「A3」誕生100周年を記念して製作
アストン マーティンは、「A3」誕生100周年を記念して、ヴァンテージ・ロードスターをベースにしたトリビュート・モデルを製作した。
【画像】往年の名車の100周年を記念【よみがえるA3/伝統のA3と比較】 全17枚
このモデルは、現存する最古のモデルであり、「A3」という名称で知られているシャシーNo.3が、ケンジントン(ロンドン)のアビンドンロードにあった当時の生産施設から誕生して、今年で100年を迎えることを記念してつくられるもの。
「A3」は、量産が開始される前に製造された5台のアストン マーティン・プロトタイプカーの3番目のモデルで、アストン マーティン共同創業者であるライオネル・マーティンが使用していた。
1.5L 4気筒サイドバルブ・エンジンを搭載した「A3」は、スリムなレーシングボディを備え、1922年に開催された「Essex Motor Club Kop Hill Climb」レースでの優勝を含め、ライトカー・カテゴリーにおけるスピード記録を達成。1923年には、ブルックランド・サーキットで、84.5mph(約136km/h)の速度を記録したことでも知られている。
製造されてから100年が経過した「A3」は、2002年におこなわれたオークションで、アストン マーティン・ヘリテージ・トラスト(AMHT)が多額の資金を投じて落札、現在では同コレクションが誇るもっとも希少なモデルの1台となっている。
トラストによる買収後、「A3」は戦前のアストン マーティンのレストアを手掛けるエキュリー・ベルテッリによってオリジナル仕様に出来る限り忠実に復元された。
歴史的なクルマの100周年を記念し、老舗ディーラーのアストン マーティンHWMは、アストン マーティン・ヘリテージ・トラストと協力して、「A3」に敬意を表したヴァンテージ・ロードスターのトリビュート・モデルの製作を、アストン マーティンのパーソナライゼーション・サービス部門である「Q byアストン マーティン」に依頼。
この特別なモデルは、アストン マーティン・オーナーズクラブのサポートを受け、アストン マーティン・ヘリテージ・トラストが主催する「A3」100周年記念イベントで今月後半に初公開される。
当時の雰囲気を演出 限定3台の詳細は?
アストン マーティンHWMおよびアストン マーティン・ヘリテージ・トラストから依頼を受けた「Q byアストン マーティン」が製作したこの限定モデルは、「A3」のレトロな仕上がりを再現した光沢アルミニウム・サラウンドとブラックのスクエアメッシュを備えたユニークなフロントグリルが特徴。
サドルレザー・ストラップを備えたサイドフェンダー・パネルは、1921年に製作された「A3」の露出したアルミニウム・ボンネットと、それを固定したボンネット・ストラップからヒントを得たという。
手作業で磨き上げられたボディパネルは、戦前のアストン マーティンのレストアを手掛けるペシャリスト、エキュリー・ベルテッリによって丹念に仕上げられた。
このデザインに加えて、オリジナル・モデルに装着されていた「No3」の文字も刻印されている。さらに「A3」に数多く採用されていたブロンズのアイテムを再現するために、ブロンズのブレーキ・キャリパーが装備され、専用の20インチ・グロスブラック軽量鍛造ホイールも装着される。
インテリアは、マイクロパフォレーテッド仕上げの縦溝シート、リアの収納スペースに刺繍されたアストン マーティン・スクリプトを特徴とする。オブシディアン・ブラックのインテリアには、チェストナット・タン・レザーのアクセントとチェストナット・タンのコントラスト・ステッチが施されている。
「A3」のインテリアの特徴となっていた真鍮からヒントを得たアイテムとして、特別仕様のロータリー・スイッチも採用。当時の雰囲気を演出する。
また、センターコンソールには、エンボス加工されたヘリテージ・ロゴが装着される。
ヴァンテージ・ロードスターA3は、限定わずか3台で現在注文を受け付け中という。
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