今でもホンダは軽自動車のNシリーズが大人気であるが、初代シビックが誕生した時からパッケージングのよさを活かしたコンパクトカーがお得意芸だった。そんなホンダが誇る名車を各世紀に分けてご紹介しよう。
※本稿は2023年4月のものです
文/片岡英明、写真/HONDA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年5月26日号
兄貴分シビックが恐れた初代フィットって?? ホンダが作る小型車の本気度がハンパなかった!
■世界が驚いた小粒なホンダ車たち
初代ホンダ シビック(1972年)
FF、2BOXの高効率パッケージ、そしてCVCCエンジンによってクリーンカーの扉を開いたコンパクトカーの傑作がシビックだ。2段セミATホンダマチックも設定し、ATを身近な存在にした功労者だ。
初代ホンダ フィット(2001年)
21世紀の傑作は初代フィットだ。画期的なセンタータンクレイアウトを採用し、パッケージの革新を行った。シビックの存在を薄れさせるほどキャビンは広く、走りの質も高い。
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