現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダが“250万円以下”の新型SUV「WR-V」発売へ! インド生産車を初輸入!? 意外な車名の採用理由とは?

ここから本文です

ホンダが“250万円以下”の新型SUV「WR-V」発売へ! インド生産車を初輸入!? 意外な車名の採用理由とは?

掲載 30
ホンダが“250万円以下”の新型SUV「WR-V」発売へ! インド生産車を初輸入!? 意外な車名の採用理由とは?

■生産国のインドと違う車名なの一体ナゼ?

 ホンダは、新型コンパクトSUV「WR-V」を2024年春に国内で発売することを明らかにしました。
 
 200万円台前半から買えるという、若者も手が届きやすい戦略的な価格設定となるようです。

【画像】「えっ…!」めちゃカッコいい! ホンダ 新型「WR-V」画像を見る(52枚)

 新型WR-Vは、既成概念や固定観念にとらわれずに、より自由な発想で自分らしい生き方を表現する人々の思いに寄り添うクルマを目指して開発されました。

 グランドコンセプト「VERSATILE FREESTYLER(バーサタイル フリースタイラー)」。「VERSATILE」は、多様なライフスタイルやニーズに適応できること、「FREESTYLER」は、さまざまな制約を乗り越え、自由に自分らしいスタイルで生きることをそれぞれ表現しているといいます。

 エクステリアは、スタイリングから安心と信頼を感じられるようなデザイン。高く配置したベルトラインと厚みのあるボディ造形とすることで、力強さを表現。アウトドアが似合うコンパクトSUVに仕立てられました。

 また、運転席は高いアイポイントによる見晴らしの良い視界と、セダンのような運転姿勢を両立。

 全長4325mm×全幅1790mm×全高1650mmというボディサイズで、高さや形状を徹底的に突き詰めたフロントフードやスクエアな視界によって車両の感覚をつかみやすくするなど、初心者でも運転しやすいようなスタイリングを実現しています。

 インテリアは、シンプルで水平基調のデザインとし、スイッチ類を中央に配置することで運転しやすい空間としたほか、1Lサイズのペットボトルが入るドアポケット収納や、スマートフォンが収納できるアームレストポケットなどを配置。

 使い勝手の良さを追求するとともに、人が触れるパーツには柔らかな素材を使用するなど、人に寄り添うことを目指した内装を実現しました。

 エンジンは、1.5リッターガソリンを搭載。駆動方式はFF(前輪駆動)です。

 WR-Vの車名は、「Winsome Runabout Vehicle(ウィンサム ランナバウト ビークル)」の頭文字を組み合わせたもの。Winsomeには、「楽しさ」や「快活さ」の意味があり、このクルマと生き生きとした毎日を楽しんでほしいという思いが込められています。

 実は、タイやインドネシアなどアジアでもWR-Vという車名のクルマが販売されているのですが、こちらは全長4m級の小型SUVで、日本の新型WR-Vとは別のモデルです。

 2023年6月にインドで世界初公開された新型「エレベート」が、新型WR-Vとして日本に導入されます。

 なぜ、日本仕様はエレベートという車名ではなく、WR-Vを名乗るのでしょうか。

 ホンダによると、ユーザー調査したところ、エレベートよりもWR-VのほうがSUVらしさを感じられるという意見が多かったといいます。また、グローバル名のWR-Vを日本では使用していなかったこともひとつの理由とのことです。

 ホンダは「CR-Vから始まって、その後のホンダのSUVブランドとして名称を統一しています」といい、ほかにも「HR-V(現在のヴェゼル)」や「ZR-V」など、「〇R-V」という車名のSUVを国内導入してきました。

 新たなコンパクトSUVに、聞き覚えのある「WR-V」と名付けることで、ユーザーに認知してもらいやすくするという狙いがあるのです。

 海外では「〇R-V」のホンダSUVがいくつかあり、3列シートSUVの「BR-V」(インドネシアやインドなどアジア)、フラッグシップSUVの「UR-V」(中国)、コンパクトSUVの「XR-V」(中国)といったモデルが販売されています。

※ ※ ※

 新型WR-Vはインドで生産され、日本に輸入されることになっています。「アコード」など海外生産のモデルと同じく、完成車検査は日本でおこなわれます。

 なお、インド製のモデルを日本で販売するのはホンダとしては初めてだといいます。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
AUTOSPORT web
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
AUTOSPORT web
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web

みんなのコメント

30件
  • poi********
    大した売れないだろうね。
  • NA6C VSP
    なんや日本で新車なのにこのご時世にレシプロ一本勝負か?と言われ慌てて日本仕様のハイブリッドを用意して簡単に300万を越えて埋没していく感じかな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3200.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1680.02480.0万円

中古車を検索
FFの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3200.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1680.02480.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村