今季からスーパーGT(GT300クラス)に参戦している#720 マクラーレン720Sのアレックス・パロウは、難コンディションで2位を獲得できたことに満足している様子だった。
GT300クラスの19番手からスタートした720号車は荒聖治がスタートスティントを担当。混戦の序盤戦でポジションを6つ上げてピットイン。ちょうどレース中盤にセーフティカーが出動する直前にピットを済ませたこと。雨量が多くなる中で、ウエットタイヤを選択できていたことが、上位進出の大きな鍵になったという。
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「荒さんがドライコンディションで素晴らしい走りを見せてくれて、何台かオーバーテイクして帰ってきてくれた。戦略もうまくいって、セーフティカーが入る前にピットストップを済ませることができた。そこでウエットタイヤを選択したけど、すごく機能してくれて、レース再開直後に、大きくポジションを上げることに成功した」
そうレース前半を振り返ったパロウ。各車がピットインを済ませると720号車は4番手に浮上。48周目に#96 K-tunes RC F GT3、さらにチェッカーまで残り6周のところで#88 マネパ ランボルギーニ GT3をパスしトップに浮上した。このまま初優勝かと思われたが、スリックタイヤを装着した#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3が残り3周で逆転し、720号車は2位に終わった。
しかし、レースを終えたパロウは2位表彰台を獲得できたことがチームにとって大きな進歩だと語った。
「後半スティントはできる限りプッシュしたけど、レクサス(96号車)とランボルーニ(88号車)を抜くときは苦労した。その時点で路面が完全にドライになっていて、タイヤも消耗し始めていたから、かなり厳しい状況だった」
僅差で優勝を逃したけど、まずは僕にとってもチームにとっても初の表彰台を手にできたことが嬉しい。ウエットタイヤを選択したチームの中でもトップで終えることができたから、それもハッピーだ。この結果はチームにとっても間違いなくポジティブなものになったと思う」
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