空力=エアロダイナミクスは、現在の自動車開発でも重要な要素。Cd値やCl値など数字で表されるものもある。でも、空気の流れは目では見えない。なら、実験してみよう、ということで、2台のクルマでやってみました。
というわけで、実験してみた。
用意したのは、
VWパサートとルノー・カングーだ。
VWパサートは、全長×全幅×全高が4785×1830×1465mm
一方のカングーは全長×全幅×全高が4280×1830×1810mm
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この2台にタフトを貼ってみた。
タフトとは、要するに毛糸の切れ端である。
タフト法と呼ばれる空力可視化方法は、空気の流れ方向の時間変化を調べるために古くから用いられている。クルマの表面に短く切った糸をある間隔で貼り付け、流れに乗った糸の動きから流れ方向の時間変化を調べるという方法(表面タフト法)や格子状の器具の格子部分に糸を付けて流れの中に置き,方向変化を調べるという方法(タフトグリッド法)がある。
なんともアナログな感じを受けるかもしれないけれど、もっともわかりやすい方法とも言える。
ということで、編集部員で手作りタフトを貼っていく。
(かなり面倒)
貼ったあとは、高速道路を一定速度で走ってみて、その様子を観察してみようという趣向だ。
まずは、VWパサート
非常に綺麗に空気が流れているのが見てとれる。ボディの上面、側面ともにタフトはスムーズに後方へたなびいている。注目はフェンダー後部、ボンネット後端、ドアミラー周辺、トランクリッド後端(ボディ後端)。
ボンネットからルーフ、リヤウィンドウまで一直線に流れてきた空気がトランクリッド後端で一気に破綻する。タフトが後端パネルに巻き込まれるように押しつけられているのがわかる。
次は、ルノー・カングーだ。
見るからに、空力性能的には厳しそうなボディ形状。
Aピラーが立っているからこの部分のタフトの乱れが大きい。リヤのハッチゲートでは空気が流れているというより停滞しているのが見て取れる。
ということで、タフト法で空気の流れを観察してみた。
この方法なら誰でも(面倒くさがらなければ)空気の流れを可視化できる。一度挑戦してみてはどうだろうか?
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