現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 13年ぶりに復活「彦根赤祭り」の参加条件は赤いクルマであること!

ここから本文です

13年ぶりに復活「彦根赤祭り」の参加条件は赤いクルマであること!

掲載 3
13年ぶりに復活「彦根赤祭り」の参加条件は赤いクルマであること!

運営元:旧車王
著者 :お杉

3年ぶりに開催「第14回ゆーるぴあんミーティング」イベントレポート

この夏、各地で数年ぶりに多くのイベントが行われた。

去る8月14日に滋賀県彦根市で行われた「赤祭り」もそのひとつである。

筆者の“赤い”愛車で、参加してきた模様をレポートしたいと思う。

■「彦根赤祭り」とは?彦根藩主であった、井伊家の甲冑が“赤”だったことに因んで“赤い”クルマを集めて行われたイベントである。

2009年を最後に、13年間お休みをしていたという「赤祭り」。

実は、過去行われた赤祭りに筆者は参加していたのだ!

今回開催される情報を滋賀在住の友人から教えていただき、すぐさまエントリーしたのだった。

■赤ければOK!参加車両はオールジャンル!今回のイベントは事前エントリー制となっている。

事務局の判断で“赤いクルマ”と認定された場合、参加が可能である。

これは、過去行われた際も事前エントリー制としており、徹底して“赤”にこだわっていることが伺えられる。

そのなかには働くクルマも参加されていた。

働く赤いクルマの代名詞といえば、郵便配達車や消防車である。

今回、郵便配達車が働くクルマの代表として展示されていた。

来場されたファミリーのお子様は、カブに跨って撮影を楽しまれていた。

他には、日頃彦根城周辺で活躍している人力車、電動コミューターもエントリーしていた。

■個性的でマニアックな車両もエントリー!会場内には、さまざまなジャンルのクルマが参加していた。

ここからは、筆者の琴線に触れた”マニアックな”クルマを紹介していこうと思う。

会場で駐車した際、筆者のブルーバードに興味を持っていただき、声をかけて下さった方が居た。

この方が、初代インサイトのオーナーである。

筆者の記憶では、初代インサイトを間近で見たことはなかった。

初めて間近で見て「非常にコンパクト」という印象を感じた。

デビュー時に「3Lのガソリンで100kmの航続を可能にした」という情報を知り、驚いたことを今も覚えている。

当時、空力を考えリアホイールの半分をカバーしている姿を見て「そこまでするのか!」とメーカーの本気度も感じた。

初代インサイトが「オールアルミボディ」というのは有名な話だ。

しかし、ペダル類、補器類のブラケットまでもがアルミで作製されているのは、あまり知られていないと思う。

今回オーナーからの説明を受け、筆者も初めて知った次第である。

近未来を感じていた、初代インサイト。

しかし、気づけば旧車の域に突入していることを知った。

なかでも気になるのは動力用バッテリーの劣化である。

劣化が進んでいるため、交換が必要になっているそうだ。

対処法として、リビルトや他車種のバッテリー流用が、手段としてあるとのこと。

ハイブリッドカーでは、従来のエンジンオーバーホール、載せ替えに相当するメンテナンスが、バッテリーに該当するようだ。

会場内の参加車両を見て回っていたところ、ヴィヴィオ T-topを発見した。

ちょうどルーフを外しているところだったので、お話を伺うことができた。

オーナーの方は、現在のT-topは2台目とのこと。

驚いたことに、過去乗られていた車両も新たなオーナーとともに、今回参加されているとのことだった!

T-topも初めて、間近で拝見した。

オープンにする際、頭上部分は手動で脱着できる仕組みとなっている。

左右席頭上、センター部分と3部品で構成されている。

Tバールーフにもなる仕組みだ。

Bピラー後方、リアウィンドウ部分は単独で開閉可能だ。

このリアウィンドウが電動で開閉されるということは、あまり知られていないことと思う。

筆者はこのことも、今回初めて知った。

新たに学ぶことが多い。と、いつもイベントに参加する際に思うばかりだ(笑)。

今回、お話を伺ったクルマたちを間近で見ることはなかなかない。

貴重な機会となった。

大変ありがとうございました!

今回ご紹介した2台。

お話を伺うと、イベントに参加した車両は”セカンドカー”とのこと。

お2人とも、別に“本命”車両をお持ちだそうだ。

イベントにも参加できる“セカンドカー”を持つ、旧車マニアな人が増えていると、改めて実感した次第だ。

■クルマだけでなくみんなが楽しめるイベントも!今回、会場ではeスポーツの体験ブース、トークショーも行われていた。

グランツーリスモだけでなく、各自ゴーグルをつけて対戦を行う、体感型のブースも設けられていた。

トークショーでは、過去の赤祭りでも登壇された、赤い彗星ことシャア・アズナブルの声を担当している声優の池田秀一さんが登場したのだ!!!

なぜ?と思われるかもしれないが、演じられたキャラクターにて"赤"にまつわる縁があるとのことで、過去に引き続き登壇されていた。

各アニメキャラクターファンの方々も来場していた。

駐車場では、ガンダムの“シャア”関連カスタム車も多く参加されていた。

クルマが主体ではあるが、自治体が主催だけにそれだけではなく、多くの来場者が楽しめるイベントとなった。

■まとめ:来年の大規模開催予定に期待!今回、13年ぶりの開催となった赤祭り。

閉会式でも、来年は更なる大規模開催を予定しているとのアナウンスがあった。

すでに予定日を決め、場所の確保にも動いているとのこと。

現在、彦根市は彦根城の世界遺産登録をめざしている。

来年は世界遺産登録された彦根城と共に、最大の盛り上がりを今から期待してしまう。

来年はぜひ“赤い”クルマに乗っている方はエントリーされてはいかがだろうか。

●「赤祭り」公式ホームページ
https://www.akamatsuri.com

[ライター・撮影/お杉]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【最新モデル試乗】期待のストロングHV登場! SUBARUクロストレックS:HEVの実力
【最新モデル試乗】期待のストロングHV登場! SUBARUクロストレックS:HEVの実力
カー・アンド・ドライバー
新車198万円! スバルの全長4.3m「“7人乗り”ミニバン」が凄い! 得意な「AWD×水平対向エンジン」採用しない“謎のモデル”に注目! 意外な「小型ミニバン」誕生した理由とは
新車198万円! スバルの全長4.3m「“7人乗り”ミニバン」が凄い! 得意な「AWD×水平対向エンジン」採用しない“謎のモデル”に注目! 意外な「小型ミニバン」誕生した理由とは
くるまのニュース
愛車の履歴書──Vol54. 池松壮亮さん(番外・後編)
愛車の履歴書──Vol54. 池松壮亮さん(番外・後編)
GQ JAPAN
トヨタ世界初!謎の「“パイ”エース」に大反響! 屋根なし&12人乗りに「成人式仕様みたい」「オトナも楽しめそう」の声! “マル秘システム”搭載の「ハイエース」がスゴイ!
トヨタ世界初!謎の「“パイ”エース」に大反響! 屋根なし&12人乗りに「成人式仕様みたい」「オトナも楽しめそう」の声! “マル秘システム”搭載の「ハイエース」がスゴイ!
くるまのニュース
頑張れ日産! フェアレディZの2025年モデル発表、あわせて新規注文を再開!
頑張れ日産! フェアレディZの2025年モデル発表、あわせて新規注文を再開!
カー・アンド・ドライバー
もう待ちきれない! [新型GT-R]はなんと全個体電池+次世代モーターで1360馬力! 世界が驚く史上最強のBEVスポーツカーへ
もう待ちきれない! [新型GT-R]はなんと全個体電池+次世代モーターで1360馬力! 世界が驚く史上最強のBEVスポーツカーへ
ベストカーWeb
「ジャパンモビリティショー2024」に若者たちはどう感じたか? 対話と提案で「次世代モビリティ社会」を作る
「ジャパンモビリティショー2024」に若者たちはどう感じたか? 対話と提案で「次世代モビリティ社会」を作る
ベストカーWeb
プライベート空間重視な人におすすめ! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
プライベート空間重視な人におすすめ! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
熊本「交通系ICカード廃止」はむしろ良かった? “大危機”から垣間見える「地方の選択肢」と、都心で広がる可能性とは
熊本「交通系ICカード廃止」はむしろ良かった? “大危機”から垣間見える「地方の選択肢」と、都心で広がる可能性とは
Merkmal
スズキ初ってマジか!! 新型フロンクスの新アイテム採用のヒミツが衝撃
スズキ初ってマジか!! 新型フロンクスの新アイテム採用のヒミツが衝撃
ベストカーWeb
12月7日(土)京都お東さん広場(東本願寺門前広場)で「京都モビリティ会議」開催(入場無料)
12月7日(土)京都お東さん広場(東本願寺門前広場)で「京都モビリティ会議」開催(入場無料)
ベストカーWeb
ルーミー/トール受注再開! 現行は2027年まで販売ってどうよ!? 3年も生き延びるってマジか!? ビッグマイチェンは2025年!
ルーミー/トール受注再開! 現行は2027年まで販売ってどうよ!? 3年も生き延びるってマジか!? ビッグマイチェンは2025年!
ベストカーWeb
全車[EV]化計画を撤回!? ベンツもボルボもEV化減速してるけど…[ホンダ]はどうするん? 
全車[EV]化計画を撤回!? ベンツもボルボもEV化減速してるけど…[ホンダ]はどうするん? 
ベストカーWeb
ホンダが激カッコいいSUV発表! [アキュラADX]みたいなクルマが日本にも必要だろ!
ホンダが激カッコいいSUV発表! [アキュラADX]みたいなクルマが日本にも必要だろ!
ベストカーWeb
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
ベストカーWeb
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
ベストカーWeb
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
Auto Messe Web
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
AUTOSPORT web

みんなのコメント

3件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

335.5372.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.3318.0万円

中古車を検索
インサイトの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

335.5372.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.3318.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村