2日に決勝レースが行われたインディカー・シリーズ第16戦ポートランド。2ストップ作戦に変更し、優勝した佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)に迫ったライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)は、勝てるレースだったと後悔を語った。
予選ではファストシックスに3台が進み、ポートランドではチーム全体で好調だったアンドレッティ・オートスポート。5番手スタートとなったライアン・ハンター-レイは、レース途中で燃費走行に変更。2ストップ作戦で戦うストラテジーを選択した。
インディ3勝目は琢磨とチームの作戦勝ち「抑えるところを抑えれば、イケると思った」
最後のスティントでは、1秒弱のギャップで琢磨を追い続けたハンター-レイ。最後は琢磨にあと一歩と迫ったが、実際にはもっと早くプッシュすることができたとレース後に後悔している。
「今日は勝つクルマを持っていたけど、僕たちはそれを捨ててしまった。正しい燃料を持っていたんだ。けど、ピットレーンでミスコミュニケーションが起きてしまった。琢磨がピットレーンから出てきて、彼は燃料をセーブしていたので僕はプッシュしなかった」
「その誤った情報が僕たちのレースを無駄にしてしまった。今はかなりがっかりだよ。勝てるクルマを持っていたことをわかっていた。燃焼をセーブするために懸命に努力して、要求された距離を作ることができたが、最終的にそれをペイすることはできなかった」
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