現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「このFK7シビックハッチバックはタイプRキラーすぎる!」ビッグタービン化で動力性能は2.0Lターボを凌ぐ!?

ここから本文です

「このFK7シビックハッチバックはタイプRキラーすぎる!」ビッグタービン化で動力性能は2.0Lターボを凌ぐ!?

掲載 更新 11
「このFK7シビックハッチバックはタイプRキラーすぎる!」ビッグタービン化で動力性能は2.0Lターボを凌ぐ!?

FK7を覚醒させるビッグタービンキットもついに完成

タイプRキラーの戦闘力は伊達じゃない!

「キミはスズキX90というクルマを知っているか?」総販売台数1348台のレア珍車をベースにしたマニアックなゼロヨン仕様!

現行シビックのチューニングはタイプRがメインストリームとはいえ、1.5LのVTECターボエンジンを搭載するシビックハッチバックも潜在能力は非常に高いホットモデル。それを証明するために、FK7シビックハッチバックのチューニングを進めているのがホンダ車チューンの名門“スプーン”だ。

すでに、筑波サーキットでのラップタイムはノーマルのシビックタイプRを上回っているほどだが、スプーンでは“タイプRキラー”としてのパフォーマンスをさらに高めるべく、チューニングを進化させ続けている。

1.5LターボのL15Cは、発売間近のオリジナルターボキット(予価:30万円)で武装。これはMHI製のボルトオン設計で、ハウジング容量やブレード形状の最適化によって、低速トルクと高回転でのパワーを両立させているのが特徴だ。

パワーアップ率はかなりのもので、燃料系はノーマルのままHONDATAのECUチューンで、ブースト1.8キロ時に実測275ps&41kgmというパワーを獲得している。

60φフロントパイプも含めたフルエキゾーストタイプで、高トルク、ハイレスポンスを追求したN1マフラー。砲弾型サイレンサーは迫力の127φだ。

サスペンションには、ドイツKW社のネジ式車高調ベースのオリジナル仕様(FR8kg/mm)をセット。サーキット走行をにらんだややハードなセッティングが施されている。しっかり4輪を接地させながら、オリジナルLSDでガンガン引っ張っていくFFチューンドならでは味付けだ。

ホイールはオリジナルのSW388(8.5J×18+45)で、タイヤにはポテンザRE-71R(235/40-18)を組み合わせる。ブレーキは、フロントにオリジナルの6ポットキャリパーシステムを奢る。

すっきりとまとめられたインテリア。オリジナルのフルバケットシートは、高いホールド性はもちろん純正比5kg減の軽さも魅力だ。

シャープな走りの実現で効果絶大なのが軽量化。デモ車にはカーボンボンネットに加え、ルーフウイングを装着しているリヤゲートもアクリルウインドウ装着のカーボン製。トータルでの軽量化は約50kgに及ぶ。

今回は、この大容量タービンキットの性能を探るために高速周回路でのテストを敢行。その結果は驚くもので、0~50キロ加速:3秒56、0~100キロ加速:7秒58、0~150キロ加速:13秒34、0~200キロ加速:23秒70という、2.0Lターボのチューンドカーに近い記録をマーク。そのまま加速を続け、250.90キロまで最高速を伸ばしたのだ。

なお、最高速はまだ伸びそうであったが、パワーとギヤ比の兼ね合いから250キロ以降は厳しいと判断。踏み切れば260キロは超えたのではないかというのが、ドライバーを務めた稲田大二郎の感想だ。

「テンロク時代のタイプRのような軽快感と、FK8を超えるためのパフォーマンス獲得を目指してきましたが、その核となるターボキットも完成しました。発売時はHONDATAの専用セッティングデータも用意しますので、ご期待ください」とは、スプーン城本さん。

FK7シビックハッチバック乗りに夢を与え続けるスプーン。タービンキットの正式リリースを含め、今後の動向が注目だ。

●取材協力:スプーン 東京都杉並区荻窪5-2-8 TEL:0120-122-095

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

合意された発表スケジュールを遵守するよう細心の注意が払われたニューウェイの契約。現在はすでにガーデニング休暇中
合意された発表スケジュールを遵守するよう細心の注意が払われたニューウェイの契約。現在はすでにガーデニング休暇中
AUTOSPORT web
ルノーの王者が今季6回目のポール獲得も、トヨタの“セカンド”が約5年ぶり2勝目から連勝劇/TC2000第8戦
ルノーの王者が今季6回目のポール獲得も、トヨタの“セカンド”が約5年ぶり2勝目から連勝劇/TC2000第8戦
AUTOSPORT web
昔懐かし「ミゼット」を中国製三輪車「APトライク」で再現! 幻の「アポロ」も装備して昭和レトロ感満載…なんとポップアップルーフも装備!?
昔懐かし「ミゼット」を中国製三輪車「APトライク」で再現! 幻の「アポロ」も装備して昭和レトロ感満載…なんとポップアップルーフも装備!?
Auto Messe Web
「六輪駆動」のハイパーSUV、525馬力のV8搭載 装備盛り盛りのゴツすぎ「ランドローバー」登場
「六輪駆動」のハイパーSUV、525馬力のV8搭載 装備盛り盛りのゴツすぎ「ランドローバー」登場
AUTOCAR JAPAN
メルセデス・ベンツが車種削減を検討 「GLCクーペ」と「GLEクーペ」廃止か
メルセデス・ベンツが車種削減を検討 「GLCクーペ」と「GLEクーペ」廃止か
AUTOCAR JAPAN
2025年のEWCカレンダーが発表に。鈴鹿8耐は暑さで「開催時期の変更も含み検討」も第3戦として8月に開催
2025年のEWCカレンダーが発表に。鈴鹿8耐は暑さで「開催時期の変更も含み検討」も第3戦として8月に開催
AUTOSPORT web
EV初年度最終戦はテスラ同士の争いで“盟主”が脱落。伏兵の勝利で初代電動チャンピオンに/STCC第4戦
EV初年度最終戦はテスラ同士の争いで“盟主”が脱落。伏兵の勝利で初代電動チャンピオンに/STCC第4戦
AUTOSPORT web
【TBCC2024】 トータル7台を購入! 三菱ギャランクーペFTOを愛しすぎた男
【TBCC2024】 トータル7台を購入! 三菱ギャランクーペFTOを愛しすぎた男
AUTOCAR JAPAN
前戦ウイナーのバスティアニーニがプラクティスでトップ。クアルタラロは6番手でQ2進出/MotoGP第15戦インドネシアGP
前戦ウイナーのバスティアニーニがプラクティスでトップ。クアルタラロは6番手でQ2進出/MotoGP第15戦インドネシアGP
AUTOSPORT web
トヨタのシート喪失を受け入れた理由。代役で優勝目前のル・マンは「もう1スティントあれば」【ホセ・マリア・ロペスに聞く(2)】
トヨタのシート喪失を受け入れた理由。代役で優勝目前のル・マンは「もう1スティントあれば」【ホセ・マリア・ロペスに聞く(2)】
AUTOSPORT web
トヨタ「アクア」がアートカーになった!?『ガイアの夜明け』で取り上げられた「ヘラルボニー」との初コラボが「ラリチャレ 利府」に出走します
トヨタ「アクア」がアートカーになった!?『ガイアの夜明け』で取り上げられた「ヘラルボニー」との初コラボが「ラリチャレ 利府」に出走します
Auto Messe Web
[15秒でわかる]スズキ『スペーシアギア』新型…新しいデザインの特徴は「無骨かわいい」
[15秒でわかる]スズキ『スペーシアギア』新型…新しいデザインの特徴は「無骨かわいい」
レスポンス
パリ五輪の金メダリストがIMSA最終戦プチ・ル・マンのグランドマーシャルに任命
パリ五輪の金メダリストがIMSA最終戦プチ・ル・マンのグランドマーシャルに任命
AUTOSPORT web
ブガッティとはすべてが対極! 2107馬力! 0−100キロ加速1.81秒…EVハイパーカーのリマック新型「ネヴェーラR」は規格外の凄さでした
ブガッティとはすべてが対極! 2107馬力! 0−100キロ加速1.81秒…EVハイパーカーのリマック新型「ネヴェーラR」は規格外の凄さでした
Auto Messe Web
横浜ゴムがSF大運動会の近藤真彦会長デモランにプロトタイヤを供給。再生可能原料比率を約60%に向上
横浜ゴムがSF大運動会の近藤真彦会長デモランにプロトタイヤを供給。再生可能原料比率を約60%に向上
AUTOSPORT web
バットマンの「プライベートカー」は超絶ハイパーカー!? ピニンファリーナの「ゴッサム」にため息しか出ない
バットマンの「プライベートカー」は超絶ハイパーカー!? ピニンファリーナの「ゴッサム」にため息しか出ない
WEB CARTOP
【MotoGP】マルケス、予選で2度転倒の大失敗から挽回しスプリント3位「この表彰台が失敗を少し忘れさせてくれる」
【MotoGP】マルケス、予選で2度転倒の大失敗から挽回しスプリント3位「この表彰台が失敗を少し忘れさせてくれる」
motorsport.com 日本版
オヤジ世代の青春を支えた「インテグラ」「bB」「キューブ」など名車が次々と消滅! いまハッチバックが減少の一途を辿るワケ
オヤジ世代の青春を支えた「インテグラ」「bB」「キューブ」など名車が次々と消滅! いまハッチバックが減少の一途を辿るワケ
WEB CARTOP

みんなのコメント

11件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.7235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.8229.9万円

中古車を検索
シビックの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.7235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.8229.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村