説明を受け、筆者も初めて知った次第である。
近未来を感じていた、初代インサイト。
しかし、気づけば旧車の域に突入していることを知った。
なかでも気になるのは動力用バッテリーの劣化である。
劣化が進んでいるため、交換が必要になっているそうだ。
対処法として、リビルトや他車種のバッテリー流用が、手段としてあるとのこと。
ハイブリッドカーでは、従来のエンジンオーバーホール、載せ替えに相当するメンテナンスが、バッテリーに該当するようだ。
会場内の参加車両を見て回っていたところ、ヴィヴィオ T-topを発見した。
ちょうどルーフを外しているところだったので、お話を伺うことができた。
オーナーの方は、現在のT-topは2台目とのこと。
驚いたことに、過去乗られていた車両も新たなオーナーとともに、今回参加されているとのことだった!
T-topも初めて、間近で拝見した。
オープンにする際、頭上部分は手動で脱着できる仕組みとなっている。
左右席頭上、センター部分と3部品で構成されている。
Tバールーフにもなる仕組みだ。
Bピラー後方、リアウィンドウ部分は単独で開閉可能だ。
このリアウィンドウが電動で開閉されるということは、あまり知られていないことと思う。
筆者はこのことも、今回初めて知った。
新たに学ぶことが多い。と、いつもイベントに参加する際に思うばかりだ(笑)。
今回、お話を伺ったクルマたちを間近で見ることはなかなかない。
貴重な機会となった。
大変ありがとうございました!
今回ご紹介した2台。
お話を伺うと、イベントに参加した車両は”セカンドカー”とのこと。
お2人とも、別に“本命”車両をお持ちだそうだ。
イベントにも参加できる“セカンドカー”を持つ、旧車マニアな人が増えていると、改めて実感した次第だ。
■クルマだけでなくみんなが楽しめるイベントも!今回、会場ではeスポーツの体験ブース、トークショーも行われていた。
グランツーリスモだけでなく、各自ゴーグルをつけて対戦を行う、体感型のブースも設けられていた。
トークショーでは、過去の赤祭りでも登壇された、赤い彗星ことシャア・アズナブルの声を担当している声優の池田秀一さんが登場したのだ!!!
なぜ?と思われるかもしれないが、演じられたキャラクターにて"赤"にまつわる縁があるとのことで、過去に引き続き登壇されていた。
各アニメキャラクターファンの方々も来場していた。
駐車場では、ガンダムの“シャア”関連カスタム車も多く参加されていた。
クルマが主体ではあるが、自治体が主催だけにそれだけではなく、多くの来場者が楽しめるイベントとなった。
■まとめ:来年の大規模開催予定に期待!今回、13年ぶりの開催となった赤祭り。
閉会式でも、来年は更なる大規模開催を予定しているとのアナウンスがあった。
すでに予定日を決め、場所の確保にも動いているとのこと。
現在、彦根市は彦根城の世界遺産登録をめざしている。
来年は世界遺産登録された彦根城と共に、最大の盛り上がりを今から期待してしまう。
来年はぜひ“赤い”クルマに乗っている方はエントリーされてはいかがだろうか。
●「赤祭り」公式ホームページ
https://www.akamatsuri.com
[ライター・撮影/お杉]
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