独フォルクスワーゲンは12月6日、新型コンパクトSUV「T-クロス」を、本国で発売した。
今年10月にオランダ・アムステルダム、中国・上海、ブラジル・サンパウロの3都市で同時にワールドプレミアされたT-クロスは、「ポロ」や「アウディA1」とプラットフォームを共用する、アクティブな都市生活者をターゲットとしたコンパクトSUVだ。
メーカーは、「コンパクトではあるものの、スモールではない」と主張しており、セグメントの枠を超えたユーテリィティの高さをアピールしている。リアシートは140mmのスライド幅を持ち、最前にした状態ではラゲッジルームは455リッターを確保。リアシートを倒せば1,281リッターにまで拡大する。
装備も充実しており、フルデジタルパネルのコクピットやスマホのワイヤレスチャージ機能が用意されるほか、歩行者にも対応する自動ブレーキシステムやレーンキーピングアシストなども標準装備となる。
発売時に設定されるパワーユニットは1リッター3気筒ガソリンターボのみで、95hp仕様と115hp仕様の2種類がラインナップされる。これらはいずれもユーロ6d-TEMP基準をクリアした最新のユニットで、トランスミッションはマニュアルとDCTが選択可能だ。
ワールドプレミアが世界3都市で行われたことからもグローバルな展開が期待されるT-クロス。スタート価格は17,975ユーロ(約231万円)とアナウンスされており、日本に導入されればトヨタ「C-HR」、ホンダ「ヴェゼル」、日産「ジューク」など国産の人気SUVと真っ向勝負になる。日本の道路事情にピッタリのボディサイズとクリーンなスタイリングも強みとなりそうだ。このカテゴリーの盛り上げ役の1台となることを期待したい。
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